秋だからなのか、急にエモい気分になって書いてます。
これは僕と、僕の後輩が新卒で入った会社で実際に体感したリボ払い地獄をと抜け出すマインドセットと教訓を書きました。
給料が少ない、お金が無い、成果を出してるのにお金で返ってこない･･･って思ってる若手の方が、現状打破するきっかけになればいいと思って書いてます。

昨日、後輩に会った。

僕も後輩も、元々新卒で日系の超がつく大手メーカーのグループ会社に入社し、外資ITへ転職した。
彼の今時点のモチベーションは金。もっというとリボ払いの借金返済。
当時転職した僕のモチベーションも金。もっというとリボ払いの借金返済。

大手のメーカーは安定して高収入って言ってたやつは誰だ?おかしいじゃないか。

ちなみに、僕も後輩も入社2〜3年目くらいで本部長賞や社長賞にノミネートされるくらいの成果は出していた。仕事ができないどころか、若手のホープである自負を持っていた。
決して仕事ができないわけではない。むしろ、俺達は仕事ができたし、結果的に外資系に転職しても成果を出せた。

そして、
特別な無駄遣いをしていた訳じゃない。
車も持っていない。家も持っていない。

今までは俺が金遣い荒くてリボ払いで悩んでいたのか･･･と思っていたけど、優秀な後輩まで同じ思いをしていたのかって思うと胸が痛くなった。

そして、これは会社が悪いんじゃないのか?とも思うようになった。
なので、
辛酸を嘗めた思い出話が1/3、
後輩たちが同じ過ちを犯さないようにという思いが1/3、
搾取に警笛を鳴らすってのが1/3で、
なぜ後輩と僕がこうなったのか過去に遡って紐解いていこうと思う。

余談:Tajyusaim Boyz

ちなみに、プライベートでDJしている僕が個人的に、Tajyusaim Boyzというラッパーにハマっていて、彼らの曲である｢リボで買う｣が笑えるようで笑えないからよかったら聞きながら読んでほしい。

おすすめのパンチラインは、

“じっちゃんばっちゃんジッタンバッタン言わずに金貸せ！”
by Pizza Love

入社時から搾取が始まる。

僕たちの入社した会社は新人研修がとてもしっかりしている。
マネーリテラシーの教育までしてくれるんだ。

お付き合いの深いXX銀行で口座を作ろう!
自社株を買おう!
財形貯蓄をしよう!
自社ブランドのついた年会費0のゴールドカードを作ろう!

すべてここからスタートする。
当時、何もわかっていないし、知らない僕たちは素直に全部言われたとおりにした。当時、マネーリテラシーが低かった自分たちが悪いのだが、ここから破滅が始まる。
限度額100万円のゴールドカードが人生を狂わせるのである。

諸悪の根源は寮にある

そんなこんなで、2ヶ月ほどの新人研修が終わると、新人はそれぞれ本部がある東京、名古屋、大阪のどこかに基本的に配属される。
僕も後輩も地元が関西以外だが、関西営業本部に配属され、大阪でビジネスパーソンとしてのキャリアをスタートさせた。

ここで、地元が関西以外の新人のほとんどのは寮に住むことになる。
(あ、そーいえば関西配属の同期の女子は全員関西出身だったな･･･)
僕は高校時代に寮生活をしていて、寮の楽しさ、通勤通学時間の圧倒的な短縮というメリットを知っていたがこの会社の寮はちょっとおかしい。

職場までの通勤時間1時間45分!!!!

