爆音娘。’24　ありがとうございました！

2024年2月12日 12:11

1月28日に渋谷のクラブマルコムでなんとか無事に開催された爆音娘。’24が終了しましたのでご報告させていただきます。

今年もまた最初から最後まで、すべてが楽しい時間でありました。そのほとんどは、会場に居た皆さんのおかげであります。本当です。こういうものは、会場のお客さんも一丸となって作り出されるものなんです。何でもいいのでハロプロ系のコンサート映像をご覧ください。会場に質の高いお客さんが大勢いるから盛り上がるんです。ちなみに僕が目指しているのがモーニング娘。2010年秋の『ライバルサバイバル』＠横浜アリーナ。たった8人で臨んだ最終公演です。邪念のまったくない澄んだ空気と異様な熱気、そして最高のパフォーマンス、あれが理想であります。ちなみに、吉田豪さんが今回出演できなかったんですけど、メンバーを補充しなかったのは、ライバルサバイバルっぽい感じを意識したからです。何の迷いもなく決断しました。クラブマルコムは横浜アリーナよりもはるかに小さなハコですが、似た感覚の空気は流れていたと思います。

昔から爆音娘。には特殊な磁場が発生していました。これは気のせいではないと思います。ものすごくピュアなんですよ。ひとりひとりのハートがピュアなんです。
「◯◯ちゃんが可愛すぎて、どうすればいいかわからない」
「この想いをどこにぶつければいいのか？」
って人が昔はたくさんいました。
そんなピュアな気持ちに答える場所が爆音娘。だったんです。だから後に生まれた他のイベントとは明らかに空気が違った。似てるけど違っていたんです。成り立ちの時点で違っていたからだと思いますけどね。それは今でも変わってないんじゃないでしょうか。
誰一人カッコつけることなく、気楽に過ごせて楽しく盛り上がれる場所。とにかく爆音娘。フロアでは何をどうやってもそういう空気が流れてしまうのです。

もちろんそれだけではなくて、そういった側面もあるという話です。基本的に自由な空間ですからね。あの頃はアイドル曲の流れるクラブなんてほとんどなかったし、クラブ界隈から煙たがれたりもしていました。
かつては大貫憲章さんがDJの選曲に歌謡曲を混ぜていたことに反発した人もいたらしいですし、多くの人が集まれば、色んな人がいるわけですから、色んな反応があるのは当然のことだと思います。
それでも単純にアイドルポップスで踊りたい人もたくさん来ていたわけで、結局パセラの貸しホールに落ち着いた。それは自然な流れでした。

そんな中でやっていた爆音娘。のあの頃。そして今。
どうなんでしょう、今我々が爆音娘。をやる意味ってあるんですかね？　
ふと、そんなことを考えたりもするんです。
その辺のことはこれからいろんな方々と議論していこうと思っております。

さて1/28当日の現場の模様をご紹介しましょう。

トップは昨年に引き続き私、ごっしー’24が務めさせていただきました。まあ可もなく不可もなく無難に。「愛おしくってごめんね」も昨年に引き続きかけさせていただきました。もちろんフルで。それくらい大好きな曲ってことです。あと「グルグルJUMP」ですね。最高です。光井愛佳＆ジュンジュンリンリン再評価よろしくお願いいたします。

VJは前半がりしぇ君でした。from札幌。初参加とはいえ、ずっとVJをやってらっしゃる人なので安定していましたね。