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【オリジナル】5c蒼龍(ベン型)2023版【CS準優勝】

こんにちは!
りれんざです!
久しぶりの更新になります…!

・はじめに

GWに入り5c蒼龍を使って、いつもリストシェアをしている友人と、CSでの連続入賞をすることが出来たので、今回は《採用カードの解説》を中心に紹介したいと思います。

有料部分では簡単な説明にはなりますが、自分がCSに参加してて意識している《各対面で意識すること》をお伝えできればと思います。

5c蒼龍に興味をもってくれた方が、この構築を基盤に調整をして、入れたいカードや増やしたいカードや減らしたいカードなど、自分に合う構築に改造していただけたら嬉しいです!

現在、5c蒼龍を組まれてる方にも調整の参考になれば嬉しいです!

・戦績とリスト

先ずは4/30のCSで使用したリストと戦績です。


予選は1回戦を落として、その後4連勝の4‐1で予選を上がれました。
決勝でサガと当たりましたが、サガは圧倒的に不利で割り切っていたので、仕方ないです。
全体的に赤単やキラスター入りのデッキと当たることが多かったです。

次は5/3のリストと戦績です。


火噴くナウを1枚、テック団に変えて出ました。カード除去を採用したかったのと全体除去が欲しかった感じです。
不利対面の青魔に苦しめられたCSでした。ネバー5cはカードパワーで押し切れる展開が多いですが、いなされてしまうと上から有効札を引き込み続けないといけないので、緊張感のある対面です。

最後に、5/5のリストと戦績です。


テック団を1枚、ブレインスラッシュに変えてチョイスブレインスラッシュでの展開や盤面のデドダムの圧を強くしました。
前の2CSは赤単への勝率が高かったですが、このCSでは赤単に苦しめられたCSでした。

5/4に、いつもリストをシェアしている友人が、テック団入りの構築で準優勝しました。

自分の地域で行われたCSでは4連続ベスト4になりました。

・環境デッキとの相性

ざっくりですがこんな感じです。
真ん中あたりが中間の5割ぐらいの対面だと思います。
盾で受けて返すことが多いので、実際に対面した時にSトリガーの枚数が大事になります。
サガループはどうしようもなく不利なので割り切っています。
マナを伸ばせる猶予がある対面や、Sトリガーを発動させやすい対面が比較的有利になります。

・採用カード解説


《地龍神の魔陣》2枚

初動のブーストなのと、3t目に多色カードを4枚マナに揃えることが出来るので、Sトリガーの獅子王の遺跡のマナ武装でしっかりブーストすることが出来ます
マナが伸びきった後に、状況に応じたカードを持ってきやすく、デドダムと違い山札を3枚削る必要がないのも強みです。
Gストライクも持っているので総じて便利なカードです。
鬼丸覇のガチンコジャッジで捲れると弱い点などもあって、枚数は2枚です。

《フェアリー・ミラクル》3枚

5cを代表する初動ブーストで、このデッキは序盤からマナを伸ばしていきたいので2枚ブーストできる初動のこのカードは、デドダムより優先してプレイすることも多いです。
デドダムが出せないマナ置きになってしまった時も、このカードがあればしっかり動くことが出来ます。ただ、お清めシャラップなどで混ぜられたりして、マナが伸びた後にトップが弱くなりやすいので、3枚です。

《天災 デドダム》3枚

様々なデッキで幅広く使われてる初動のクリーチャーで、このデッキでもしっかり初動として活躍してくれています。
必要なカードを手札に加え、しっかりマナに必要なカードを置いて、墓地にはサイゾウミストでトリガーさせたいカードを置いて、といった感じです。
このデッキは多色置き、多色置きで3ターン目を迎えるので、それまでにデドダムの必要色を揃える要求があるなど、初動としての信用はそこまで大きくないので3枚です。

《獅子王の遺跡》4枚

このデッキを代表するブーストです。1枚で3枚ブーストと中間のマナ域をスキップして大型クリーチャーを早期にプレイしやすくしてくれます。
Sトリガーもあるので、相手の攻撃に合わせてマナを伸ばして、返しのターンに大きなアクションを起こしやすくしてくれます。
しっかりプレイしたいので4枚です。

《スローリー・チェーン》1枚

一度Sトリガーすると、またシールドに戻るので相手の攻撃を2回止めれる可能性のあるカードです。
シールドを張り替えられるので、ドルファディロムやバウMロマイオンのEXライフが離れた時の能力を、能動的に使うことが出来る強みもあります。
ただ、アドバンテージを稼げるカードではないので1枚採用です。

