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勝率73%構築!! ネロ・グリフィスカップ New Division最終レジェンド64位 『リースアカギドラゲリオン』デッキ解説!!

リンクを押してくださりありがとうございます。
最近仕事に育児に忙殺されてもおなかのお肉がなかなか落ちない。「ピヴォ」と申します。

ここ数カ月は仕事にプライベートになかなか時間が取れずnote投稿もすっかりご無沙汰となってしまいました。

さて、またまた久しぶり投稿ですが
今回は念願のデッキ解説記事を書こうと思います。

デッキ解説についてはオリジナルデッキで目立った成績を収められたことがなく、なかなか手が出せずにいましたが今回使用したデッキは『完全オリジナル』と言っていいと過言でないものとなりました。

新弾後はBEANSの統計グラフにも全く載っていないまさしく環境外デッキです。

タイトル名にもある通り開発したのは「超神星アポロヌス・ドラゲリオン」のテーマデッキです。

アポロヌスドラゲリオンシークレット

アポロヌスドラゲリオンは過去のランクマでも一番使用したデッキタイプであり、個人としてもプレイングにかなり自信のあるデッキタイプでした。

デッキを試作しランクマで数戦まわした結果、かなりの手ごたえを感じました。

「このデッキを最終レジェンドに連れていきたい。」

そう思い頑張りました。頑張りました。頑張りました。(大事なことなので3回言う)

その結果、環境外デッキでありながら、New Division64位で最終レジェンドを獲得することができました。

そこで今回はデッキの開発の経緯と戦績、採用札とその理由、対面別の立ち回りと包み隠さず公開しようと思います!

それでは前置きはこの辺にしておいて早速始めましょう。

あ、もちろん無料です。

【デッキ開発の経緯】

11/25待望の11弾がリリースされ、NDについてはレート1505からスタートしました。筆者はバルガライゾウを軸とした連ドラとボルフェウス天門を使用し、順調にレート1622まで上げれました。当時は環境も比較的環境の速度も遅く、またパワーカードへの対策も定めってなかったため『超天星バルガライゾウ』の上振れを押し付けるだけで勝ててたのです。連ドラ最強!!連ドラ最強!!と脳死でマジで思っていました。

しかしここで事件が起きます。

11/29に連ドラデッキを使っていて
4連敗-1勝-4連敗-1勝-5連敗
と大連敗を喫し最終日前日なのにレート1524までレートを下げてしまいました。

この時には完全に心が折れかけてました。

速攻やガントラには簡単に轢かれ、初動のブーストはまったく引けず、頼みの龍の呼び声やエコアイニーは1ブースト、バルガライゾウは0~1ヒット、ドルバロムにはすべてをぶっ壊される。

と、下振れに続く下振れでした。

今振り返ってみるとこのデッキは防御面と安定性がないのが弱点でありそこに目を向けれなかった自分の責任でした。(脳死はダメゼッタイ。)

BEANS内のディスコードにも“今季しゅーまい“と泣き言をいう始末。マジでダサいです。当時の自分にあきらめんな!ボケェ!と言ってやりたくなりますね。

なんとか優先権までは!と赤緑速攻と黒緑速攻へチェンジするもイマイチ勝ちきれず、1573まで来てついに夜に。
仕事や家事もあるため使える時間が23時までと最終日の午前、そして21時~23時までとホントに時間がありませんでした。

今思うとここがターニングポイントでした。
ふと、夜ご飯のお皿洗いをしているときに一つのアイデアが浮かびあがります。

アカギガルムスをアポロに入れバルケリオスを絡めれば、速攻やビート相手より先にリーサルとれ、バイオレンスフュージョンやバルガライゾウにも間に合うんじゃないか。

11/29時点の環境はビート環境だったため元々トリガーが厚いのと再現性の高いリーサル性能が高いアポロヌスドラゲリオンデッキは一つの回答だと閃きました。
天敵の天門も今は環境外。これはいけるんでは?!と早速開発に取り掛かります。

