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週刊ごとう Vol2

勝手に気になったニュースを見ていく「週刊ごとう」です。
さて今週の気になるニュースは…

バイアスを外して自己認知力を磨こう
バイトテロは企業が強欲を捨てなければ今後も起きる
時代遅れの営業の世界
社内失業 50代が最多

特にびびっときたのはこれでした。

時代遅れの営業の世界

※下記記事より抜粋

”特に営業職の場合、働き方改革で「ノルマが軽くなる」なんてこともない。
”トップ営業マンはそもそも営業活動が大好き。仕事をしたくてたまらないのに働き方改革で制限される。これもまたおかしな話だ。”
”「営業の世界」は相変わらず、時代遅れだ。
・どんなお客様でも3回訪問する
・ビルの1階から最上階まで順番に飛び込む
・名前と電話番号のみのリストに1日中電話する

などなど。

こんな昭和的な方法をいまだにやっている会社も少なくない。こういった営業活動は精神的にキツイ。よっぽどメンタルが強い人でないともたないし、もし耐えられたとしてもお客様は迷惑でしかない。”

僕も所謂「営業」ってやったことはあります。11年くらい。というか、いまもやってますよね。

仕事をする以上、どうしたって他者とのつながりや連係は必要なので、「自分の武器を伝える」「相手のニーズを聞く」という中で、知らず知らずのうちにやってるんじゃないかなと。

ま、僕の場合は営業だとは思ってません。思わないようにしてます。後述しますが、営業キライなんで(笑)。

一方営業は組織運営に必須

でも、一方で営業って、組織の運営を考える上で必須のポジション。そりゃそうです。資金調達には欠かせませんから。そんな重要なポジションではありながら「採用において”不人気”」な職種でもあります。
Exciteニュースより【衝撃!大学生の9割が営業をやりたくないと回答】

実際、関わりのある企業さんからも「営業職に応募が来ないんですよ…」なんて悩みをお聞きすることもあります。なんでこんなことになるんでしょうね。

ロールモデルが悲惨すぎる

営業って、よく月曜9時台のドラマとかで「上司からパワハラされて」「取引先に頭下げて」なんて場面ばっか描かれてますよね。

極端な方が見栄えが良いからという事なんでしょうが、僕、これが営業不人気の主犯格だと思ってます。

結構昔のこちらのドラマでは、営業の社員が自殺する場面も。これ、実は当時のごとう少年はリアルタイムで見てました。「学校で話題についていけないから、個人的にはクソつまんなかったけど見てた」だけですけど。

でもこの場面”だけ”は鮮明に覚えてるんですよね。その時、子供心に「営業って上司に数字でいびられて心壊れて最後に破滅する職種なんだ~」と感じました。当時から、いじめとかパワハラとか、物凄いムカついてたので、そこから派生して営業って、あまりいいイメージがなくなっちゃったんですよね。未だにこの思いはひっくり返せてません。

それと全く同じとは言いませんが、近いこと思った世の何人が、この後「営業ってカッケ―!」と就職したんでしょうね。

それは未だにそう。少なくとも、営業社員がpositiveに描かれた作品や漫画よりも、「契約斬られると困るんです!」的な方が圧倒的に多い。その方が感情移入しやすいんでしょうかね。

誰もそんな目に遭いたくないですからね。そりゃ営業は敬遠されますよ。

こんな描き方は 上司にもいい影響があるとは言えない

こんなロールモデルばっか見てると、マネジメントする側も「部下ってイビるんだっけか?」なんて思っちゃいますよ。そりゃ。

努力と根性とかもそうですよね。耐えればいいことがあるなんて美化されがち。それらが複合して、「厳しさに耐えてこそ!それは愛の裏返しだ!だから努力しろ!根性見せろ!」なんてカン違いボスや、時にはカン違いパパママを生んでいるように思えます。

厳しさと愛って、信頼の上に成り立つと思うんですけどね。

その大前提を見ることなく、ただ努力と根性だけ求められたらどうなるのか。時には電通の女の子みたいなケースにだって発展します。

そして今の時代、そんな事例はスマホ一つでごまんと調べられるんです。会社の実名とか、上司の実名とか、応募条件が実際どうなのかとか。

企業が出来ること

簡単です。

冒頭で引用したような「昭和営業」スタイルからいち早く脱却し、どれだけポジティブなロールモデルを発信できるか。

それを実現したらいいんです。そしてどんどんうちの営業社員はこうですよ!って発信したらいいんです。包み隠さず嘘つかないで。

あとね、もう一個。

ノルマとか数字って言い方ってやめたらいい。
「チーム目標」とかそんな言葉にしたらいいんですよ。

仮に上司が、愛と言う名のもとにOSだとして…

「てめぇまだ数字行ってねぇのか!」
「でもボスが統括するチームですよね?」
「そうです!〇〇さんだけの責任じゃないんじゃないですか?」
「そもそもチーム目標の数字振ったのボスですよね?」
「ヒソヒソ(自分の無能を擦り付けてるわよ)」
「サイッテー…」
「自分でやったらいいんじゃないですか?」
「また怒鳴るんですか?」
「う…」

きっとこんな風にチームワークですよ!営業は!路線に持ち込めるかも。
※パワハラ防止にもなっちゃったりして

要は、これまで色々な媒体を通じて築かれたテンプレートから脱却すること。それが、営業職不足の未来を打破する基本スタンスじゃないかなと思ってます。

それに営業ってビジネスの基本って言いますよね。働き方改革にも同じことが言えると思ってます。

営業が成果を達成し、定時に帰れる。そのためには多くの情報共有や効率化、上司と部下のマネジメントにおける改革、ハラスメント対策と、改革に必要なあらゆる要素を進めていかないといけません。

ですので、営業社員の社員満足向上を実現することこそ、組織の働き方改革の一つの完成形だと思います。

どこから手を付けようか悩んでいる皆様は、ぜひこの辺りからチャレンジしてみては如何かと。

じゃあ具体的にどう進めたらいいかって?
そんなの簡単。僕に連絡ください。(←営業↓)

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