ジョージア隔離生活 六日目

*2018年から日本の家で活動していたYくん、昨年から次なる"日本の家"を立ち上げるべくコーカサス地方、ジョージアへ旅立ったKさんを追いかけて同じくジョージアへ。訳あって4月にライプツィヒに戻ったところコロナロックダウンに合いジョージアに帰ることができなくなってしまいました。4ヶ月のライプツィヒ滞在を経て8月、ジョージアへの入国許可が出た!とみんなの期待を背負って旅立ったのですが、そこへ待っていたのは2週間の隔離生活でした。そんな隔離生活の様子を毎日noteでレポートしてくれます。

隔離生活、六日目。
実際に日がどれだけ経ったのか、ちゃんと計算してみると、九日目になる。
たったの一週間で、既に弱っている自分に驚いている。精神は至って正常。

実はジョージアにたどり着いてからというもの、ずっと下痢だったのが、一昨日から急激に痛みを伴うようになり、食欲もほとんどなかった。食べてもすぐに流れ出てしまう下痢で、嫌になりご飯を食わずにいると体力がどんどん落ちていき、昨日は一日寝ていた。
昨日の夢も面白い夢だった。
憶えているのは、最後だけだが、コンビニにお弁当を買いに行ったのだが、お兄ちゃんたちがたむろしており、入れなくて、しばらく周りをうろうろした挙句、中に入ると皆出ていく。
お弁当をくださいとお願いすると、賞味期限切れの高そうな弁当五つも手渡され、渡した二千円を返してもらう。その後、何年も顔を見ていない、いとこに偶然出会い、一緒に工事現場を歩く。
デイビッドが道で何やら吹かしていたので、紹介ついでに工事現場に入っていく。そこには、何人かのグループが降り、自分が持っているカメラと同じカメラで女が遊んでいた。
そこで終わり。
ずっと寝ていたい。夢の中の方が楽しいと誰かがわがままを言っている。

すると昼飯がやってくる。力の入らぬ足で立ち上がり、取りに行く。防護服をきた女は既に遠くにいる。
後ろ姿を見送り、中に入り、まだ暖かいごはんを無理矢理、胃に詰め込む。
胃に無理やり詰め込めば、消化も時間がかかると思った。
それから少し元気で動けるし、まだ頭も動く。まだやっていける。

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