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◆デッキづくりのポイントは7つ◆

⓪ 構築で勝つ。
① 環境グラフの右半分に優位~五分につけ、左半分のコントロールにも戦える。そして環境外の有象無象デッキに負けない。
② 安定性や再現性が高い。
③ プレイングがシンプルであり応用もできる。
④ 環境デッキに対してへのシンプルな勝ち筋を想定できる。
⑤ 1試合の時間が短いビート系のデッキである。
⑥ 運だけでも勝つ。

そんなことを思いながら5分でできた最初の原案はこちら。

初期リスト

レート1574からスタートした“挑戦”は当時のランクマ環境にぶっ刺さり大当たり。

11/29の23時時点で14勝4敗の勝率78%。2時間でレート1640まで大きくレートを伸ばすことに成功しました。

そして引き続きビート環境が続くと考え迎えた最終日。

累計40戦29勝11敗の勝率73%(後攻勝率が79%!)となり、
最終レート1672としてNew Division64位で最終レジェンドを獲得することができました。

まさにどこよりも早く環境の情報を入手できるBEANSに属してるからこそできる”メタ”を読み切った成果でした。

こうして『リースアカギドラゲリオン』は完成しました。

【デッキレシピ】

最終リスト

ST枚数 16枚
有効トリガー枚数 12枚
マナブースト 8枚
ドラゴン枚数 27枚
多色カード 8枚

※トリガー厚めにした最終日決戦用です。

【デッキ解説】

11弾がリリースされ長らくアポロヌスドラゲリオンデッキを支えていた「ボルシャック・バディ・ドラゴン」がスタン落ちになりました。

アポロヌスドラゲリオンデッキは“終わった”デッキタイプ

こう思っていた人も多いと思います。

しかし、アポロヌスドラゲリオンのデッキタイプでボルシャックバディを必要としないデッキタイプがありました。

それがリース(白赤緑)アポロヌスドラゲリオンです。
リースタイプはロマネスクとボルグレスバーズの圧倒的なカードパワーでコントロール対面に強い反面、トリガーが薄くまた高コストカードが多いためビートに対面に弱いデッキでした。

ここをコントロールへの強さをそのままに、環境で連ドラ、ガントラ、メカオー、速攻が大多数を占めている4デッキに合わせ調整を施しました。

そこでボルシャックバディの空いた枠へ
11弾で追加された 『武装竜鬼アカギガルムス』をデッキの軸に添えました。
アカギガルムスは連ドラを使用していた際に、トリガーした際に意外とビート対面へのキルターンに間に合うことに気づき可能性を感じていました。

アカギガルムス

コントロールにはボルグレスバーズ、ザークピッチ、ボルシャリオでリソースを抱えつつ、常にスパークからのアポロヌスドラゲリオンのワンショット恐怖をさらし動きます。このデッキの1ブーストは次ターンにマナ置きをスキップできる権利を持つ1ドローと同義です。デッキ枚数管理が甘いコントロールには相手にはデッキアウトも狙います。

このデッキの最大のギミックは5ターンアポロの再現性の高さにあります。
以下アポロルートまとめです。(多分もっとあります。)

3ルピア ~ 4センチ+センチ ~ 5センチ+アポロ
3ルピア ~ 4センチ+ボルシャリオ ~ 5センチ+アポロ
3ルピア ~ 4センチ+センチ ~ 5ヘリオライズ+G0バルケリオス+アポロ
3ルピア ~ 4ヘリオライズ  ~ 5センチ+G0バルケリオス+アポロ
3ルピア ~ 4ヘリオライズ  ~ 5ボルシャリオ+G0バルケリオス+アポロ
3ルピア ~ 4センチ+センチ ~ 5アカギ(ブースト)+G0バルケリオス+アポロ
3ルピア ~ 4アカギ ~ 5ヘリオライズ+ G0バルケリオス+アポロ
3ルピア ~ 4アカギ ~ 5センチ+センチ+ G0バルケリオス+アポロ
2ライフ ~ 3センチ ~ 4ヘリオライズ ~5センチ+ G0バルケ+アポロ
2ライフ ~ 3センチ ~ 4ルピア+センチ ~5ヘリオライズ+アポロ
2ライフ ~ 3センチ ~ 4ルピア+センチ ~5センチ+センチ+アポロ

