野獣先輩考察&妖怪惑星の未来

(○○説シリーズじゃ)ないです。

インタビュー時の先輩、迫真空手部の先輩、四章の先輩、サイクロップス先輩……本来なら、彼らは同じ俳優が演じる別々の登場人物であるはずなのに、どうして我々は彼らを『野獣先輩』という一つの名前で呼ぶのか。

……という与太を、『下水道』の友人と話したことがある(『下水道』というのは、妖怪惑星クラリスのファンコミュニティだ)。

その時出た仮の結論は以下の通り。

我々はふだん『野獣先輩』と呼んでネタにしている対象は、実はあの男優の方なのだ。それも、俳優がそのまま登場人物とイコールだとフィクションを誤って解釈してるのではなく、フィクションをフィクションと認識したうえで、登場人物の設定を演者に輸入させている。

そして、これに似た現象はアニメと声優の間でも起こっている。石田彰や櫻井孝宏には、生身の人間としてのイメージとは別に、演じたキャラクターから輸入されたイメージがある。

そして野獣先輩が声優と大きく異なっている点は(←すごい文章だ)、野獣先輩(演者)には生身の人間としてのイメージがないことだ。作品外で一切のメディア露出がないばかりか、演者としての名前すら持たない。
生身の人間としてのイメージが空位だからこそ、作品でのイメージから輸入した人物像から『野獣先輩』という、登場人物の各イメージから融合された架空の人物が生まれたのだ。


登場人物と演者の区別や、意図せぬ架空の人物の誕生といった点で、これVtuberと無関係ではない……が、それ以上に、これは妖怪惑星クラリスの未来に関わる

(ツイート埋め込みのやり方をさっき身に着けた)

現在、妖怪惑星クラリスがサービス終了してから、今日で7ヶ月になる。

そして二か月前、妖怪惑星クラリスの諸権利は唐突に移譲されたが、このKBK Labo.、相変わらず実在が確認されていないのである。我々が妖怪惑星クラリスの権利周りを本気で買い取ろうとしたから、恐れをなしてブラックホールに消えてしまったのだろうか……。

それはさておき。以前書いた通り、妖怪惑星クラリスの記憶は少しずつ失われつつある。だがこれは裏を返せば、生身の妖怪惑星クラリスのイメージが空位になるということだ。そして権利移譲先はおそらく実在しない。つまり、遺民である我々が二次創作を頑張れば、それによって妖怪惑星クラリスのイメージを新たに作ることが出来るのではないか……?

妖怪惑星の明日はどっちだ

#迫真淫夢考察部

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