それって寮なの?通える距離じゃない!!都内勤務、千葉や埼玉住まいの人でももっと時間短いでしょ!!
茨城から東京へ通勤してる人でも1時間って言ってたぞ･･･

そもそも、毎日3時間半、1週間で17.5時間、およそ2営業日無駄にしているようなものだ。と考えた僕は最初から入寮を拒否。
(ちなみに、後輩の時代には寮はなくなっていたらしい)

じつは、ここで罠がある。
寮を自己都合で出てしまうと、びっくりする金銭的なダメージを食らうのである。

･寮生活:寮費はほぼ0円、朝晩の食費は2万円くらい。
･自己都合の退寮者:家賃補助7,000円

なんと、補助金額が7,000円である。
見間違えないように漢字で書こう。七千円なのである。
大阪近郊、ワンルームマンションに住もうと思うと、どんなに安くても6万円、光熱費その他諸々で8万円程度かかる。さらに食費も入れたら11万円くらいはかかる。
なのに7千円。まじで生きていくのでギリギリ。

通勤が片道1時間45分かかる寮に幽閉されるのが嫌で時間的なメリットを取ると、相当な金銭的ダメージを受けるのだ。
(この時点でこの会社のヤバさに気づけよって話なんだけど･･･)

こんな結果になるとは知らされていないから、
当時の先輩や上司に相談したが、
｢いや、実際に1回出ちゃってるし、ルールだから。｣
と、取り付く島もない。
そりゃないよ･･･こんなに差があるならもう少し考えたじゃん。
(でも、通勤1時間45分を推奨する会社って絶対におかしい。)

そして、ある時、関西営業本部のトップ、執行役員兼本部長は、
｢あの新人、自己都合で寮から出たんだって、生意気だな。｣って言っていたらしく、
それを当時の上司から
｢本部長がそんなこと言っていたから気をつけろ｣なんて言われた。

なにに気をつけるんだろう。意味がわからない。

ちなみに、数年後、老朽化で寮がなくなるのだが、それが理由で寮を出た同期達は6万円くらいの家賃補助を貰っていた。
この時点で5.3万円/月くらいの差がついてた。仕事ができるできないじゃなくて。

え、、、じゃあ、僕にも支給してよ。
って言ったけど、｢無理。にしてもワガママだね｣って管理部長に一蹴されたな。

1年目は気にならなかった差が、2年目から出てくる

基本的に1年目の新人には残業させるな!!というお達しが出ていたので、残業することはなかった。給料も先輩や上司から
｢うちの会社、給料悪くないだろ?これからも頑張れよ?｣って言われていたし、こんなもんだろうと思って頑張った。
(けど、実際の給料は新卒の一般的な平均値なので多いも少ないも無い)

2年目になると、そろそろ仕事での成果が変わってくる。
新規開拓で結果を残すやつ、全然ダメで仕事が遅いやつ。

僕はダラダラ仕事するのが嫌いだから効率化できることは効率化して、極力早く帰るようにしていた。
見積もり資料だの、サーバの構成作りだの、すべてマクロを組んだりして、とにかく効率化できるものは効率化した。
その結果、毎月の残業時間は、ほぼ0になっていた。
僕の後輩もまったく同じだったらしい。

ちなみに、僕も後輩も成果も出していた。
自分の与えられた予算は必ず超えていた。

でも、成果も出さず、仕事の遅い人達は、毎日22時ごろまで残業をしていた。その結果、毎月残業している仕事のできない人は、残業手当を毎月10万円くらいも貰っていたのだ。

納得がいかない。
仕事のできるできないは関係なしに家賃補助で5万円以上。
(むしろ、無駄な通勤時間をカットしてることに対して評価してよ。)
実際に仕事が早いために残業代で10万円以上
(いや、早くて成果出してることを評価してよ!!)
毎月15万円も僕のほうが手取りが少ないのだ。

ちなみに、2年目の僕や後輩の毎月の手取りは20万円を切っていた。
年収で行くと350万円とちょっとくらい。
そこから奨学金だったり、家賃、食費を払っていくと本当に毎月給料日前はお金がすっからかんだったし、自分への投資なんてまったくする余裕がなかった。

