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カーニバル・モンスターズのお話 前編

こんにちはどくぺチャンです。

今回は私の好きゲートップ10には間違いなく入るであろうリチャードガーフィールドのカーニバル・モンスターズ (以降 「カニモン」 と表記) について語りたいと思います。

そもそもカニモンって何?どんなゲーム?🤔ってお方はこちらを見てみてくださいね。


カーニバル・モンスターズ レビュー評価など12件|ボードゲーム情報


意外と知らないカード枚数について

いきなりですが、今回のお話の中で割と大事な内容になります。
そもそもカニモンには 「土地・モンスター・スタッフ・イベント・個人目的 」 カードがあり、それらを全てまとめてカーニバルカードと言います。
その他に負債カード、季節カード(ラウンド目標)と開始時に2枚貰える土地カードがあります。
今回はカーニバルカードをまとめていきます。

カーニバルカードの枚数を見ていきましょう。
土地:72枚(13×5+7)
モンスター:78枚(14×5+8)
スタッフ:13枚
イベント:22枚
個人目的:21枚
カーニバルカード全体はこんなバランスになってるわけですね。

土地とモンスターは夢属性を除くと5つ(洞窟、深海、神秘の森、雲間の峰、闇の領域)あります。夢属性を除く各属性は土地は13枚ずつ、モンスターは14枚ずつあります。
夢属性は土地が7枚モンスターが8枚あります。夢属性については後述します。

ここからは各カードの細かい情報を見ていきましょう。

①土地カードについて

土地カードは各属性(夢を除く)13枚ずつあります。
土地点1:10枚
土地点2(遠隔地):2枚
土地点3(遠隔地):1枚

下の写真のような遠隔地土地点3のカードは各属性に1枚ずつしか入っていないとてもレアなカードということです。
土地点2も2枚しか入っていないので貴重であると言えるでしょう。
見つけたら優先して取りたいところです。
これ1枚でその属性のレベル3までのモンスターが抑えられますし、夢モンスターのコストも払いやすくなります。
ですが遠隔地は右上の数字の下に書いてある四角の枚数分土地カードを出している必要があるので気をつけましょう。
この3遠隔地だと2枚は少なくとも場に闇の領域の土地カードが必要です。

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夢属性について

夢属性の土地は土地点3のものしかなく全部で7枚入っています。
夢の国は土地点3ですが場に出す際に他の夢の土地を必要としておらず、遠隔地ではないので気をつけましょう。

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②モンスターカードについて

各属性(夢を除く)14枚ずつ入っています。

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モンスターの見方。
右上の数字はレベル、数字の下の色は必要とする土地の種類。
下に危険度アイコンかドローアイコンがついてる場合があります。
右下の数は勝利点(VP)

この写真は闇の領域モンスターレベル4。
危険度アイコン2つの16点ということですね。

各属性(夢を除く)のモンスター各レベルの枚数

レベル1:6枚
レベル2:3枚
レベル3:3枚
レベル4:1枚

の系14枚という内容です。
同じレベルでも点数や付いているアイコンが異なります。

レベル1とレベル2では各1枚ずつ危険アイコンが1つ付いているモンスターとワンドロー(黒矢印)が付いているモンスターが居ます。
基本的にレベル1のモンスターは1枚3点です。
危険度アイコンのついているものは5点、ドローの付いているものは1点です。


このゲームにおいて危険度アイコンが付いているモンスターは比較的点数も高いです。ですが保管庫に連れていくのに狩猟トークンを必要とするため、毎ラウンド終了後の王立狩猟官ダイスの出目によっては足りずに1アイコン毎に3金払わないといけないので1ラウンドに危険度アイコンのあるモンスターをプレイするのは借金をする可能性があり危険です。
手元にお金がとてもあるor狩猟トークンが手元にあるという場合でない限り、毎ラウンド2〜4くらいに納められればベストだと考えています。


ドローのできるモンスターは各属性のレベル1と2に1枚ずつ(2×5)と夢のモンスターに4枚なのでゲーム中14枚しかありません。つまり、レアです。
でもドローの付いているモンスターは同じレベルのドローの付いていないモンスターに比べて点数が低いので善し悪しあります。
ドローしたカードは保管するもプレイするも自由。
ドローしたカードに限り保管する場合にも1金を必要としないので土地に余裕があるか優先するモンスターが手札にない場合は取るといいでしょう。