《絶望と反魂と滅殺の決断》2枚

このデッキは、最終的にはマナからクリーチャーを展開するデッキなので、とこしえの超人が非常に重いので、この呪文でしつこく除去をすることで抑え込まれても反撃のチャンスを伺うことが出来ます。
マナが伸びるデッキなので、10マナある時に一気に2回唱えることが出来るのも強みです。
1枚見えるだけでも優秀なカードなので2枚です。

《ドンドン火噴くナウ》2~3枚

除去とブーストができる優秀な呪文です。Sトリガーで獅子王の遺跡と併せてトリガーすれば多色を揃えながらマナ武装を満たせたり、蒼龍の大地と併せてトリガーすればとこしえの超人を除去して蒼龍の大地から展開出来たりと、Sトリガーとしての質が高いです。
マナが伸びきった後にもとこしえを除去しながら、蒼龍の大地やグレイトフルベンから展開できるのも強いです。
3枚採用も強力でしたが、他に入れたいカードもあったので2枚で落ち着いています。

《流星のガイアッシュ・カイザー》1枚

相手が踏み倒したターンの終わりに出せるクリーチャーで、召喚なのでグレイトフルベンの各ターンに1回の効果でマナからも出せます。
相手が出したクリーチャーはそのターン、プレイヤーを攻撃できなくなるので、赤単などに着地が間に合うと後続の攻撃を止めることが出来るので、有利に試合を進めることが出来ます。

軽減効果ではこのデッキだと、鬼丸覇、ジウォッチ、ソレムニスが対象でどれも強力なカードになっています。
2ドロー効果も強力で優秀なドローソースにもなってくれます。
2,3枚採用していた時期もありますが、相手の踏み倒しに合わせて狙って出せるほど手札でキープできるデッキではないので、流れで出せたらいいという事で、1枚にしています。

《デーモン・スパーク》1枚

デーモンハンドかホーリースパークを選べる呪文で、シンプルですがどの状況でトリガーしても最低限の仕事をする優秀なSトリガーです。
光と闇のクリーチャーがあればどちらも使えるのでヒャクメと相性がとてもいいです。
Sトリガーはシャッフなどを考慮したり色配分の調整の枠でもあるので、1枚です。

《Disアイ・チョイス》2枚

このデッキの隠れフィニッシャーです。グレイトフルベン+Disアイチョイス+蒼龍の大地のコンボに欠かせないクリーチャーで、マナゾーンのSトリガーを1枚なんでも使えるので、状況に応じて様々なカードをプレイすることが出来ます。
火噴くナウを使うことで、マナを減らさずにブロッカー+1体除去。
ブレインスラッシュを使うことで、効果を両方選んでベンやドルファを早めに展開。
トリガージャーを使うことで、3枚ドローと除去。
等々非常に便利なクリーチャーです。
蒼龍の大地が2枚ですが、このクリーチャーを通してプレイすることも多く、このカードと合計で4枚が安定してるので2枚にしています。

《霊宝 ヒャクメ‐4》3枚

出た時と選ばれた時に、ハンデス+ブーストができる優秀なディスタスです。
Sトリガーを持ち、赤単などの速攻デッキに踏ませることで、ササゲール4によって、強力なディスペクターを早期にプレイできるのが非常に強力です。
ただ、除去効果もなく、選ばれた時の効果が強制なので山札切れが気になる後半は使いにくさもあり、3枚採用にしています。

《S・S・S》1枚

このデッキに不足しがちな3色を補ってくれるSトリガーです。
除去効果は相手が対象を選ぶので、アポロヌスの攻撃時にSトリガーさせることが出来れば、選ばずに除去をしやすいです。
赤単相手にはガガガがバウンスの対象になってしまって、せっかくタップしたのにアンタップさせてしまうという事がありますが、総じて優秀なSトリガーです。
こちらも1枚です。

《怒流牙 サイゾウミスト》1枚

このデッキ唯一のシノビであり、墓地リセットで山札を回復できるクリーチャーです。
実質的にシールドを1枚手札に持つことが出来るので、持ってると安心感があります。
アポロヌスの攻撃時効果でマナをしっかり伸ばしてこのクリーチャーを出してしっかり受ける事ができるのも強みです。
グレイトフルベンの各ターンの効果からニンジャストライクできる事や、出しておくことで自分のターンの初めに、自分のドルファやMロマイオンのEXライフが離れた時効果を能動的に使えることも忘れないようにしたいです。
ただ、単体としてのスペックは低いので1枚に抑えています。