以上が能動的な動きです。

実際にはトップで濁ったり妨害やルピアが引けなかったりとありますがそれでも6ターン目着地は安定してきます。

このマナカーブ通りに進めたい場面も多いため多色事故を防ぐべくできるだけ少なくし8枚としております。

これにアカギガルムスがトリガーしたりするとG0バルケリオス条件が容易になったり、ブーストも助かりアポロのシンパシーの懸け橋になったりと、アポロ着地をより簡単にしてくれます。

このアポロヌスドラゲリオンへの多種多様なルートこそがデッキに勝利への再現性と安定性をもたらしています。

【採用カード解説】

ここからは採用カードの解説です。

◆フェアリー・ライフ x4枚
上振れカード、単色緑、多色事故補償

フェアリーライフ

このデッキにおいては上振れカードであり先攻後攻を逆転させるカードです。
4マナのセンチネルやボルシャリオに3ターン目にアクセスするだけでなく、
ビートや速攻相手にトリガーした際の“アポロ着地まであと一マナ足りない”状況を回避します。速攻相手に先行をとられた際のアカギガルムスの効果発動条件もこれで補完する役割も持っております。実はここは自由枠。

◆コッコ・ルピア x4枚
ドラゴンデッキの最強システムクリーチャー、初動、デッキの核、癒し枠

コッコルピア

アポロヌスドラゲリオンの早期着地のための最重要カード①です。
月末環境は小型獣を処理するシールドトリガーは積めど序盤のシステムクリーチャーを処理するカードがジャックアルカディアスくらいでした。
ジャックアルカディアスもマナ置きでは一見流行りの連ドラに見えることからマナ置きされるケースが多く比較的盤面に残りやすいカードであることに連ドラで試してた時から気づいておりました。
3ターン目にプレイできるとセンチネル、ボルシャリオの軽減やアカギガルムスへのスムーズなつなぎ、ガルべリアスの着地と理想プランをとりやすいカードです。4ターン目にアカギガルムスが経つと3000以下のシステムクリーチャーを焼きながら1ブーストが可能になり優位にゲームを進められます。文句なし4投。ルピア最強!

◆センチネル・ドラゴン x4枚
アポロのメイン進化元、4コスト火のドラゴン、疑似リソース補給カード

センチネル

アポロヌスドラゲリオン進化へのメイン進化元です。
サムライのザンゲキのようなこのカードを序盤に引けるとぐっと勝利が近づきます。ルピア下で2マナで進化元を並べられ、手札を消費しないカードで文句なしの4投。
効果的に4投しかありえない。コントロール対面には1体ずつ出すことでリソースを確保しながら盤面に残れるのが強いです。センチネル最強!

◆聖霊竜騎ボルシャリオ x2枚
手打ちホーリースパーク枠、序盤のブロッカー、4コスト火のドラゴン、アポロの進化元

ボルシャリオ

火のドラゴンでG0バルケリオスの頭数、アポロヌスドラゲリオンの進化元、グレートメカオーやツヴァイを筆頭に相手への盤面を開けたいときにホーリースパークを持ってくる動きが攻めに守りにばか強い動きができるカードです。色事故も懸念しましたが連ドラやガントラ、速攻相手に能動的に軽量でブロッカーをおけるのがとても便利で。ドラゴンであることの価値が多色事故を上回るメリットと感じたため採用。地味にリソース確保しながらセンチネルのお供になるのも◎。

◆ヘリオライズ・ドラゴン x3枚
アポロのサーチ役、アポロの進化元

ヘリオライズ

このデッキの最重要カード②です。
ブーストも踏まえアポロヌスの早期着地のため準備を整えやすいこのデッキではアポロを手札に持ってくることが一番のカギとなります。また、そのまま自身も進化元になれるのでアポロの空いた3枚枠へ素直に入れる形に。地味に相手のアカギガルムスの効果射程外の4000ラインも偉く場に残りやすいカードです。ヘリオライズ最強!

