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PARTYカルチャーの魅力

クラブイベント

野外フェスティバル

RAVE (レイブ)

行き慣れてるひとはパーティーと言ったりするけれど

音楽フェスティバルにあんまり行ったとこがない人達にも

縁がある人たちにも

今日は伝わる感じで話せたらと思ってます。

私はかれこれ20年以上はパーティーと言われる場所へ遊びに行き続けてる人で

気がついたらその間の14年間はDJとイベントを主催している。

パーティーに対する価値観は皆それぞれだから、絶対こういうもの、というのはなくて

それはなぜかと言うと誰と出逢うかでも変わってくるし、いつの時代に遊んでいたのかでも結構違ってくる。

もっと言えば、どこのクラブやフェスでとか

どんなジャンルのパーティーでとかなると体験してくることも変わってくると思ってる。

私は国内でもアンダーグラウンドと呼ばれる

サイケデリックトランスというジャンルの

“レイヴ”と呼ばれる野外フェスティバルに

相当な魅力を感じているのです。

なぜならば、踊ることをこよなく愛していて

ダンスミュージックが好きなのと

変人達がいっぱいいるからである。

いる人たちがあまりにも魅力的過ぎる。

あなたも行けば必ずといっていいほど

確実に出逢う変人達に刺激を感じずにはいられないとおもう。


日本で初めてのレイヴはRAINBOW2000というのが始まりだったらしく1996年にNHKの特番にまでなって放映された伝説のパーティー。

スキー場に簡単なステージを組んで

斜面にみんなが座ったり寝たり踊ったりするっていう。

みんな初めてのことだから遊び方が分からなくて、そのへんでトイレしちゃったりとか、マナー違反も何もないっていう無法地帯だったらしい。

テント張ってる人なんかいなかったそう。

その後に、フジロックやサマソニが誕生して

音楽フェスティバルが盛んになっていった。

オーバーグラウンドがそこならば

アンダーグラウンドのシーンというのも

小さな小さなコミュニティーから

昔は秘密の集まりの様にこっそりと

みんなが惜しげなく通っていたパーティーがあったりして

その頃はいわゆるTechno musicになるのかもしれないけれど、サイケデリックトランスも徐々に流行り始めていた90年代。

奇抜な格好をしたヒッピー文化と共に

夜な夜な大人達がディープな遊びをしていたと耳にしていました。

昔の昔は、ネットもない時代だから

レイヴの開催される場所も全て口コミ

情報をもらうならイベントで友達を作るしかない。

情報をもらったとして

会場へ向かっても辿り着けない人がいたり。

今も昔もイベントのチラシ(フライヤー)というのがあって、それを頼りに行くんだけど

昔は手書きだったり、簡素なものが多かったらしい。

シークレットパーティーと呼ばれるものが主流で、表沙汰に発表するようなイベントはなかった。生粋のアンダーグラウンドパーティーが存在していた。

私はその後の後くらいの時代なので

ネットもあったしミクシィーというのがあったから、そこでイベントの情報をキャッチしてはクラブイベントからレイヴまで参加しまくっていた。

その頃は16歳くらいで、情報もだいぶ出回っていたしパーティー慣れした人が沢山いた。

私の初めてのクラブデビューは

ルネスという西麻布にあったクラブで

有名な海外アーティストが来てたパーティーなんだけど、その時の感想は

“大音量過ぎて怖い” というのと

“どう楽しんだらいいかわからない!”

だったとおもう。

つまり全然楽しくなかった。

けれど、毎回友達の誘いに断ることができず

なぜか毎週の様に通ってしまい

今はなきディファ有明やベルファーレ

2000年代初頭のレイヴカルチャー全盛期の

山で行われたフェスティバルへ遊びに行っていた。

行ってるうちに踊るのがうまくなっていて

次第に一人でフロアーを駆けずり回る様になって、楽しくなっていった。

無心になって身を任せて踊ることがこんなに楽しいんだって、その時は感動で

1番好きなことが踊ることだった。

正直話すことが苦手で当時は人見知り過ぎてパーティーへ行っても一言二言しか人と話せなかった。

話せなくても、居心地がいいのがダンスフロアーの魅力で、音楽に合わせて楽しんでさえいれば、みんなと笑顔でコミュニケーションがとれる。

例えば、顔をしかめて歩いていると

だいたい誰かが声をかけて心配してくれるし、喉が乾いたと疲れた様子でいると、飲み物や食べ物をくれる。

あの頃は若かったから、そんな空間が当たり前だとおもってたんだけど

大人になってきて、例えば社会に出て仕事をすると、あれ?ってなったりして。

なんか、冷たくない?みたいな(笑)

