見出し画像

身近でない人の子供自慢は聞きません

子供の写真を送ってきてわたしの「可愛い」という言葉を欲してくる親がいます。仲の良い友人の子供や身近な人の子供は可愛いと思いますが、それ以外の子供は正直どうでもいいです。誰が見ても可愛い子供ならもちろん可愛いと言いますが。

ほとんど会ってもいない人間に自分の子供を自慢してくる人は何を求めているのでしょう。子供に会ったこともなく、成長過程も知りませんから何も言える事がありません。誰が見ても可愛い子供なら分かりますが。

同じくらいの年齢の子供がいるという会話のきっかけとしてなら分かります。それでも「うちにも〇才の子がいるんですよ」という言葉だけで写真はいらないんじゃないかとは思いますが。そうではない場合、いったい何を求めているのでしょうか。

子供自慢は親が褒められたいことのカモフラージュであることが多いです。子供を褒めてもらうことで親の承認欲求を満たしている親が多い。自分に自信がなかった人がそうなりやすいように思います。

こういった親は子供を自分の所有物のように思ってしまう。そのため子供が自分の言いなりになっている小さいうちは自分の承認欲求を満たすために使いますが、子供が大人になってきて自分の思い通りにならなくなってきたときに態度を一変させる可能性があります。

親は誰よりも子供に一途であるべきだとわたしは思います。親への信頼が将来子供の自信や安心感につながっていくのだと考えているからです。もちろん子供自慢をするすべての人が自分の承認欲求を満たすために自慢しているとは限りません。それは親の行動を見ていれば分かるでしょう。

少子化で子供が必要とされている時代にもかかわらず愛情不足といわれる子が多いです。満たされていない子が多いです。どうか多くの子供たちが親の自己満足の道具ではなく、ちゃんと愛されて育ちますように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?