◆光神龍ベティス x4枚

ST、防御カード、アポロの進化元

ベティス

STドラゴンで1体止めるだけで偉いです。過度の期待は禁物。ビートや速攻相手にトリガーすることが仕事であり、バルガライゾウの3点やそのあとのサファイアの攻撃をブロックすることが仕事です。環境がビートに寄っていたため4投。それだけが仕事だがそれが仕事。最初の1点ベティスに泣くビートは数知れず。手札にきても“ドラゴン”であることと単色カードなのも◎。魂の1戦はこのカードのおかげで余裕で勝ちました。

◆ホーリー・スパーク x4枚
最強のST

ホーリースパーク

このカードで勝ち、このカードがシールドに埋まってなくて負ける。
入れない理由はないカード。ボルシャリオで持ってくる最強の呪文。このカードとアポロで相手は死ぬ。文句なし4投。

◆超神星アポロヌス・ドラゲリオン x1枚
フィニッシャー

アポロヌスドラゲリオンシークレット

説明不要。最強である。

◆ガルべリアス・ドラゴン x2枚
押し込み打点、フィニッシャー、ビート相手のトンカチ役。

ガルべリアス

アポロで盾を割って耐えられた後やドラゴンビートプランのお供です。
環境を蹂躙しているHDMへの回答にもなり、横のゼンアクも無視しながら仕留めに行けます。またガントラや速攻相手にはブーストしながらSAで相手の盤面を処理してくれるため獅子奮迅の活躍です。コントロール対面、ビート対面と腐ることのない汎用性の塊の“やってる”カード。3投検討も視野にしていたがここは要調整。ガルべリアス最強!

◆武装竜鬼アカギガルムス x4枚
マナブースト、有効トリガー、火のドラゴン、アポロの進化元、

アカギガルムス

このデッキ発案の原点。このデッキでは11弾バルガライゾウと2強を飾る最強のカードと思ってます。火のSTドラゴン獣で盤面処理+ブーストが最強。
3ターン目にルピア出した後のブレイクでトリガーブースト1面除去、センチ、G0でアポロと4ターンアポロが完成します。ビート対面はもちろんメカオーやツヴァイ対面にもルピア下での盤面除去+ブーストも強力で大きくテンポをとることができます。ガルべリアスを後に出すとブースト機能を持たせることができます。アカギガルムス最強!

◆バルケリオス・ドラゴン x4枚
アポロの進化元、簡単打点製造機、上振れ最強カード

バルケリオス

最重要カード③。上記アポロヌスドラゲリオン5ターン着地ルートの再現のためにこのデッキ一番の中枢を担うカードです。火のドラゴンx2体はあっという間に達成されるので簡単に出せるのはもちろん、STアカギガルムス、次ターンヘリオライズ、G0バルケリオスで次のターン相手へリーサルを押し付けられます。(最速4キル)リーサル+1~2過剰打点を出すためにも必要なカード。また火のドラゴン2体とこのカードを2体並べるとそのままビートしてゲームに勝つこともできます。バルケリオス最強!

◆無双竜機ボルグレス・バーズ x2枚
超リソース補充カード、コントロール対面最強のカード、アポロのマナ落ち回収カード

ボルグレスバーズ

対コントロール対面での回答カードです。ドラゴンデッキにおける最強のリソース補充カードでありマナブーストで落ちたアポロやヘリオライズ、センチネル、バルケリオスなどのキーパーツをアポロをハンデスケアしながら回収できるのもかなり偉いです。パワー8000のWブレイカーも優秀でドラゴン軍団で圧殺するプランもとれます。ボルグレスバーズ最強!

