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2022年12月アドバンス環境の振り返り

dm引退3か月が経ち、順調にフォロワーも減ってきているので当たり障りのない記事をリハビリがてら書きます。


現在の環境

現在のアドバンス環境


入賞数
1位 5c       39
2位 ネクスト     33
3位 ガイアッシュ覇道 29
3位 アポロ      29
5位 グラスパー    26
6位 オービー     19
7位 魔道具      17
8位 ケンジ      16
9位 ゼーロ      13
10位 ドルマゲ     12
11位 ネバー      9
11位 マグナ      9

入賞数上位12のうちマグナを除いた11個のデッキについてこの記事にて解説する。(マグナは筆者の理解が浅いため他の記事や動画を参考にしてほしい)

完全主観相性表

◎ 有利
〇 微有利
△ 微不利
× 不利
(例えばアポロはネクストに有利で5Cに不利)

微有利・微不利は先手後手や練度で簡単にひっくり返るのであくまで参考程度に。

各デッキについて

モルトNEXT

(この記事では前のめりな禁断型NEXTを指す。カウンター型等は扱わない)
強み
ガイアッシュ覇道に明確に有利がつく数少ないデッキ。
安定したドラゴン基盤により遅いデッキの多くに有利がつく。
弱み
平均キルターンが4~5でそれまで基本ブーストしかできないので早いデッキに不利がつく。
試合が長引くと禁断開放せざるを得ない場合が多く、開放した禁断を処理され負ける展開がある。
総評
安定した基盤と(おそらく)最大母数であるガイアッシュ覇道に有利がつくため非常に評価は高い。プレイも簡単で初心者にオススメ

5C

強み
4ターンオールハンデス最強。
他のブーストデッキと違い「とこしえの超人」をブーストの間に挟むことができるため、早いデッキに抗いやすい。
受ける札が強く他のデッキでは受けきることが困難な「マニフェスト」のシンカパワー付き「アポロ」や「オービー」2体展開なども受けきりやすい。
弱み
最大の強みである「ロストソウル」のオールハンデスが早さも安定性もゼーロの劣化。
「ラフルル」が重すぎてターンパスになることもしばしば。
総評
個人的にはゼーロの劣化に感じてしまうが、入賞数トップであり、受け札の有無や墓地メタに引っかからない対応力の強みでうまく差別化が出来ているのか。

ガイアッシュ覇道

強み
環境のデッキほとんどに明確な不利がつかない。
「メンデル」と「ガイアッシュ」2種類の後手まくりカードによって先手後手をひっくり返しやすい。
殿堂カードが多く採用され山札にも多く触れれるため殿堂パワーによるボーナスゲームも起きやすい。
安定したドラゴン基盤により遅いデッキの多くに有利がつく。
弱み
GP後に登場したモルトNEXTと「アクアカイト」入りの青アポロに不利がつき、最強デッキではなくなった。
おそらく一番ミラーマッチが発生しやすいが基本が出来ていればミラーにおいて差は出ないため引きゲーになりやすい。
総評
常に出力が安定していて殿堂カードによる上振れもある強いデッキ。
しかしながら「ガイアッシュ」の蓋の上からゲームを終わらしてくるモルトネクスト、青アポロの登場により万能ではなくなってしまった。

グラスパー

強み
ループデッキなので相手のデッキへの理解が少なくても自分の動きを通せば勝てる。(地雷に強い)
逆にこちらは自由枠が多く受け札に何を使っているか読み取らせずらく、ある程度環境によって型を変えることができる。
弱み
平均キルターンが5でそれまで基本ブーストしかできないので早いデッキに不利がつく。
総評
明確な強みがないかわりに明確な弱みもないデッキ。
現状「ヴィオラ」を採用できる唯一のデッキなので頑張って結果を残してほしい。()

ケンジ

強み
進化元として無理なくメタクリを採用できる。
「進化設計図」や「ヘリコプタの心絵」等山に触れれるカードが多くパーツにアクセスしやすい。
弱み
「ケンジ」の捲りというプレイではどうしようもない部分に依存する。
踏み倒しメタが刺さり、メタクリの処理手段が限られる。
総評
「ケンジ」着地までの再現率の高さは下記で紹介するオービーと並び2トップな印象。
ただし「ケンジ」までたどり着いた後、対面ごとに刺さるカードを山上3枚から捲らなければならないのは至難の業。