夢モンスターについて

夢モンスターはとても特殊でレベル3〜レベル10まで1枚ずついます。

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これがレベル10の夢モンスターです。

危険度アイコンが3つ、2枚ドロー、点数は13点。このモンスターを取るには土地点が10必要なのでコストが重いです。

全体的に夢モンスターはパッと見コストが重いですがどの属性の土地も使えるので取りやすいと思います。特に8.9.10レベルの夢モンスターはプレイするか、一旦保管することを筆者はオススメします。

③スタッフカードについて

このゲームにはスタッフカードという2金か3金で雇うことの出来る専門家がいます。

種類は多くないのでここでは全て紹介します。

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2金で雇える探検家は4枚入っています。
ワイルドの土地として使えるので使い勝手はいいです。
注意点としてはこのカードを2金払ってプレイする時にこの人はなんの土地か宣言する必要があり、以降その探検家は宣言した土地としてだけみなすことができる点です。
探検家をプレイした時に宣言した土地から他の種類の土地に途中で変えることはできません。


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2金で雇える狩猟の達人は2枚入っています。
毎回危険アイコン1つ無視できるので普通に強いです。
1ラウンド目から危険アイコンを無視するのにずっと使えたら実質12金安くなってるのでね。

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次はこの2人モンスター調教師と興行師。ゲーム中に1枚ずつしか存在しないかなりレアカードで、私もあまりお目にかかったことがありません。

モンスター調教師は2金で雇えて危険アイコンのモンスターを場にプレイした時危険度アイコン分のお金が貰える人。

興行師は3金で雇えてイベントカードプレイする度に1金もらえる人。

2枚とも序盤に出せてたらかなり強いです。(カニモンはお金1金が最後に1勝利点であることと、負債をしてしまうと負債1枚でマイナス5点であることが理由)


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最後は博士3金で雇えて各博士の担当する各属性(夢を除く)のカードをプレイする度に2金もらえます。レベル1のモンスターとか出すだけで2金貰えるとか割とおいしいと思います。

④イベントカード

イベントカードは5種類あります。

1. 2金を得る(7枚)
2. 狩猟トークンを1つ得る(7枚)
3. あなたの場の「X属性」1点につき1金を得る(夢を除く各属性1枚ずつ:計5枚)
4. あなたの場のスタッフ1枚につき2金を得る(1枚)
5. あなたが確保したカードを望む枚数公開する
(怪物園のカードは不可)公開したモンスター1枚につき1金を得る(2枚)

の5つがあります。

筆者は純粋に2金貰えるのと狩猟トークン貰えるのが強いと思っています。自分の伸びている土地のイベントカードが取れたらめちゃくちゃおいしいですがそこは運です笑

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⑤個人目的カード

個人目的カードは21枚あります。
個人的に3つのジャンルに分けたのでその順番で説明していこうと思います。

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まずは属性とスタッフカード類1枚につき2点入るのでかなり得点になることもあります。
スタッフにつき3点のカードもありますがスタッフたくさん出してればかなり点になります。1ラウンド目にここら辺のカード回ってきたら方針固めるのはありだと思います。(その後引けるかどうかは運です)


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こちらは○○につきX点のジャンルです。

ここにはおすすめカードの山です。負債と狩猟トークンに関しては自分の持っているカードにより強さが変わってしまいますがそれ以外は基本的に点数になると思います。カニモンプレイしてて危険アイコンを出さないってことはないと思うので「危険の探求者」はオススメです。
その他「小動物愛好家」 「大物ハンター」 「最後のフロンティア探検家」はかなりオススメです。腐りません。
「八面六腎」は夢の国集められてる上に遠隔地も数枚もてているとかなり化けます。


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ここら辺は特殊な個人目的カード。
1枚1枚点数高いですが条件が厳しめ。1枚目に引いていればそれに合わせてピックして行けばかなり伸びますが4R目等に引いてしまうとどうしようもなかったりもしますね。

カードの枚数や内容の内訳はこんな感じです。

戦略等々書こうと思ったのですが長くなってしまうので次のnoteに書こうと思います。

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