◆翔竜提督ザークピッチ x2枚
リソース回復、ハンデス対策

ザークピッチ

火のドラゴンでG0バルケリオスの頭数、アポロヌスドラゲリオンの進化元です。
バディのスタン落ちにより取り扱いが難しくなりましたがバレットバイス、ビューティシャン、ベガなどハンデスをしてくる相手への抑止力になり、スリリングスリーの能力もデッキの31枚が効果範囲なのでキーパーツの回収が見込めます。8コストと重いカードですが、ライフ、アカギガルムス、ルピアの軽減と中盤でも手出しする機会があり素だしも比較的簡単にできます。またボルグレスバーズと違い単色カードなのも◎。甘いコントロールがハンデスでこいつを落としたらほぼ勝ちです。

【対面別相性考察】

最後にすべて細かくとは言えませんが簡単に環境に多いデッキ対面でのプレイングのコツを書いていきます。練度もまだまだ足りず、必ずしも正解とは言えないかもしれませんが参考にしていただけると幸いです。
※自分の手札事故は除きます。

【剣誠ドラゴン(赤青)】

剣聖

相性:先攻で五分~微不利 後攻で微不利。
基本勝ち筋:とにかくアポロの早期着地を目指す。

トモエを獲得後は1枚(1打点)のリソース確保を得て、ベティスやアカギ1枚トリガーだけでは止まらなくなり従来よりもきつい対面。プレイングも確立してきたから5ターン目の剣誠からもワンショットを狙うプレイも増えてアカギやベティスでの盤面処理もケアしてきている。先攻でありアポロが引けていれば5ターン目の剣誠よりもアポロ立つほうが早く、イージーWINの確率が高い。しかし後攻だと着地まで1ターン遅いためスパークトリガーを祈る場面が多い。後攻の場合はとにかくアポロを手札にひくプレイを優先。ルピアまた盤面には2体以上ドラゴンを並ばせることを意識する。剣誠ドラゴンで1体処理されてもアカギトリガーからのバルケリオス+アポロのカウンターをとるしかない。

【メカオー】

ヴィーナス シク

相性:有利。こちらの手札事故、相手の理想ムーブや大量トリガーからのカウンターでない限り勝てる。
基本勝ち筋:盤面処理を優先にどんどんドラゴンを並べアポロでフィニッシュ。

アカギガルムスとボルシャリオが光る。ルピアを除去できる手段がコロビナーのタップに依存するためアポロ着地の準備やアカギガルムスで盤面を減らしながらテンポをとれる。常にアポロを警戒しなければならないためこちらへのリーサルがない中でフェニックスは立てづらく、こちらはボルシャリオでホーリースパークを手札にサーチできる。盤面処理に使ってもよし、アポロのリーサルに使ってもよし。耐えてもガルべリアスが後続で待っているというほぼ必勝としたい対面。相手にブロッカーが立ってる中でのアポロワールドブレイクから2~3枚以上のトリガー獣は注意が必要である。ケアを間違わなければ負けません。

【ガントラビート(青・黒)】

ガントラ

相性:微有利~五分。大量STやノートリ貫通やジャック+バリスパされない限りほぼ勝ち
基本勝ち筋:トリガーで耐え、盤面処理を優先しつつドラゴン並べアポロでフィニッシュ。

青ガントラはアマテラスを獲得も基本的に初動が3マナからなので早くても4ターンから殴るデッキ。アカギガルムスの効果発動条件やルピアが立つのが間に合う。序盤のマナ埋めが連ドラと酷似しているので勝手にジャックをマナに埋めてくれることがあるのでマナに埋めてくれたらラッキー。ガントラにはガルべリアス(しかもブースト付き)、アラゴナイトにはアカギガルムスが処理に回れるため盤面をとりつつドラゴンを並べていく。盾からもアポロやヘリオライズ、バルケリオスが引き込める可能性があるため回答が一番多いデッキ対面。基本は打点を並べてアポロでフィニッシュ。
黒ガントラはデスドラ着地よりもアポロをそろえることを意識。盾は比較的薄くなっているためリーサルターンで自分の盾が2~3枚残っている場合は盤面にクリーチャーを処理してからアポロで突っ込んでも貫通することが多い。相手のリーサルと自分のリーサルの計算がシビアに求められる。

