見出し画像

週刊ごとう Vol6

勝手に気になったニュースを見ていく「週刊ごとう」です。
さて今週の気になるニュースは…

知ってほしい”産後うつ”~92人自殺の衝撃
SNSで死なないで
希望者が70歳まで働き続けられる制度案
人気漫画家が実践した五月病&ストレス解消法

特にびびっときたのはこれでした。

知ってほしい”産後うつ”~92人自殺の衝撃

※下記抜粋

”おととしまでの2年間の人口動態統計を活用し、出産後1年未満に死亡した女性について分析したところ、▽自殺が92人で最も多く、次いで▽がんが70人、▽心疾患が24人、▽出血が20人などでした。自殺した時期をみると、出産後すぐの1か月ですでに10人で、その後も続き、9か月で13人など、1年を通して起きていました。”

産後うつは、様々なサイトや書籍でその概要を知ることが出来ますし、ここ数年、メディアでも聞く機会が”明らかに”増えました。

★パンパース HPより

それにしても自殺が最多。誰か支えてあげられなかったのか…。産まれてきた子供のこれから、残された家族、そして何より、誰よりも我が子に愛情を注ぎたかったはずのママたちの心の痛みを考えると、やりきれないですね。

出産直後の生活を、当事者として体験すると実感しますが、休んで体調を回復させて…なんて問題だけではありません。そもそも休めないんだから。「ママが育休?いいよな~お休みで」「ご飯とか作んなくていいから楽じゃん!」なんて言われた時には、蹴り飛ばしてやろうかと思うくらい、頭に来ます。24時間365日休み無し、立ち仕事は多いし、睡眠時間も不規則に。そして、あったかい食べ物が食べられない。生活サイクルの急激な変化と、何よりも「自分の意志」で行動することが難しくなり、多大なストレスがかかります。

子供をケアすることと同義で、出産前後のママさんの心と体のケアも大事。そのために地域とのつながりや支え合い、社会全体での産前産後のママの抱える課題への理解は確かに重要。でも、足元からも出来ることだってあります。それはやっぱり多くの場合、パートナーの夫が果たすところが大きいと思います

だからこそ、ママだけの問題にしてほしくない。

「俺だって支えたいんだ。でも、出来ないんだ」という男性の嘆きは、あちらこちらに溢れている。それは実はそこまで表面化していません。ですから、一番近くでママを支えるパパを含め、社会、そして地域の課題として昇華していかないと、この問題はいつまでも「ママだけが頑張る」問題としてクローズアップされ続けるのでは…と思っています

★★Goto's Works&Social actions☆☆
~協業・講演や研修等依頼は下記まで~
■NPO法人ファザーリング・ジャパン東北   
Homepage&お問い合わせ ⇒ Here!
■いわてライフキャリアラボ          
Homepage&お問い合わせ ⇒ Here!
=これまで受けた講演や研修等=
・イクメン育成  ・イクボス育成 
・子育て     ・夫婦関係   
・ハラスメント対策・ワークライフバランス
・女性活躍推進  ・マネジメント 
・業務改善    ・採用力強化
・男性育休取得  ・ライフシフト 
・いじめ     ・男女共同参画 
・孫育て     ・人生100年時代
・仕事術     ・時短術 
・チームビルド  ・学生向け講演 ほか


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?