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自分の在り方次第で、言葉に宿るエネルギーが変わる

最近、「鎖の切れたチワワ」と言われた
企画編集部の岡崎美葉です。

ブルドッグにならないよう、
体重も言葉も引き締めていきます。


編集者はどのような点に留意すべきか


著者はその専門のプロフェッショナルで
私たちは書籍を作るプロフェッショナルです。

著者の世界観、伝えたいメッセージに最適な
「言葉を選ぶ」ことが仕事です。

言葉の職人として言葉を選ぶ時には
すでに無意識にやっていることを
敢えて意識化します。

普段、編集者はどのような点に留意して
企画書を書き、構成案を書き、章立てをし、
時にはインタビュー原稿を書いているかを
明文化してみます。


何かを言葉にする時にある、2つの意識


1.「私は私」という意識とそこから生まれる言葉

頭または脳で考えると、
伝えたいメッセージが先に出てしまい、
読者が置き去りになることがあります。

「ことだま」という言葉を
耳にしたことはありませんか??

選ぶ言葉によって、
そこに宿る意識は
自ずと読者に伝わってしまいます。


「相手に向かう」という意識だと、
そこには対立が生まれます。

すると白か黒か、勝つか負けるか
という方向性になります。

抽象的な言い方になりますが、
エネルギーは横にしか
広がらない
気がします。

読者を置き去りにしたまま、
書籍はどこに向かうというのでしょう?


2.「私はすべて」という意識とそこから生まれる言葉

ハートから出る言葉を意識すると、
読者が求めていることに
応えるメッセージが出てきます。

ややスピリチュアルな言い方に
なるかもしれませんが、
それは「すべてはひとつ」
つまり「繋がり」「愛」です。

不思議と、この意識でいる時は
何時間言葉に向かい合っていても
疲れません。

ある著者が仰った言葉が
とても印象的でした。

「一番の幸せは、
自分の好きな人が笑っていることです」

ビジネスは、お客様の困りごとを
解決することと言えます。

一番見たいものは、
解決の先にある笑顔です。

「人を笑顔にする」

これは最高の仕事の表現
なのではないでしょうか。

「生きる者すべてが幸せになりますように」
と祈って書いた文章は、

「私」という概念を超えているので、
エネルギーが宿り、人を笑顔にします。


祈りの意識で「文章化」できる私へ

毎朝、私は自分を調整します。

ライター、編集者としても、
この祈りの意識で
文章化するマインドセットにするのです。

重力の法則に従って、
エネルギーも
上から降りてくるように感じます。

まるで光のように。

そして、言葉に変換されたそのエネルギーは、
四方八方、縦横無尽に広がる
気がします。


自分の中で自分をどう作り上げるか


著者も編集者もライターも、
大切なのは「どうやるか」の方法論よりも、
「どう在るか」の在り方なのだと思います。

どのような意識で言葉を選んでいるのか
常にチェックすることが、
意識をよりクリアにすると思います。

自分の中に対立があれば、
それが言葉にも表れます。

自分の中にある、
何かしら引っかかるものに気づき、
クリアにしていくことが
自立ということではないでしょうか。

すると、自分を好きになっていく。
人が好きになっていく。

本来の心地よい状態であれば、
それが言葉に表れるのです。


DNAパブリッシング株式会社
企画編集部 岡崎美葉


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