【速攻(赤緑・黒緑】

ブレイズ

レオパルト

相性:微有利。ノートリ貫通のみ負ける。
基本勝ち筋:トリガーで耐え、盤面処理を優先しドラゴン並べ打点並べてフィニッシュ。

2~3ターンの間でどこかで遅延させれれば勝ち。アカギガルムス、ベティスがトリガーすればほぼ負けない。こちらを止めるトリガーがないため、ボルシャリオも使い守りを固めつつバルケリオス、ガルべリアスで6打点作れれば勝ちである。逆にいうとトリガーしないと相手の速度の方が上回っているので負ける。しかし有効トリガー12枚体制なため期待値は1.5枚。大体踏んでくれて勝てます。

【バルガライゾウ(連ドラ)】

バルガライゾウ

相性:五分。相手のバルガライゾウ着地から最大値の上振れをされると負ける。
基本勝ち筋:どんどんドラゴン並べアポロでフィニッシュ。バルガライゾウの3点をあえてもらいカウンターでフィニッシュ。

こちらのアポロが早いか、相手のバルガライゾウが早いかの速度勝負になる。しかしこちらはボルシャリオやベティスでのリーサルずらし+ホーリースパークの採用と相手より防御面が高いのが強みであり分はこちらにある対面。アポロのカウンターでのワンショットと相手のトリガーが薄いこともこのデッキの勝ち筋になる。ロレンツォのブロッカー付与もスパークで無効化することができる。トリガーも薄いため展開していたドラゴンでなぐっても勝つことができる。うまい人は一度デルフィンを立ててバルガライゾウを出してくるので注意。

【ドルバロム系統(ターボ、除去)】

ドルバロム

相性:不利。アポロが間に合えば勝てる。
基本勝ち筋:どんどんドラゴン並べアポロでフィニッシュ。

相手のドルバロムよりも先にアポロを立てなければ負ける。バーロウを出されると詰みます。最近はHDMやデスドラゲリオンも採用されており小型ドラゴンが盤面に並びづらい。相手の事故と最速5~6ターンアポロ成功を祈るばかりの対面である。

【ナイトコントロール(ネログリフィス型)】

ネロ

相性:五分。相手とこちらのリソース差を意識しアウトを狙うかアポロ着地を狙うかの見極めが大事。
基本勝ち筋:アポロのワンショット+ガルべリアス。それがムリならデッキアウトも狙う。

ザークピッチを引けていると楽になる。ない場合はとにかくアポロがハンデスされると勝ち筋が細くなるのでトップボルグレスバーズも視野にキーパーツをマナに逃がすプレイングも大事である。デッキリストの大半がリソース補充のため打点はネロとドラムトレボールとゴットくらいしかなくトリガーケアもできないので常にSTスパークカウンターを視野に入れた立ち回りを意識する。山札消費が激しいデッキなのでアウトも狙いやすい。手打ちスパークでドラムだけでも処理すると相手が打点足りずネロで殴りに来て自滅してくれることもある。ここではボルシャリオやベティスのブロッカーも大事になる。確定除去もアルカディアエッグx4枚、デュアルザンジバルx3~4枚のみと盤面にドラゴン自身は残りやすい。HDM採用型は対策にガルべリアスは簡単には出さず手札に抱えることが大事。アポロがHDMを上から取れるのでワールドブレイク後も怖くない。あとはガルべリアスでも締めれる。一番考える対面。

【5Cコントロール(バイオレンスフュージョン含む)】

ミラクル

相性:有利から微有利。天敵のキングアルカディアスだけ警戒しながらアポロ着地を目指す。
基本勝ち筋:どんどんドラゴン並べアポロでフィニッシュ。アポロがなくても打点が足りているならドラゴンビートも視野。

