自堕落ハニー
なんとも自堕落な1日を過ごしている。
今日は同居人が出張でいない。朝は病院へ行き、昼は公園で写真を撮り、飽きたらひとりカラオケ。
喉を枯らして帰宅したら、ご飯を作るでもなくソファに着席。ちゃっかり、テネシーハニーのミルク割りと、おせんべいの詰め合わせを両手に。
洗濯機回したり床掃除したり、ああ、何より洗面所のタオル掛け作らないとな。もう2か月くらいやるやる詐欺している。
今日明日でやっておかないと同居人が鬼になるらしい。昨日宣言してたよ本人が。おー怖。明日やります。
まあ、平和な休日だ。
やらなきゃいけないことはたくさんあって、いや、たくさんあると思い込んでいて、実際は5個もあればいい方。
楽しいことに首を突っ込みまくっているので、そのワクワク感?それが「なんかいっぱいあってバタバタしている」ような気持ちにさせているのだ。なんて幸せなこと。
あれやらなきゃ、これやらなきゃ、と常に思いながら、基本はダラけきった人間なので動き出すまでが果てしなく遠い。
1ミクロンでも動き出せばアクセル全開いけるのにね。
わたしがよく「行動力ある」と言われ、それを自分でも長所として認めているのは、1ミクロン動き出したあとの話。
「鶴はなんでもガンガン行動できていいよな」
とか言われると、褒められた気分でエッヘンって顔をするけれど、別に「いいよな」じゃないよ。
ガンガン行動しないと何もできないだけだよ。たぶん、誰だってそうだよ。
わたしは実のところ、何も持たないただのポンコツだ。
わたしにできて、他の誰かにできないことなんて無いと思う。
「やってみたい」「辞めたい」とかいう望みがあるのに、口に出すだけで何もしない方が不思議だ。
口に出すくらいなら動いてみればいいじゃん、としか思えない。大体なんとかなる。多少のギリギリなら渡ってきたけど、ほら見て今超楽しそうでしょわたし、だから大丈夫。
1ミクロンやってみるかみないかの差を「行動力」と呼ぶのだろうか。だとしたら、行動力はしっかりある方かもしれないな。
とはいえそんな行動力があったって、予定もお目付役もいなければ全力で堕落する。なんせ元がダラけきっているので。
おせんべいをつまみながら右手の中指だけでiPhoneをぽちぽちして、このnoteを書いているのが今だ。
ああ、自堕落サイコー。
2LDKの部屋がなんだか妙に広いけれど、テネシーハニーのミルク割りがあればわたし、無敵なのかもしれない。
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