日記:2017年12月30日(土)晴れ

 今年も明日で終わり。というごく普通の書き出し。年末だからといって、私の毎日が何か変わるわけではない。平常運転。ただし、やはり周囲の雰囲気には影響を受ける。どこか心の焦点がぼやけているような、おなかに力が入らないようなそんな感じ。スーパーに行くと、いつもと商品の場所が違っている。お正月用の食材などが並んでいるからだ。別の場所を探すと、いつもの商品もある。だが、店が広くなったわけではないから、店頭から姿を消しているものも何かあるのだろう。しかし、それが何かはわからない。あるものは見つけられても、「ないもの」を見つけるのは難しい。ある日、ふと、それまであったものがなくなっても、気づかないまま、ということは多いのかもしれないなあ、などとふと思う。

 明日は人並みに年越しそばなど食べようか、どうしようか迷う。正月だって1日を除けばスーパーは開いているのに、つい年末という言葉に負けて食材たくさん買い込んでしまったし。ここに新たにそばをくわえるのは無駄かも。まるっきりスルーするのもかえって意識しているみたいだし、とかバカみたいなことを考えてみたり。誰も気にしないのにねえ、食いたかったら食えばいいじゃん。明日の胃袋と相談だ。Tomorrow is another day! ラミレス監督かよ。いや、スカーレット・オハラかよ、というべきか。どっちでもいいよ。しかしまあ、どうでもいいことばかり考えるものです。このまま今年も暮れて行くのでしょう。

 柏書房の竹田純氏が打ち合わせに来てくれた。いつも近くのファミレスまで来てくれるのだ。その時、先日創刊したWebマガジンの話をしたことがきっかけで、次号から「Time Travel翻訳日記」というのを開始することになった。翻訳作業の日記である。詳しくは次号のWebマガジン「横浜翻訳生活」で。乞うご期待!(煽って大丈夫か...)

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