相手のマナブーストから大型ゴッドを出すよりもこちらの動きの方が早い。盤面処理も6マナ以降の1体処理のカードばかりなのでバルケリオスやアカギガルムスのブースト絡めてセンチやヘリオライズを一気に出せば相手は対応できず押し勝てる。STジャックからアポロ単騎の場合で残るとヘヴィから除去されてしまうので注意が必要。ガルべリアス+ルピアを手札に抱えるなどケアを怠らない。ボルグレスバーズがここでも最強のカードになる。
キングを立てられてもボルグレスバースやバルケリオスのG0を使いスパークからのカウンターを狙う。自分の動きよりもキングの進化元を盤面に残さないプレイングの選択肢も必要である。

【その他】

対戦数少なく判断不可能。

【まとめ】

以上、『リースアカギドラゲリオン』デッキの紹介と採用カード解説と対面別相性考察でした。

まずはまたも長文になってしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございます。

正直に最初に組んだ構築が環境へ考察と理論と持論の元、うまく形にできてまた結果を残せてよかったと思います。

そして魂の1戦を見届け、激励してくれたBEANSの皆様にこの結果を捧げたいと思います。

正直なところ、アカギガルムスをアポロに入れたら強いというのは最初にカード公開情報を見た人の中には沢山いると思います。しかし、私の狭い知見ですが形にして結果を残せたのは数少ないと思います。

しかしながら今回は運がよかったと思うと同時に大好きなテーマデッキで最終レジェンドに残れてとても嬉しいです。

欲を言えばレート1700へ連れていきたかったですがここは少し甘えさせてもらいました。

最後になぜ構築を公開しようと思ったのか書こうと思います。

それは「時間が経つにつれていつかこの構築では勝てなくなるから」です。

Twitterでは最終レジェンドに残った方やランキング上位の方の使用デッキが流れてきます。
このデッキはあくまで「11月末の環境トップメタを喰らう」ことに特化したデッキです。

黒緑デスドラゲリオンドルバロムやトリガーHDM、ラッカボルフェウス天門など対面したら無理対面なデッキもリストの中にはありました。

このようなデッキが流行りだしたら一気にこのデッキは苦境に立たされてしまいます。

ただ全国のアポロヌスドラゲリオンデッキファンへ

一瞬の輝きでもめちゃくちゃ強いデッキがあったことが届いたらいいなと思い公開させていただきました。いわば筆者の自己満足のこのデッキとの思い出のnoteです。

前のnoteでも書きましたがプレミア殿堂となるもアポロヌスドラゲリオンデッキは構築の自由度が非常に高いデッキです。
「“アポロヌスドラゲリオン”で勝ちたい」デュエリストへこのnoteが届いて、沢山の人にこのデッキの魅力に気づいていただけたら筆者は嬉しく思います。

今回のネロ・グリフィスカップは個人的にも“狙って”最終レジェンドに入りたいと思ったシーズンだったのでとても思うところがありますが、長くなりますのでそれはまた後日別のnoteで軌跡を書きたいと思います。

ぜひこのような環境特化型のデッキを練りたい人はぜひBEANSのグラフを活用してみてください。

日々の統計グラフは代表のまめさんが投稿してます。フォロー推奨です。(宣伝)
↓これ


11弾環境も始まったばかり。

まだまだ隠れた強デッキがあるはずです。
筆者は試したいギミックがあるので12月はのんびりほどほどに遊ぼうと思います。
(筆者のモチベーションになるのでよろしければ♡を押してくださいね。)

以上、『リースアカギドラゲリオン』デッキのお話でしたが、
このnoteを皆さんの今後のデュエプレライフに生かしていただけましたら幸いでございます。

それではまたご縁がある時まで。Goodbye!

◇スペシャルサンクス◇

まめさん(@sumamame)

#BEANS
#BEANSDATA


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