かもめ

このところ、昔のヒット曲のプレイリストを聴きながら走っている。一昨日は「1979年邦楽ヒッツ」、昨日は「1980年邦楽ヒッツ」。両方に久保田早紀の「異邦人」が入っている。確かにどちらに入れるか迷う時期に発売された気がする。記憶では80年のヒットという感じだけど。両方にジュリーが入っている。79年の「カサブランカ・ダンディ」と80年の「TOKIO」では別世界。80年代って大きな分岐点だったんだなと思う。79年はいい曲いっぱいあるけど、さだまさしの「関白宣言」を聴いたら、あと全部忘れそうになった。持って行ってしまう。お化けソング。よく考えたら歌詞の内容は「カサブランカ・ダンディ」と重複する部分がある気がする。この時点ですでに時代遅れになっていた価値観の断末魔の叫びのような。でも、歌としてはどちらもいい歌。関白宣言は涙出る。

それで、今日は1981年ヒッツにしようと思ったんだけど、一年の違いなのに、急に思い入れのある曲が少なくなってしまう。一曲目の「ルビーの指環」はいい曲だけど、なんかどうもね。あとはもう個人的に聴く気がしない曲が並んでいたのでやめた。この頃から洋楽に興味が移ったからだと思う。ビートルズとかクイーンに夢中だったし。それで一年戻って1978年のヒット曲を聴くことに。
78年と79年にはほとんど差を感じない。連続している。自分としては小学生から中学生になった時期なので大きな差がある気がしていたのだけれど、今振り返ると、この2年の違いは少ない。サーカスの「Mr.サマータイム」と「アメリカン・フィーリング」にそう違いはないし。78年には何と言っても、渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」がある。これが最高。この曲は後追いで聴いたんだよね。流行ったのは6年生の時だけど、中1の時に他の曲で渡辺真知子を知って、さかのぼって聴くようになった。全部、FMから録音したカセットですよ。真知子さんにお金払ったの多分、40歳すぎてからだ。CD買ったのその頃。

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というわけでかもめの写真。山下公園のゆりかもめが帰ってきました。

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中華街でお昼。麻婆茄子。これで700いくらだもんね。安い。

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かもめつながりだけど、映画「かもめ食堂」を見たので、シナモンロールが食べたくなった。美味しい。シナモンロールってこんなに美味しかったっけ。

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ああ、なるほど、確信犯だったわけか。結局、買ったけど、買ってよかった。面白い。

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