【ダイビング】耳抜きについて

初心者〜上級者までダイビングをする上で欠かせないのが
【呼吸】と【耳抜き】
今回は、耳抜きについて紹介するよ!!

耳抜きとは


人間のカラダには空間があるのはご存知だろうか。
大きく分けて4つ
・耳
・副鼻腔
・消化管
・肺  

海に潜ると気圧変化をして空気が収縮していくんだけど・・・

カンタンに言うと耳以外は病気でない限り、特段問題は起きないです!

では、耳はというと・・・

【耳抜き】をしないと空気が密閉された状態だから海に潜るにつれて痛くなる

だから耳抜きをするんだよね🤗

耳抜きの方法

耳抜きの方法は大きく分けて2つあるよ!
これだけ覚えていれば、基本的には大丈夫!

鼻をつまむ方法

鼻をつまんで、「肺の空気を鼻へ送る」イメージ

鼻をつままない方法

つばをゴックンと飲む方法

もし、そのほかに選択肢を持っておきたい方はこちらを参考にしてね🤗

フレンツェル法
鼻をつまんで声門を閉じ、舌根(舌の奥)を挙上する動作を行うことによって耳管へ空気を送り込む方法です。バルサルバ法を習得したダイバーは、経験を積むに従って自然に習得することができるエキスパート用の耳ぬき方法で、耳への負担が少なく、最も安全かつ理想的な耳ぬき方法です。

マウスフル
鼻をつまんで肺から口の中に空気を送り込み、頬の筋肉を使って空気を耳管に押し込む方法です。アプネア競技のベテランフリーダイバーがよく用いる、難易度が高い耳ぬき方法ですが、少々強引に耳に空気を送り込んでしまうことがあり、うっかりすると耳に障害が起きてしまうことがあります。スキンダイビングで息を止め、一気に深度を下げて潜る競技には有利なところが多いのですが、呼吸をしている一般のスクーバダイバーにはお勧めしにくいところがあります。

トゥインビー法
鼻をつまんだまま嚥下動作を行う方法で、嚥下法に限りなく近い耳ぬき方法です。多少は嚥下法よりも有利な点がありますが、逆に言えば、嚥下法ができる人でなければ、この方法もよく抜けないことになります。嚥下動作を行うと、口蓋筋群の一つである口蓋帆帳筋を収縮させて耳管を開放させるのと同時に、軟口蓋(のどちんこの周囲)が跳ね上がる動きが起き、その結果鼻孔から少量流出しようとする空気を、鼻をつまむことによって耳管へ送り出す方法です。

鼻をつままない方法

口蓋筋群を動かす
あくびをかみ殺す動作、顎を前後や左右に動かす、歯を食いしばるなど口蓋筋群を動かすことによって、口蓋筋群の一つである口蓋帆帳筋も収縮させ、嚥下を行わないで耳管を開放するという方法です。頻繁に嚥下動作を行わないためにやりやすいのですが、一部の人にしかできない方法で、これもやはり持って生まれた体質といえ、訓練ができません。

オートマチック
何の動作もせずに深度を下げても、自然に中耳腔への圧平衡ができる状態です。持って生まれた究極の特異体質といえます。やはり治療や訓練は不可です。

引用:マリンダイビング

耳抜きのコツとタイミング

🔽参考

  • まず水面で耳抜きをしてみる。
    (耳が動いたのが分かればOK)

  • 優しくこまめに耳抜きを行う
    1.水深5mまでは、50cmごとに耳抜き
    2.水深5〜10mは1mごとに耳抜き
    3.10m以深は、耳に圧迫感を感じる前に

要は「やりすぎかな?」って自分でも思うくらい耳抜きをしてしまってOK!

まとめ

耳抜きは空間の圧を平衡に戻すためのもの

海に潜ると圧がかかる。
人間には空間が存在するが、圧がその空間を収縮する。
そうすると痛くなる。
これを【耳抜き】によって解消する。

耳抜きの方法は2つ

耳抜きにはいくつか方法があるが2つだけ覚えておけばOK
・鼻をつまむ方法
・鼻をつままない方法

耳抜きのコツとタイミング

優しくこまめに

これが大原則

以上、参考になれば嬉しいです!

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