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試された植物㉛:ヤーコン

北薩の畑で試された植物
エントリーNo.㉛:ヤーコン
オススメ度:★3
芋虫注意度:あんまり気にしないでいい
一言まとめ:とりあえず植えてみて損はしないんじゃないかな。

キク科の植物なので菊みたいな花が咲きます。
塊根はさつまいもみたいな形状をしていて、食べられます。
塊茎は来年の種イモに使えます。
貯蔵によりフラクトオリゴ糖がオリゴ糖に分解されて甘みが出てきます。
←ヤーコンとさつまいも→の素揚げ
ヤーコンとパパイアのきんぴら。

オススメ度は★3です。

フラクトオリゴ糖による健康効果が期待できるのが強みですね。収穫と同時に種イモを確保できるので、栽培コストはだいぶ抑えられるかと。収穫後追熟すると甘みが出て生でも食べられるのですが、そういう食べ方をするのなら時期的に梨でいいんじゃないか?という。体にいいのはわかるんだけど、どうやって食べようか…と収穫後に悩むことになるタイプの作物です。

大規模に栽培するとどうなるかは不明ですが、無農薬栽培に向いている感じはしました。開花期に花を食べに上がってきたヨトウムシが霜にやられてましたね。収穫せずにほっといたものが畑の隅に野生化して2年経っても元気にやっています。

加工までして商品化する方向なら結構可能性があるんじゃないかと。

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