就職活動のときに母に買ってもらった革靴1足で駆けずり回って営業していた。雨の日も外回りをした。
でも、そんな革靴もいつしかボロボロになって穴が空いていた。
革靴を買わなきゃ。。。
でも革靴買うお金が無い。

ある時、3年上の先輩に相談をしてみると、
｢俺もお金無いけど、カードで支払ってあとから分割にすれば乗り切れるで。そのままにしてたら俺も返済20万くらいになっちゃうから、分割にしてんねん｣って教えてくれた。

なにそれ、魔法じゃん!革靴もだし、服も買える、焼き肉もいけんじゃん!!
と、僕の中で革命が起こった気分だった。

そう、これがリボ払い地獄の始まり。

その先輩は毎日22時まで会社にいた。後から知ったけど、その先輩は毎月のカード代払うために22時過ぎまでダラダラ仕事を残して、残業代をもらうようにしてたらしい。

6時29分の壁

これって、法律的にスーパーグレー(というか黒)なので今は是正されているかもしれないが、
定時が17時半、そこから30分の謎の休憩で18時。
残業は30分超えてから、つまり18時30分になってようやく30分の残業が付き始めるという謎の勤怠だった。
あれ、17時半が定時なのに、18時29分までは残業がつかない。この時間なんなの?
後輩も僕もある程度仕事は早かったし、この謎ルールによって、更に残業代をもらうことは困難になっていた。

そんな謎ルールをもろともせず、残業代をもらうためにわざとゆっくり仕事してる先輩がめちゃくちゃたくさんいたってこと。

自分も生活残業をすればよかったんだけど、なんか搾取されてる気がしてやらなかった。

給料が少ないんじゃないかと気づく

僕が2年目のとき、粗利の予算達成率が230%だった。
そして、ボーナスの評価は2年目で最高となるA+だった。
後輩も2年目でA+だったらしい。
このA+が死ぬほど腹立たしい。

2年目のボーナス最低評価はBである。
粗利がほぼ0の同期もいた。それでもAを貰える。
実は、この評価、どんなにいい評価を取ろうが、悪い評価を取ろうが、
その上と下の差は2万円しか無いのである。

ちなみに、同期より問題は仕事のできない先輩です。
自分の粗利の半分くらいしか売ってない超ベテランの先輩は、僕らの倍以上のボーナスを貰っていた。
その先輩の生産性俺の1/4やんけ!!って当時思った。
なんなんだ、これは。頑張り損なのでは?

周りの先輩や上司に、
｢なんで会社は成果主義って言ってるのに、頑張って成果出したのにこんなにもらえないんですか?｣
って聞くと、
｢そんなもんだから、みんなそうやってきた｣

って言われた。なにそれ。意味分かんない。

実は僕が同じことをいった丸3年後、後輩も同じこと言ってたらしい。
そして同じことを考えたらしい。
｢ギリッギリ100%達成するくらいまでやってあとは手を抜こう｣

ちなみにボーナスは、奨学金はもちろん、スーツとか革靴とか鞄とか、仕事で使うものをボーナス払いで買っていたので、入ったと同時になくなってました。

あと、僕は趣味に無い袖を頑張って振ってお金を使っていた
｢お前が好きでやってたことだから自己責任だろ｣って言われたらそれはそれなんだけど、俺にも趣味くらいは欲しい。
(寮に入ってた人達は金銭的に余裕あってゴルフしてたな･･･)

ちなみに、僕はDJしてて、クラブに遊びに来てくれた知り合いのお客さんには絶対1杯おごるって決めていた。
それは、僕に良くしてくれた先輩達がみんなそうやってお客さんをもてなしていたから、俺も社会人なんだし見習って同じことしようって決めていた。
でも、そのお金も結構バカにならないくらいダメージを食らってた。

社長賞やMVPも取ればとるほど虚しくなる。

僕は3年目に社長賞にノミネートされた。(受賞には至らず)そしてその成果を認められて、関西で200人営業がいる中のMVPをとった。
後輩は3年目に社長賞をとった。そしてMVPもとったらしい。

