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困っている人達の声を紹介したい

先週、命に関わる難病にかかり、
致死リスクもある投薬治療を越えて、
なんとか峠を越えた今(まだ入院治療中)、
最初に書きたいと思ったのが、
この「紹介したい」という活動です。 

キッカケは命の不安を抱えながら読んだ、
ある方々のnoteなのですが…
病気に苦しむ方々だけでなく、仕事で困っている人達、社会問題で逆境にある人達にも
すごく有効で、時間はかかるかもしれないけど
関わる人みんなが少しでも救われるんじゃないか?
…と期待しています。

①キッカケになったnote

ろくさんにご了承頂けたので紹介させて下さい。

こちらや、こちらの記事のリンク先で紹介されている真琴さんの妊孕性に関する記事を見て、
素直に感動し、尊敬しました。

どう生きるか、ただ生きるだけでなく、
善く生きる、善き自分で在りたいというのは
私自身の信念でもあり共感します。

その上でお二方に気付かせ貰えた事。

善く生きるためには周囲のサポートや理解が必要な場合も多々ある事です。

何を当たり前なと仰るかもしれません。
私もそういう場合がある事くらいは見えてはいました。
ただ、あくまで私自身が「善くある自分」であろうとする前提は自分の影響の輪の範囲内に留めていました。

別に私が間違ってたとまでは思っていません。
7つの習慣でも有名ですが、自分がコントロール出来るのは自分自身だけです。
影響できる輪の範囲外をどうこうするのは現実的ではありません。
ただ、その認識のあまり、若干の視野狭窄になっていた気はしました。

この御二方がすごい、カッコいいと思ったのは
ご自分ではどうにもならない、影響の輪の範囲外の「善き自分であるために必要な周囲の理解、サポート」をちゃんと伝えていた事です。

それは愚痴でも文句でもありません。
なるべく客観的に、実態を、弱い立場になってしまった際の実情を記録し、どこかの誰かに伝えているのです。

私も自分の難病治療記録を、医療従事者や似た患者さんのために残しています。
ただ、難病助成と、医薬品副作用救済制度が併用出来ない事実は、自分ではどうにもならないと思い、残していませんでした。
そこの違いに今回、ハッとしました。

②伝える、紹介する大切さ

私は今、通常のお仕事とは別に、自分の会社を善くしようという活動を行っています。
ボランティアみたいな活動ですが、同じ志の有志メンバーと一緒で心強いし、やりたい事をやっている実感があるので楽しいです。

実際にやってみると同じ会社内でも、色んな問題、逆境を抱えて困ったり、苦しんでいる人達がいた事に気付かされます。

これって病気や社会問題で急に苦しむ立場になってしまうのと似ていると思いました。

仕事のトラブルも、病気も本人は何も悪くも責任もありません。
ある日突然発生して、いきなり弱い立場に追い込まれるのです。

そして本人が大変な想いをしながら何とか対処しなければいけない実態を、同じ会社、社会にいる人達は全くといっていいほど知りません。
伝えるというシステムが無いからだと思います。
(他に、他人からしたら無関係という理由ももちろんあるとは思います)

もちろん、現場は分かっているでしょうが、そもそもその現場が忙しい、他にも優先事項があるので、対処も情報共有も追いつかないというのが現状なのだと思います。
真琴さんの記事がまさに該当します。
これは医療現場でも、会社でも、政治でも同様ではないでしょうか?

話を私の会社活動に戻しますが、
これまではそういった現場の声を傾聴し、分析し、解決策までを導こうと躍起になっていました。
困ってる実情に対して具体的な解決法まで出さないと事態が進まないからであり、これは続けたいとは思っています。

ただ、ここで難題。
問題量と解決策が追いつかない!!
そりゃそうです。
事業所だけで何千人といるのに、
同志は数人しかいないんです。
1000:1で釣り合いが取れる訳ありません。
(それでも諦めない同志達は私の自慢で誇りの仲間です!)

そこで今回の気付きから思った事。
解決策まで提示できなくとも、
今、どこでどんな困り事が生じているかを
社員全員が共有、紹介し合うシステム
があってもいいかなと。

もちろんやってみないと分かりません。
困り事リストばかり増えて、長年放置されるという予想も透けて見えます。
そうなるとせっかく声を挙げた人の失望もあるでしょう。

でも今よりは変わるかもしれない。
少なくともトップは今自分の近くでどれだけの問題が発生しているかを定量的に把握できます。
似た問題を抱えた同士で協力し合えるかもしれない。
もしかしたら、その困り事を知らなかった部署が、それなら協力出来るかもと申し出てくれるかもしれない。

何より、現場の声を周囲に届けるだけでも多少の救いになるかもしれない。

私自身、危ないかもしれない状況下で難病治療記録に対して、励ましやいいねを貰えただけでも涙が出ました。
病気と仕事を一緒にするなという意見もあるでしょうが、誰かに届いたと思えただけでも救いになるというのが、今回の病気で得た経験です。

実際にやるとしたら、大変な事もあるでしょう。
既にありそうな気もするし、あるならなぜ活用しにくいのか。
そもそも自分で精一杯の人達にどう関心を持ってもらうのかは課題になります。
だから、上のアイデアは仲間とも相談しようと思います。

③noteでも紹介していく

今回の経験を経て、私自身も行動しようと思います。
具体的には、
こんな実態、苦難があったんだ!
この人の信念、活動カッコいい!

と思った記事をどんどん紹介していこうと思います。

世の中の人はほとんどは自分に関係の無い事には無関心だと思います。
正直、私だって真琴さんの妊孕性温存治療の実態は知らなかったし、自分がガンにならなければ、
ガンに関する記事を読む事も無かったでしょう。

ぶっちゃけ、自分にメリットが無いからです。
時間は貴重だから、自分に有益、興味のある記事しか読まないのは当然かなとも思います。

でもね。
自分にメリットが直接無くても、知らなかった実態を他の人達に紹介していく事で、
助けになれる人達に情報を繋いでいける可能性はあるんです。

それは紹介した人にとっても、人の役に立てる、間接的なメリットでは無いでしょうか?
偽善と呼ばれるかもしれません。
でも私はやらない善より、やる偽善の方が好きなタイプです。

まして、どんな人だっていきなり病気やトラブルで苦境に追い込まれる可能性はあるんです。
もしかしたら、自身がそうなった時にも同じような活動で助けて貰える可能性だってあります。

今までが無関心だったからでもいいじゃないですか?
誰だって最初は無知の無知です。
知らなかった事に気付いてすらいないんです。

偶然、自分とは全く関係の無い立場、苦境、実態を知って、無知の知に至っても、
ほとんどは同情してそこで終わりでしょう。
私も今まではそうでした。

だって私では助けになれないから。

でも自分には無理でもnoteを使って、
他の人に紹介してあげる事は出来る。
それは影響の輪の範囲外でも出来る事。
意味は無いのかもしれない。
すぐには効果は出ないとも思う。
それは神様くらいにしか分からない事です。

でも可能性を信じて紹介したい。
誰かの役に立ちたい。
それはどんな人にでも出来るwin-winな活動じゃないかなと期待します。


今後は以下のタグで、紹介したい記事を
私のチェンジマインドのマガジンに載せていきます。
#困り事を繋ぐ
#信念を繋ぐ
他にも、人の心の成長や、誰かの助けになれそうな記事を同じマガジンに載せております。

もし、共感、協力してくれる方がいましたら、
ご紹介やフォロー等して貰えたら幸いです。

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