《「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》1枚

名前がとても長いのでデッキシートの記入が大変です。省略の許可が出なくて、記入欄にスペースが無く、デッキシートの裏に記入した経験があります。それぐらい大変な思いをしてでも、採用したい強力なSトリガーです。
名前の通り、地獄スクラッパー、サイバーブレイン、ナチュラルトラップ、ホーリースパーク、デーモンハンドと各文明を代表するSトリガーの効果を2つ使う事が出来ます。
気を付けたいのはパーフェクトダークネスなど「同じものを選んでもよい」とテキストにないので、どれか一つずつになります。

効果を解決する順番も呪文の場合はテキストに書かれた順番になるので
1.相手のクリーチャーを5000以下になるように破壊
2.3枚までドロー
3.相手のクリーチャーを1体マナゾーンに送る
4.相手のクリーチャーをすべてタップ
5.相手のクリーチャーを1体破壊する
になります。

よく使う組み合わせが
ブレイン+スパーク:相手の攻撃を止めつつ、3枚ドローで返しのターンにカウンターをする組み合わせ。
スクラッパー+ハンド:赤単などパワーラインの低いクリーチャーを一掃しつつ、残ったクリーチャーを破壊する組み合わせ。
トラップ+ハンド:相手にソンクンなど破壊された時に誘発するクリーチャーを先にマナに送ることで、ハンド効果の破壊で、破壊時効果を誘発させなくする組み合わせ。

等々、状況に合わせて多彩に効果を使い分けれるのが非常に強力な呪文です。
ただ、マナコストが0なので1枚採用です。
このデッキのブースト基盤では5色カード1枚はそこまで気にならないです。

《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》1枚

闇の8コストの大型クリーチャーで、出た時、タップした時、離れた時に、以下の4つの効果から2つ選んで、その内1つを相手に選ばせることが出来ます。
(A)相手は自身の手札をすべて捨てる
(B)相手は自身のクリーチャーをすべて破壊する
(C)次の相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。
(D)相手のシールドを2枚ブレイクする。

最終的には相手が効果を選ぶことが出来ますが、状況を見て4つの内相手に刺さる効果を2つに絞ることが出来るのはこちらなので、非常に強力なクリーチャーです。

相手のマナがすべてタップされていて、手札が多い時などは、A+C。
相手のクリーチャーが並んでいて、手札が多い時は、A+B。
ドルファディロムなどで3枚ブレイクして、相手の盾が残り2枚になってる時に、このクリーチャーで攻撃して、A or B+D。

等々ハマると非常に強力なクリーチャーです。
一度出てしまえば、効果を使用できる機会も多いです。
2体目以降は効果が被りやすいので、1枚採用です。

《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》1枚

ブロッカーを持ちパワーも高く、EXライフが離れた時に8以下の呪文を手札から唱えられるので、非常に防御力の高いディスペクターです。
予め出しておくことで、クライマックスジャオウガを出された時に、このクリーチャーのEXライフを剥がすことで、スパーク系の呪文を唱えてそのターン動けなくさせる事もできます。
攻撃時にも呪文を唱えることが出来るため、蒼龍の大地などで追加のクリーチャーを出しながら相手に攻撃していく事が出来ます。
色と単体で完結していない点を考慮して1枚採用です。

《蒼龍の大地》2枚

このデッキのコンセプトになっている呪文です。状況に応じてマナゾーンから強力なクリーチャーを展開してコントロールすることがこのデッキの根底にあります。
火または自然のクリーチャーを出した場合に、そのクリーチャーと相手のクリーチャーとバトルできるので、ボルバル8を出したときにバトルすることでボルバル8の追加ターン効果の破壊クリーチャーを稼ぐことが出来るので相性が良いです。
Sトリガーとしての質も高く、ドルファディロムなどを出すことで強力なカウンターが出来ます。
Disアイチョイスを経由して唱えることが出来るので、採用枚数は2枚です。

《聖魔連結王 ドルファディロム》2枚

単色のクリーチャーを除去し、単色の呪文を唱えなくして、単色のデッキに対して強力なパフォーマンスを発揮するクリーチャーです。
予め出しておくことで、シールド3枚でゲームを強要してくるCRYMAXジャオウガを相手に出されても、EXライフが離れた時の効果によってCRYMAXジャオウガを破壊する事が出来るのが強力です。
とこしえの超人など苦手なメタクリーチャーに対しても、出た時とEXライフが離れた時としつこく破壊効果を発動させることができるのも強みです。
シンプルに耐久性の高いスピードアタッカーでもあるので、詰める時にも重宝します。
蒼龍の大地などから出しやすいクリーチャーでもあるので、2枚に抑えています。

