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ポケカの勉強方法について④〜脳内1人回し〜

どうもです。

CL前に書きたい記事はいくつかありますがこっちの方もちゃんと書いていきますよ。というわけでこのシリーズ。


今回のテーマは

"""脳内1人回し"""


頭の中で1人回しするってどういうこと?
それは具体的にどんなメリットがあるの?
というテーマで書いていこうと思います。

目次
1.プランニングとは
2.脳内1人回しの具体例
3.脳内1人回しのメリット
4.脳内1人回しのデメリット

頭の中で1人回ししてます。これでプランニングを身に付けることができます。ただ、頭の中で1人回しするには最低限のそのデッキのテンポ感は理解してないといけませんがね。(前記事より抜粋)


1.プランニングとは

プランニングという言葉をちょいちょい使っていますがこの言葉の意味することを確認していこうと思います。

プランニングの辞書的な意味は「計画すること」。単純に「計画する」を意味するplanの動名詞ですね。

では、ポケモンカードにおいて計画する場合何を計画するのでしょうか。
それは「勝つための計画」です。
さらに具体化していきます。
大半の場合は「相手より先に6枚サイドを取る計画」という風になります。
サイドを6枚取るためには「それに見合ったワザを使うための計画」が必要になります。
ワザを使うためには「ポケモンを展開しエネをつけるための計画」をたてなければなりません。

これらを考察することが頭の中で1人回しを行うことであると自分は認識しています。


2.脳内1人回しの具体例

ウルネクvsピカゼクでウルネク側が勝つ簡単なパターンの1人回しを紹介します。

先行:ウルネク
後攻:ピカゼク

先1.ジラーチスタートねがいぼしなどで展開してマーイーカ3匹とジラーチ並べてエンド。

後1.ゼラオラスタート前のゼラオラにエネ貼りながらせんじんのまいでサンダーとピカゼクにエネ貼って逃げてアサルトサンダーでバトル場のジラーチ倒す。(6-5)

先2.ジラーチ前にしてねがいぼしから必要パーツ集めてサイコリチャージ2回+手張りでギラティナに3エネ貼ってシャドーインパクトでサンダー倒す。(5-5)

後2.ピカゼクを前にして手張りエネルギーつけかえでピカゼクに3エネ貯める。フルドライブでギラティナ倒しながら後ろのピカゼクにエネ貼る。(5-4)

先3.エスケープボードジラーチ前にしてマーシャドーGXに3エネ貯めるように動きつつ次ターンに勝てるようにハンドを補充。3匹目のカラマネロもたつ。マーシャドーGXでシャドーインパクト使って弱点込みでピカゼクを倒す。(2-4)

後4.3エネピカゼクを前に。リーリエとデデンネGXを利用して必要カードを揃えにいき手張り+しっぷうどとうエネルギーつけかえ+サンダーマウンテン◇を駆使して条件達成タッグボルトGXで前のマーシャドーGXとカラマネロを処理。(2-1)

先5.ジラーチ前に。前のターンにハンドは揃えておいたのでウルネク出してトキワの森で鋼エネサーチしてサイコリチャージ2回してグズマでデデンネ呼んでフォトンゲイザー。(0-1)

ウルネクWin


3.脳内1人回しのメリット

あくまでも上で紹介したものは一例です。分岐点はめちやくちゃたくさんあります。
・先行後攻逆のパターン
・1ターン目にマーイーカ並べられないパターン
・1ターン目からフルドライブ使われるパターン
・1ターン目からグズマ使われるパターン
などなど。いくらでも書けるのでキリがなくなるので3つくらいで。

これを思いつく限り全部考えます。
それが現実的か否かは考えなくてもいいと思います。なぜなら、それを検証するのは次段階のカードを使いながらの1人回しの時だからです。
それに、あらゆる上振れと下振れを想定しておけば仮に非現実的な確率なパターンになっても、落ち着いて対処できうるかもしれませんので考え得です。

脳内1人回しをするときは基本的に手札はあまり考えず盤面の動きだけを考えます。1つ目の脳内1人回しを軸に
「このターンでこの動きができなかったらどうなるか」
「負け側が勝つためにはどこのターンを変える必要があるのか」
「それはプレイングで変えられるものなのか、構築から変えなければいけないものなのか」
を考えていきます。

脳内1人回し…無限に考えることあるんですよね_(:3 」∠)_
当然ですが、脳内ですら無限に考えることあるので実際にカードに触りながらだともっと無限に(?)考えることがあります。時間がいくらあっても足りないです。

と、いうわけで脳内1人回しのメリットは

実際にカードに触る前の時点で考察を深めることができて、練習をより効果的にすることができる。

ということにあるかと考えます。
考えられることは考えられるうちに考えちゃいましょって話ですね。


4.脳内1人回しのデメリット

・片方のデッキを応援しちゃう
例えば、自分がピカゼク握るつもりで考察してたらどーしてもピカゼクがより勝てるように都合よく考えちゃいます。自分が握る予定のデッキはむしろ1番都合悪くなるように意識するくらいがちょうどいいです。平等な視点を持ちましょう。

・視野が狭くなりがち
上とつながる部分がありますがどうしても視野は狭くなってしまうものです。例えば、ウルネクデッキだとしても破れた扉でダメカンをどこに載せるかとかまでしっかり考慮するのは結構大変です。バラマキ系のデッキは脳内1人回し大変ですね。
あるいは、いつのまにかベンチに6匹置いちゃったりするときもあります。非現実的な確率のことをことを考えてもいいかもしれませんが再現不可能なことは考える意味ないですからね。
あとは、単純に自分が思いつくパターンは全部試しても「ウソッキーでベンチ4匹にされても大丈夫?」だけでプランが崩壊することもあります。単純に1人で思いつけるパターンは限界があるので1人回しだけで完結させるのは危険です。実際に他の人と対戦や考察は必ずしましょう。



自分はいわゆる"チーム"に所属してない人間です。家でポケモンカードの対戦をすることはそんなに多くないです。なので、自分がしてるポケモンカードの練習の7.8割はこの脳内1人回しになります。電車の中とかご飯食べながらでもできますからね。

ここ1年くらい大した結果を残してはいませんので説得力に欠けるのは重々承知してますが、1年前に自分が勝ったときからこの練習方法が中心にあることは変わっていません。
ニンフィアはまだ対人経験それなりにありましたけど、竜王戦のときのギャラドスは前日の夜に始めて形にして、実際に1人回ししてテンポ感理解して頭の中で対戦させまくってから本番迎える感じでした。


時間がない方やジムバトル以外に対戦の機会が多くない方には特にオススメしたい練習方法です。
無駄に対戦数稼ぐよりかはもしかしたら効果的な練習になるかもしれませんよ?


このシリーズの続きはCL後になるかなと思います。次回はCLに向けた考察記事になりそうです。


それでは。

#ポケカ #ポケモンカード #ポケカ記事

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