ちなみに、このMVPをとってもボーナスは2万円しか変わらないし、
MVPの副賞でもらえたのがJCBギフト3000円、しっかり課税対象。

なんか悲しくなった。200人営業いて、その中でトップクラスの成果だして、その評価って3000円なんだ。

DJだって決してギャラが多いわけじゃないけど、
｢お前も大人だし、今後はギャラ出せるようにしてやるよ｣って言ってくれた先輩がいた。
｢今日はプレイも集客も良かったから｣って自分の取り分減らして僕に5000円のギャラをくれた先輩がいた。

ましてや、200人の中でトップの成果を出したのに、大企業は俺に3000円しか出してくれないんだって。
ほんともういいよ。悔しくなって
｢このギフトカード要らないです｣
って言ったのを覚えている。
そしらた、それを生意気なやつだって言ってた人がいたらしい。
そうか。そうなのか。

ちなみに、僕の後輩もその2年後、社長賞とMVPをとった。
そしてその商談を取るため、ほぼ毎週接待をしていたらしい。会社命令で。なのに、｢接待費用は半額までしか負担しません｣という謎のルールで首が絞まり、リボ払いに手を染めていったらしい。

気づいたら抜け出せないくらいのリボ

どんなに頑張っても給料は上がらない。
100%ギリギリに調整するくらい手を抜いているから残業のしようもない。
家賃補助もない。けど、俺にはゴールドカードがあるから大丈夫。
いつか、リーダーや課長になったら給料も増えて返せるはず!
(上が詰まってるから実際はなれないんだけど･･･)

と思っていた僕にある時恐怖が起きる。
カードが通らないのである。

当時の僕たちには意味がわからなかった。
カード会社に問い合わせると、｢お使いのカードが限度額に到達しているため使えません｣だって。なんだ、この恐怖感。

数日して、これは真剣にお金を稼がないとまずいぞ･･･
となり、｢会社に40まで残っていたらそのうち給料が増える｣とか、｢今の案件終わらせてから｣とか、そんな言い訳をふっとばして、給料の高い会社に転職しないとまじで人生が終わってしまう･･･と思って転職活動をするのであった。

モチベーションは完全にリボ払い地獄の脱出である。

そして、なんとか転職をすることができた。
その3年後、後輩も全く同じ思いで僕と同じ会社に転職してきた。

転職して気づいた日系大手の闇

転職する前は、

･自分たちはそこそこの給料をもらえて
･安定していて、
･福利厚生が抜群にいい
･いつか、給料もめちゃめちゃもらえる

と思っていたし、転職した時点でも、目的がリボ払いからの卒業で、それ以外ほとんど考えられていなかったため、上記が間違ったことだと気づいていなかった。

ただ、実際に外資系の企業で働くにつれて、
実際は｢日系大手で働く優秀な若手ほど搾取されて、損をしていているんだ。｣という実感をする。というか、マインドコントロールから解き放たれていく感じがした。

前の会社で誰かが言っていた。｢出る杭は打たれる｣って。
でも、僕らの転職した先は、出る杭は、なんでこんなに出ることができたのかみんな知りたいし、シェアリングサクセスしてよ。
っていう本当に良い文化だった。

福利厚生も今まで大して良くなかったことに気づいた。
転職先は、飲み物、軽食全部タダ。
毎月1万円まで、自分の健康に投資していいよっていうウェルネス補助まである。
有給にリモートワークも自由に取れて、
シックリーブ(病気用の有給)もあるし、
ボランティアのために取れる休暇も6日もあった。
年間の目標を達成すればハワイ旅行だってある。