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》2枚

蒼龍の大地と併せて、このデッキのメインとなるクリーチャーです。
一気にマナを伸ばし、Disアイチョイス+蒼龍の大地で即時に大型クリーチャーを展開して、そちらの処理を相手に強要させながら、次のターン以降もマナから強力なクリーチャーを展開し続ける動きが非常に強力です。
アプルを出されるとマナを伸ばす効果や、マナから召喚する効果どちらも封じられるので厳しいです。
メタに弱いところもあるので、2枚です。

《禁断竜王 Vol-Val-8》1枚

非常に強力なフィニッシャーで、メタクリーチャーで固められた盤面でも除去とサーチと追加ターンと次のターンの動きを強くしてくれるのも強みです。
このデッキのフィニッシュは大体このクリーチャーが関わることが多いです。

パワーラインも非常に高いので、蒼龍の大地でのバトルでギガンディダノスを倒せたりします。
他にもフィニッシャーがあるので1枚採用ですが、環境によっては2枚採用でもいいかもしれません。

《勝利宣言 鬼丸「覇」》1枚

どんな状況でもこのカード1枚で勝てるポテンシャルを秘めてる強力な殿堂クリーチャーです。
攻撃時に追加ターンを取れる可能性があるのが強く、詰めに行くプレイの判断がしやすいです。
基本は盤面を整えた後に、単純な打点として使って追加ターンはおまけ程度に考えることが多いですが、抑えられてる状況など苦しい場面では、このクリーチャーで追加ターンを取りに行きます。
殿堂カードなので1枚です。

《終末の監視者 ジ・ウォッチ》1枚

相手がクリーチャーを出した時と呪文を唱えた時に、ターンを飛ばせる強力なロッククリーチャーです。
ターンを問わないので、こちらのターンに相手のカツキングなどのSトリガークリーチャーを踏んだ場合に、出た時効果を使わせる前にターンを飛ばすことで、登場時効果を使わせないようにすることが出来ます。
召喚時と攻撃時に2体まで手札に戻せる効果も便利で、相手が展開したクリーチャーを手札に戻させることで、再展開した時にまたターンを飛ばすことができます。
自分のクリーチャーも戻せるので、デドダムなどのリソースを戻したり、ドルファのEXライフを剥がしたり色々とできます。
弱点としては相手の盤面が整っているときは、そのまま押し切られてしまう事があることです。
10コストと重いクリーチャーなので、1枚採用です。

《「鎮魂」の頂 ベートーベン・ソレムニス》1枚

出た時に相手のドラゴンをすべて破壊して、その数だけ相手のシールドを墓地に送ることができ、相手のドラゴンを出させなくする効果もあり、ドラゴンに対して圧倒的な効果を発揮するフィニッシャーです。
5cザーディのザーディクリカや、4c邪王門のカツキング、アナカラージウォッチのガイアッシュや、オービーメイカー、ゲンムエンペラー、ガガガなどに刺さります。
破壊対象がクリーチャーに限らないので、青単タマシードのバイケンの幻影、ドラッヘダーゼンや、ドランゴルギーニ、ジャブラット、ボルシャックフォースなども破壊できます。
スピードアタッカーも持ってるので、一気に畳みかける事が出来るのも強みです。
ただ、このクリーチャーが刺さらないデッキも多いので、1枚採用です。

《テック団の破壊 Go!》1枚

火噴く3枚目を差し替えた1枚です。
コスト6以上の大型を破壊できるのと、コスト5以下のカードをすべて手札に戻すことができ、殆どの状況で使いやすい呪文です。
特に5以下のカードを手札に戻す効果でメタクリーチャーを一気に戻せるのは重宝します。
カードに触れれるのも偉く、青魔導具の新世界を剥がせるのも魅力です。
1枚入れておくと、プレイの幅が広がるので1枚採用です。

《ブレイン・スラッシュ》1枚

こちらも火噴く3枚目と差し替えた1枚です。
3枚ドローし1枚捨てるか、墓地から8コスト以下のクリーチャーを出せるかを選べますが、バトルゾーンに水と闇が揃っていれば、どちらも使える呪文です。
両方の効果が噛み合っており、Disアイチョイスから唱えることで、両方の効果を使ってグレイトフルベンやドルファディロムを墓地に置いて、そのまま出す動きが強力です。
バトルゾーンのデドダムのプレッシャーも上がるのも見えない強さがあります。
最低限ドローができるのが強みですが、十分に発揮できない状況も多いので、1枚です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
拙い文章でしたが、各採用カードの解説がお伝えできてたら幸いです。

次の項目では、自分がCSで対面ごとに意識していることを書かせていただいています。
ご興味のある方はよろしくお願いします。
改めて、ここまでお読みいただきありがとうございました!


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