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Re:畑でできる!稲は適当でも育つし、適当じゃ育たない! #6:雑草、虫。そろそろ出番ですよ。

注意!ここから無修正の虫が登場します!苦手な方はブラウザバックを!

この企画の動機については#1を見ていただければ幸いです。

今回は6月に発生したトラブルを中心にまとめていこうと思います。

「小出しにするな!」という幻聴が聞こえてきそうですが、精米して食べるところまで収めると作業量が多すぎて私が発狂しかねないので、ご容赦を。

話しておきたいことと、トラブル発見時の日時を目次にしています。

ではいってみましょう!


私の虫に対する考え方

子供の頃の私は心優しく、パンジーに付くカラフルな芋虫を手のひらに乗せて遊んでおりました。しかし、ある悲しい過去のトラウマにより芋虫が一切ダメになりました。結構素手で捕まえてポイっとする人がいますが、私はもう視界に入れるのも無理なレベルです。

私は基本的に無農薬栽培を行っています。これは生態系維持、天敵利用のためが7割、農薬がめんどくさいのが3割といったところでしょうか。多品目栽培をしていると、農薬の適期とか適用とか回数とか濃度とか収穫前何日とか管理するのが無理なんですよね。

一部、自然農的な考えを汲んだことをしたりしますが、「虫を敵としない」レベルまでの菩薩マインドに達していないので、目に余る奴は転がします。そこは先にお伝えしておこうと思います。

無農薬にはメリット・デメリットがある

正確には『無農薬のデメリットを消すために農薬がある』というべきでしょうか。なので、デメリットを許容できるのであれば、別に農薬は不要です。

私は芋虫無理系の消費者なので、慣行農家さんには頭が上がりません。

これから無修正の虫画像が出ますが、この場末の記事を未経験者が見たとき

しっかりとデメリットも見たうえで無農薬の道に進んでほしい。

メリットも、デメリットも併せて提示してこそ真のジャーナリストである。という謎の使命感が沸き上がり、本筋から逸れた話がすでに400文字原稿用紙2枚分に達してしまいました。早い話心が折れるのは早ければ早い方がいい、ということですね!

6/21 雑草と間違って稲を抜いちゃった!

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……などということがないようにしましょう。

引っこ抜かれているのは恐らくアキメヒシバという雑草で、株もとの色がやや赤みがかっていますよね。こいつが陸稲のド真横に生えてくるもんだから草取りが結構めんどくさい。

6/28 第一芋虫発見!

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嫌な予感がする。

↑ 畑の見回りをしていたら、こんなものを見つけました。開けたのが ↓

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うへぇ…
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下手人はこいつ

イチモンジセセリ(イネツトムシ)ですね。私は声に出して読みたい日本語上位としてイチモンジセセリを押していきたいと思います。ちなみに成虫はかわいいですよ。検索すると丸々と太った幼虫とセットで表示されるのが玉に瑕ですが。

メンタル回復ゾーン

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カマキリがどこにいるかわかるかな?

知っていますか?カマキリって芋虫も捕食するんですよ。オオタバコガ終齢幼虫をムシャムシャしてるのに遭遇した時はあまりのグロさに三度見しました。後になって稲栽培を振り返ったときに、イチモンジセセリでそこまでの被害が出なかったのも、こういった天敵がいるからで、これこそが無農薬の妙なのかもしれません。

ちなみに、今☝画像をまじまじと見たらイチモンジセセリも映ってますね。

カマキリ発見チャレンジが簡単だった方はチャレンジしてみてください。

お得で便利なアイテム紹介

今日ご紹介するのはこちら、名付けて『ワームスレーヤー』

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友情出演するホオヅキカメムシ

100均のバーベキュー用トングの先端を叩いてフラットにして、芋虫をつかみます。軍手が臭くならないようカメムシを払ったり、割りばしでは取れない吸引力のスズメガ終齢幼虫を葉っぱから引きはがせます。オススメ。

しかし、このシリーズ#いくつで完結するんですかね?


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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