それくらい

パーティーには、ボーダレスな空間がある。自由にする魔法がかかってる。

年齢も仕事も地位も何も関係ない。

そこに人がいるから仲良くする。

ただそれだけ。

私は今振り返るとパーティーに育てられてきたと感じる。

長くいるとそう思ってる人は多いと思う。

ゴミをポイ捨てしたら

ここはみんなの場所だから

みんなの、住む地球だから

大切にして前よりも綺麗に返すこと。

遊びが過ぎて人に迷惑をかけてしまったら

みんなも同じだから大丈夫。

そう言って、遊び散らかしたテントや

泊まった部屋を綺麗にして運転までして送ってくれる友達がいて。

いつもいつも何かを与えてくれて

愛情を注いでくれる人達に数え切れないくらい出逢ってきた。

“パーティーは愛でできている”

それは、この世界がそうであるように

この地球の縮図が“パーティー”なんだと

感じるようになったのはごくごく最近。

実は、私のパーティーへの価値観は

いつも同じではなかったので

DJにのめり込み過ぎて

いつの間にか誰にも負けなくないという競争心と、劣等感が長い間あったせいで

音楽や踊ることを楽しむことを忘れてしまっていた。取り戻そうとしてもできないくらいに。

あるきっかけがあって自分の大転換期なるものを迎えてから

久しぶりにいった野外フェスティバルで

何か覚醒したのを感じたんです。

今までは苦痛が多かったパーティーが

会う人会う人みんな楽しくて

どんどん繋がる、面白いことが起こりまくる。

色んな人達と会話をしながら

するすると自分と繋がっていって

気がついていったとこが

全ては愛で出来てるってこと。

ステージも、デコレーションも

DJも、テントを貸してくれた友達や

カカオセレモにーの人達

みんな表現は違えど、

“誰かを笑顔にしたい”

“喜んでほしい”

“大丈夫安心して”

そんなメッセージが聞こえる

そんな、人の想いが伝わってきたのが

久しぶりに行ったパーティーだった。

パーティーの本質をみたとおもった。

フロアーで踊れば、笑顔の交換

それはエネルギーの交換

ビールを分け与えて、食べ物を分け与えて

素敵な言葉を投げかけてあげて

楽しいと共感共有する。

お互いに楽しいと気持ちいいの交換をしてる

それがパーティー。

美しいエネルギーだなぁって。

ふわふわして柔らかくて。

走馬灯にでも出てきそうな

そんな光景がずっと広がってるって。

生きる楽しさを自分のペースで体験できる

体験型アートスペース

全部自由。どこへ行くも何をするのも。

だからこそ、全部自己責任。

自分がみたいと思う世界を見に行けるのが

それがパーティーというカルチャーだと思ってます。

この楽しさを知ってる人はみんな広めたいと思ってる。

なぜなら、ここにいたら人は平和になるから。

人が人を癒やすバトンを繋げたいと思うから。

自分と同じように

自分の世界を平和にしてほしいと願うから。

でもそれは

きっとニコニコ楽しんでさえいれば

波紋の様に広がっていくものだと感じずにはいられない。

だって、こんなに楽しくて刺激的な遊びが

広がらないはずがないから。

子供から大人まで誰でも参加できる

大きいおまつりごと。

音楽は本当にいいお役目をしてくれています。

これを読んだあなたもきっと

パーティーでそれを体感したい!

と、思うはず。もしくはもう知ってるはず。

私は生きてるんだ〜!嬉しい!楽しい!

って魂まるごと丸裸にして解放してあげてほしい。

みんなどこかで、それを望んでるはず。

生きてるアレコレを脱ぎ捨てて

今日の貴方を表現しにPARTYへ踊りに来てください


イベント情報は

私のInstagramから発信しています

よかったら是非遊びに来てください

https://www.instagram.com/michiru_zero/

長々と呼んで頂きありがとうございました。


ミチル


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