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インターン生で考える#1「ガーナの初等教育の現状と課題」

こんにちは!はじめまして。
NPO Dooooooooでインターンをしている大学4年生の雅楽(うた)と申します。よろしくお願いします。

インターン生が学んだことをアウトプットする場としてスタートしたこのnoteですが、
「CLOUDYやDooooooooの魅力をもっとたくさんの方に知ってもらいたい!」
「学生だからこそ伝えられる想いや考えを発信したい!」
「学生が何か新しい行動を起こすきっかけをつくりたい!」

というインターン生の想いのもと、今週から週に一度各インターン生が交代でそれぞれの考えや想いを発信していくことになりました。
専攻分野も興味関心も様々なインターン生が、各々の想いを学生ならではの視点で発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

【DooooooooやCLOUDYについての過去の記事はこちらから】


1.はじめに


今回、私が発信するテーマはガーナの「初等教育」について。

本題に入る前に、まず私自身について簡単に自己紹介させていただきます。
私はアフリカ政治学を専攻している大学4年生です。
大学ではタンザニアの未就学児に教育支援を行う学生団体に所属し、2年生の長期休暇に現地で支援活動を行いました。
そしてまさに、このnoteで同世代の学生が投稿している記事に感化され、「私もインターンに参加したい!」と思いが強くなり、大学3年生の冬からDooooooooでインターンをしています。

さて、皆さん「アフリカ」や「ガーナ」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
私は大学の授業で本格的に学ぶまで、貧困や紛争といった負のイメージを漠然と抱いていました。皆さんの中でも、私と同じようなイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。

しかし、初めてアフリカの地に足を踏み入れた際、そこで目にしたのは「飢餓や貧困に苦しむ人々」でも「殺伐とした紛争地帯」でもなく、「活気にあふれた街」や「温かく迎えてくれる人々」でした。それまで抱いていた固定概念とは裏腹に、とっても魅力的な地域でした。
一方で、国の成長の土台となる教育分野での課題はまだまだ沢山存在していることも事実でした。高い潜在成長性を持ちながらも、国の構造的な課題はいまだに多数存在する、そんな地域です。

今回は、インターンを通じて学んだ「リアルなガーナ」をお伝えすることで、皆さんに少しでも現地のことを身近に感じていただけたらなと思います。
このnoteを通じて、少しでも新たな学びを得たり、世界に視野を広げ、自らの固定概念を疑い、自分なりに思いを巡らせてみたり、そんな小さなきっかけをお届けできたら幸いです。


2.初等教育の重要性


前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。
今回のテーマは「ガーナの初等教育」です。
まず「初等教育」とはどんな教育を指すかご存じでしょうか。
初等教育とは、一般的に5-7歳から開始される段階の教育を指します。学校教育の最初の段階であり、児童期の子どもに社会生活に必要な基本的知識・技能を与える重要な時期です。
小学生の頃を振り返ってみると、毎日学校に通い、授業を受け、給食を食べ、部活動に励み、帰宅するという日常を当たり前に過ごしていたと思います。
授業での学習のみならず、他者との関わりを通じて共同や自立の精神といった「人間の土台」を養うことができるとっても大事な時期なのです。
しかし開発途上国と呼ばれる地域では、初等教育の現場で多くの課題を抱えています。
私たちが支援するガーナのアブイ・チタ村もその一つの例です。

3.ガーナ初等教育の現状と課題


NPO Dooooooooが現在支援をしているガーナのアブイ・チタ村。
ここには、学校に通うことができない子どもたちがたくさんいます。
学校にいけない理由は家庭によって様々です。家族を失った子ども、労働力として家族の生活を支える子ども、家族から虐待を受ける子ども。こうした生活の中で子どもたちは学ぶ機会を与えられないまま大人になります。
また、学校現場が抱える課題も様々です。授業内容の質の低さ、ノートや鉛筆などの物資不足、専門的な知識を持った教員の少なさ。そもそも国の法制度が未整備であるために、十分な教育制度が整っていないという現状もあります。
ガーナの教育制度は日本と同じ6・3・3・4年制であり、初等教育にあたる小学校の6年間は義務教育期間に含まれます。義務教育は無償ですが、制服や学用品を購入することができずに学校に通えない子どもたちが多数います。
十分な初等教育を受けられなかった子どもは、本来小学校で学ぶはずの文字の読み書きや簡単な計算ができないまま大人になります。またそれによって必要な知識を得ることができなかったり、職に就くことができなかったりします。
以上のようにガーナでは初等教育において依然大きな課題が多方面で残されているのです。
初等教育は子どもたちが将来にわたって幸福な生活を営んでいくうえで必要不可欠です。
私は、学校に通うことが、子どもたちに将来の夢や選択肢を広げるきっかけを生み出すことができると考えます。
すべての子どもたちが将来の夢をかなえられる未来を実現していけたらいいなと思います。

ガーナ 子供たち

<みんなで夕食を食べるガーナの子どもたち>

4.おわりに


今回はガーナの初等教育について書かせていただきました。いかがだったでしょうか?
今後も引き続きこのようなカタチで学生の想いを発信していきます。

次回は、今回挙げた現地の課題に対して、実際にCLOUDYやDooooooooがどんな取り組みを行っているのか、私たちにどんなアクションができるのか、お伝えできたらなと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
今後ともCLOUDY、Dooooooooを宜しくお願いします。


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