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詰めるの やめません?

「ごとうせんせい!」

この呼び方を知っている人はそんなに多くはありません。日中は打ち合わせも兼ね、素敵なパパさんが経営するカフェで子育て談義⇒税務署に立ち寄り、コンビニでコーヒーを買った時でした。

振り返ると、前職で僕の先輩にあたる人が。言われるまで分からなかったんです。ぽっちゃり体系が、下手すれば50キロ台?に痩せていました。加えて、髪がない…。スーツに身を包む出で立ちは変わっていませんが、一気に20歳くらい年を取ったように見えます。当時から顔色が悪い方でしたが、そこは変わってません。

少し話をすると、転職したそうです。前の会社を知る僕からすれば、まぁそうなるだろうなと。

その後、既に3社を渡り歩き、今は再び転職活動中とのこと。今日は面接だったそうです。

少し話をしてみて、何だかいたたまれない気持ちになりました。

パワハラ尽くし

前職を退職したのは、僕がいなくなって1年後との事でした。当時からえげつない会社でしたが、退職直後は心療内科に行くほど、ノルマノルマで追い込まれていたそうです。

でも、結局自分にはスキルがない。他の業界とはいえ、活かせるのは営業スキルのみ(それはそれで結構なスキルだと思いますけどね)。

転職したのは、大手の損害保険会社
※確かに、ここは〇〇とか〇〇〇〇〇〇と比べていい話を聞かない

そこでも、上司から執拗にパワハラを受けたとのことです。長続きしなかったそう。

再び転職で人材派遣会社に入り、1時間半かけて自宅から通う生活が続いたそうですが、今年から、「おい!数字出すまで帰ってくんな!」的な上司が来て、既に彼で同社の離職者は3人目だそうです。

「いつになったら、追い込まれないで仕事出来るのかな…」

僕だって追い込まれてますけど(笑)、それでも「そんなの甘いですよ。仕事は厳しいもんですよ。」なんて、返すことは出来なかったな。気持ち、わかるから。

これだけ人が少なくなる中、いかにしてチームで成果を上げるか。世の中は既にそっちにシフトしているのに、ノルマノルマで詰め詰めな仕事の仕方に、正義なんてあるのかなと。

実は同じ会社の出身の先輩で、やはり転職し、その後激務で障害を発症し、現在車いす生活になった先輩も知っているだけに、この会社の変わらぬ体たらくへの怒りと、人を壊すだけの働き方への怒り。

そんなものがこみ上げた木曜日。

こんな環境、子供たちの世代に残していけません。いつもいう事だけど。

いい加減、脅す・詰めるマネジメント、やめません?

そんなやり方以外にも、社員を動かす・輝かす方法なんて腐るほどあるでしょうに…。

そんなケースを少しでも少なくしたい。

それが僕が生きている意味の一つなんだと思いたい。

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