チラシ表

東北フォーラムへの想い その1

こんにちわ、ごとうです。今週より何度かに分け、今回主催するファザーリング東北フォーラム2019への想いをしたためていこうと思います。

その前に、皆様台風は大丈夫でしたか?被害に遭われた皆様の早期の生活復旧と、これ以上被害が拡大しないことを心よりお祈り申し上げます。

ということで第1回は、下記についてのんびりと書いていきます。

岩手の子育てを変えたいんです

僕が父親になって8年。この間、色々ありました。

勿論得たものも沢山。でもそれと同じくらいに「これはなんとかしなきゃ」という課題を感じたのも事実です。

僕が父親になったとき、既に世のなかには「イクメン」という単語が生まれていました。自分をそうだと思ったことはありませんが、妻と二人で子育てしていくんだ!という思いに目を向けるたび、どこかで「イクメン」は意識していたのかもしれません。

ところが、いざ父親として子育てに関わろうとすると、こんなにも上手くいかないものなのか…ということが世の中には沢山ありました。

俺がやっちゃダメなの?

産後、ママが一人で娘のことを見てくれている。夜中に何度も起こされるし、日中だって「何でそんなに泣くの?」というくらいに泣きまくり。コミュニケーションだって取れない。やっとご飯と思えば、泣き出す。やっと座れると思えば泣き出す。その繰り返し。休まる暇なんてないです。

一方僕は、快適なオフィスに座り、お昼は関係者や同僚と外食だってできる。座りたいときに座れる。自分の意志で動くことが出来るんです。

その代わり、僕はいわば会社の所有物。結局は雇用継続を盾に、言いたいことも言えず、休みたいときに休めない。毎日9:00~翌日の3:00頃まで拘束され、役職柄、数字の達成と日々にらめっこし、危うい場合は脅し脅され。そんな毎日でした。

お互いに自由もない。余裕もない。そんな毎日。2人が疲弊するのにそんなに時間はかかりませんでした。

それでも、ママに「もう限界」と言われてから、チームメンバーの助けもあり、定時で帰る事が出来るようになってきた矢先、娘が高熱を出します。

妻も高熱。このままではもたない。そう判断し、会社に休みを申請します。

すると返ってきたセリフは、耳を疑うものでした。思い出すとPC破壊したくなるくらいに怒りが沸くので書きませんが、結局その時に感じたのは「子供を優先する社員は使えない」というメッセージでした。

その時に思ったんですよね。

世の中仮にこんな会社ばっかりだとしたら、男性が育児や家事をやることなんて、特権階級か都市伝説だと。

行く先々で「子育てとの両立ってどうしてます?」と男性に聞くと

・もう無理だから諦めて稼ぐことだけ考えてる
・どうにかしたいけどどうしようもない
・は?アンタ正気?

と、そんな答えばかり。当時の僕の絶対的な外部との繋がりが薄かったこともあるとは思いますが、それでもネガティブな答えばかり…。

妻と二人で子育てしていきたい。そんなの無理なんだろうか…。

そう思ってました。

今でこそ、ご飯作ったり、カーペットをクルクルする奴を定期的に変えたり、授業参観に合わせて仕事のスケジュール組んだりが出来るようになりましたが、その一方で令和に突入して未だなお、

・子供の行事で休みづらいから会社に内緒で理由付けて休んでいる
・育休なんて口にしたら飛ばされる

なんて環境で、悩み苦しむパパが、ここ岩手にはいるんです。そして、そういうパパに限って、「ママと2人で子育てしたいのに…」と真剣に家族と向き合ってる人ばかり。こんなのってないですよね。

だから、変えたいんです。

子供達が大きくなったときに、そんなくだらないことで悩んでほしくないんです。

だからみんなで考えたいんです。どうしたらいいんだろうって。パパもママも子ども達も、そして企業や地域もみんなでハッピーになるためには?って。

今回のフォーラムを、その一歩としたいんです。

それが僕がここに秘めた思い1。僕にとってのロックです。

PART2へ続く

ファザーリング東北フォーラム2019

★イベントページ
https://www.facebook.com/events/369575867310820/
★申込フォーム
https://forms.gle/BgsktEaMVBtc4KHYA


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?