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春眠暁まで訪れず

春が近いですね。
目覚めるたび冬が遠ざかっていく気がします。 

得意な季節と苦手な季節ってありますか?
スガシカオさんは6月が苦手とずっと仰ってますよね。
私は春が苦手です。3〜5月。
生きにくい感じがする。気づくと指先が小刻みにぷるぷる震えて、肩が凝って、両端の視界が狭くなって、鼓動の音がやたらと大きく聴こえて、道を歩いているときにアスファルトに顔面から突っ込みたくなります。

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桜は私にとっては非常に刺激が強くて心臓がドキドキしてしまうのだけど綺麗なので花見には行く。排除せずに折り合いをつけるのが大事。

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おくしゅりで誤魔化しつつ、失敗を繰り返しつつ…。冬眠ならぬ、春眠できればいいのですがそうもいかないので、なるべく物事を単純に考えて生きていこうと思います。

(あまりにも春が苦手すぎて、授業で『春眠暁を覚えず』というのを習ったとき全然作者の気持ちを理解できなかった。【意味】春の眠りは心地がいいので夜が明けても気づかないほどです。へー???) 

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神経がセンシティブになる分、普段なら通り過ぎてしまうようなことにも気づけるという事実が私にとっては光明で、本の頁をめくってノンブルが2ずつ増えることやトマトジュースの赤が美しいことついて、いちいち感動することができる。 

それを詩にできたらみんなに見せたいです。


#エッセイ  #春のこと

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