青アポロ

強み
ガイアッシュ覇道に明確に有利がつく数少ないデッキ。
ハンドにリソースを抱えて一気に放てるため、相手のハンドに触れれないデッキには自分の動きを通しやすい。
弱み
特定のカードに依存するデッキであるが3ターン目に山上2~5枚程度しか触れれないため、再現率に不安を抱える。
「ジョースター」1枚で敗北する
総評
やはり安定感に疑問があるところが一番ネックか。
せっかく有利対面と当たっても事故って負けてしまっては意味がない。
「アポロ」を引けなくても「カチコミ」や「レットゾーン」の処理でターンをもらいやすいデッキが増えた際には選択肢に入れれるようにしておきたい。

オービー

強み
「トレジャーマップ」や「未来設計図」等山に触れれるカードが多くパーツにアクセスしやすい。
メタクリを無理なく採用できる。
弱み
クリーチャー以外の除去にすこぶる弱い。
打点が生成しにくくブロッカー等超えにくい。
メタクリの種類が相手のマナ数を参照とするものが多く先手後手の影響を受けやすい。
「ジョースター」1枚で敗北する
総評
オービー」着地までの再現率の高さは上記で紹介したケンジと並び2トップ。
安定したゲームメイクができる分呪文等クリーチャー以外の除去を持ったデッキには対抗手段がなく、良くも悪くも相性ゲーになってしまう印象。
使える環境かどうかの環境読みが重要。

青魔道具

強み
「新世壊」さえ引ければ残りは芋ずる式にパーツが集まってくる。
「ギャイヤ」や「オービー」などのクリーチャーメタが効かない。
弱み
ドラゴン基盤に必ず入ってくる「インフェル星樹」が重すぎる。
(オリジナル環境より)「ドルラガンザーク」の刺さりが悪く、「新世壊」に依存したゲームになりがち。
総評
「$スザーク」の参入は大きく「インフェル星樹」で「新世壊」剥がされてからでもある程度ゲームプランは立てやすくなったが、それで勝てるほどドラゴンは甘くはなかった。
45枚にするメリットより「新世壊」引きにくくなるデメリットのほうが大きいと思うんですがどうなんでしょう。


ドルマゲドン

強み
ハンデス、豊富な受け札、継続的な打点、ゲーム開始時から存在するフィニッシャーとかなりバランスがいいデッキ。
少なくともなにも出来ずに負ける事故は少ない
弱み
「夜明け」が引けない時のデッキパワーが平均以下。
「ジョースター」1枚で敗北する
総評
攻守のバランスはいいが、残念ながら「夜明け」を引けないとデッキとしてのパワーが足りないと感じる。


ネバーループ

強み
純粋に殴ってくるデッキにはめっぽう強い。
また毎5ターン目以降は毎ターン呪文ロックも可能のため呪文主軸のデッキにもある程度戦える。
弱み
ラフルルラブ1枚で負けかねないほど呪文によっている。その他呪文メタも軒並みつらい。
総評
早いデッキ遅いデッキ両方にしっかりと戦えポテンシャルはあると感じた。
ただ5ターン目まで基本動きがドローサーチによっており、もっさりとした感がぬぐえない。


ゼーロ

強み
(実質)3ターンキルデッキの中では一番まわった際のケア範囲が広い。
墓地メタが入っていないデッキに対しては4~5ターン目をゴールとしたゲームレンジでも戦える。
弱み
特定のカードに依存するデッキであるが3ターン目に山上2~5枚程度しか触れれないため、再現率に不安を抱える。
「とこしえ」等のメタクリが重い。
「ジョースター」1枚で敗北する
総評
筆者が最近好んでCSでも使っていたデッキ。3t全ハンデス再現率は高いとは言えないが回った際の手の付けられなさは随一。「デストルツィオーネ」の再録によりこれから使用者が増えることが予想されるため使用する際には癖のあるミラーの練習が必要であろう。

どんなデッキを使うべきか

この記事で何か得た読者はガイアッシュ覇道が丸い。
上記で上げた11個のデッキタイプも全体入賞数の半分以下でしかない。その他が半分以上あるのが現代のDM環境である。これだけ雑多な環境では付け焼刃な環境読みをするより、それなりに地雷体制があり、多くのデッキに勝てるデッキを使うべきである。
(あくまでCS環境の話で全体的に廃人が多いDMボールトなどは別)
逆にこの記事に「当たり前のことしか書いてなくて草。」「この環境読み的外れもいいところだぜ。」と思った方はアドバンスをキチンとやって自分の考えを持っている人であるから自分の地域のメタ読みをして自分の考えた最強デッキを持ち込むのがいいと思う。

最後に

ジョースターとミラダンテとマナロックは早く消えて。
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