そして何より、給料が全然違った。
僕も後輩もインサイドセールスで入社したのに、
新卒で入った会社のボーナス+10万円くらいが毎月の給料になったのだ。

転職するって言った時、僕の直属の上司である支店長は、
｢社会人5年目にもなってテレアポずっとするんだろ?｣
ってすごいインサイドセールスをバカにしてたけど、毎月ボーナス以上の給料貰えるし、インサイドセールスは今後のビジネスのトレンドになるし、必須スキルだろって僕は思ってた。

そして、ある程度の金銭的な余裕が生まれて、初めて気づいた。
とにかくカードと奨学金の返済に追われていて、少し働くだけでもストレスだらけで、すぐに気力がなくなってしまう自分だったのに、
ある程度の金銭的な余裕ができると、圧倒的に仕事のパフォーマンスが上がるっていうことに。

そして、視界もすこしだけ広くなった。
今までは自分達よりも不遇な状況にある人と自分を比較して自分の立ち位置を保とうとしていた自分が、
自分より優秀な人をみて、その人みたいになるにはどうしたらいいんだろうって、上見るようになった。

そう思えるようになると、仕事がもっと楽しくなったし、がんばれたし、もっと成果もだそうと思えた。

そういえば、新卒の会社のとき、僕に偉そうに話してた本部長は、
ROIの計算をするときに自慢っぽく｢俺の日給は5万くらいだから･･･｣って言ってた。
当時はすっげーーって思ったけど、
今となってはギャグすぎる。新卒にそんな自慢することがカッコわるい。

(けど、50歳まで残り続けて媚売りして、役員になってもそれがアッパーなんだ。じゃあ俺は20代で超えてやろういう反骨精神的なモチベーションにもなったから少しだけ感謝)

だいぶ話が発散してしまったが、最後にまとめ。

まとめ

大手企業で若手が活躍すると、理不尽に感じることが起きる。
そして、相談すると、多くの人はそれを｢みんなそういう経験をしてきた｣と言って明確な回答やアドバイスをしない。
それもそのはず、その相談した人は答えを持っていないからである。そして、彼らからみて搾取する先は君なんだ。

結果として、成果を上げて持ってきた君の利益はなんにもしてないベテランに還元されていくんだ。
そして、君は悩んだり、金銭的に困ってリボ払いに手を出したりする。

リボ払いはやめておけ。もっと搾取されるだけだ。
そして、悩んでいる君は行動を起こすべきだ。

僕の寮の話でいくと、
最近のイケてるベンチャーなんかは、3駅以内に住むと住宅手当が増えたりする企業もある。
大手日系企業の人間は｢24時間呼び出される、怖い｣
なんて言ってるけど、その逆。
｢通勤なんかで疲弊すると無駄。パフォーマンス上がらないから、多少高くても近く住みなよ。差額は会社が出してあげるから｣
ってこと。

成果を出してるのに金銭的に評価されないっていう話なら、
外資系企業にチャレンジしてみてほしい。
本当に順当に成果で給料が決まる。基本給:歩合=6:4の企業が多いけど、
その基本給だけで今より多めにもらえると思う。

もしくは、夢をもった従業員10人未満の
スタートアップでもいいと思う。
世界を変えたいって思ってるメンバーと真剣に働けるなら、その経験は絶対に大手でゆっくりやってる人に負けない。

もちろん、大手に残って大手でしかできないスケール感で頑張るのもいい。けど、搾取はされないでほしい。

と、昨日後輩と話したことで、僕がエモい気分になったので書きました。
若手で困ってる方はいつでも相談してください!

余談

僕が日系大手にいたときに本当にお世話になった先輩もいる。
京都支店にいたときの課長とか、親会社の事業部長のおっさんとか、ラウンダーの役職離任したおっちゃんとか。
新しい会社は出る杭を伸ばしてくれる会社なのか?頑張れよ?って言ってくたCEさんとか。
あと、同期でも一生付き合いたいなって思う仲間もできたし、実際に僕の転職先に誘ったヤツもいる。
だから、すべての人が悪いって訳じゃないことも知ってほしい。

では、文字数が7777なので終わります。
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