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舞台「SPY×FAMILY」を観てきたんだな


何年ぶりかの帝国劇場

ミュージカル「SPY×FAMILY」

を観てきました。

前に来たのはいつだったか…。多分、「レ・ミゼラブル」。
それも主役は…滝田 栄さんと鹿賀丈史さん…。

いつのことだよ〜!


まあ、そんなコトは置いといて、

今回の「SPY×FAMILY」は何とも意外と男性が多いのは、やはり原作人気という事でしょうか?

あと平日の昼間ですが、子ども連れが多かった。学校はどうした?と聞きたいけれど、野暮な事は聞きなさんなという事でしょうか。


さてさて、常々、日本語のミュージカルにケチを付けがちなワタクシです。

とか

とか。

えっらそうな素人上から目線ですが、曲のノリが悪いとか、どうも歌詞が曲に乗ってない感じがとか、どうにも違和感を感じ、この原作をミュージカルにする必要ある?って思っちゃうんですよねえ〜。


なので、

今回も若干の不安を覚えつつの観劇です。


結果


今回はかなり良きです!


この予告編からも感じられるJazzyな感じの曲調は、冷戦時代と言うよりは大戦時代の<西洋>の架空の国を舞台にした原作の雰囲気にピッタリ!

音楽はかみむら周平さんが担当されてました。


担当作品はスゴイ数です。蜷川幸雄作品を担当されたりしてたんですね。何となく、次が楽しみになっております。

日本語の歌詞を乗せるのって難しいと思うんですが、今回も力技感はあるのですが、それを上回る曲の良さです。


あとね、

アンサンブルの役者さんたちと一緒に繰り広げられる名門イーデン校東国(オスタニア)の街でのダンスシーンが多用されているところは、往年のハリウッド映画の如し。

とても楽しく、正にエンタテインメントなミュージカル!


コメディタッチなストーリー展開の速さもあって、休憩を挟んだ2時間半はあっという間に過ぎていきました。


観客の声も、「楽しかった」「面白かった」という声が、あちこちから聞こえてくる。


設定が設定だけに、海外で現地の言語でする事もあり得るのじゃないだろうか?と舞台制作チームの中に考える人が出てきそう…と妄想が広がってしまう。

ストーリーは原作がコミック10巻出ている中の3巻分。まだまだ続きそうだから、冒頭もいいところ。コレは、ミュージカルでも第二弾、第三弾を狙っているのかも?

そうなると、次は大型犬のボンドが登場するのでしょうか?人が演じるのか?

今回は牛が登場して人が演じてました。ワタクシ観劇史上、最高の牛でした。w


ワタクシが観た際のキャスティングはこんな感じ。

オフィシャルサイトから

主役のロイド・フォジャー役を演じたのは鈴木拡樹さんでした。どうですか?

原作通りのロイド・フォジャーっぷり!

カッコいい〜!



ワタクシ、鈴木拡樹さんの事をそんなには存じ上げませんが、何作か舞台は観ていて、今回もWキャストの森崎ウィンさんでなく、鈴木拡樹さん推しでチケットを押さえました。

しかしですね、やはり彼はミュージカル俳優ではないんですね。なので、ところどころ音程が…。見た目がピッタリなだけに…。

ファイト!


ってところですね。(何となく誤魔化した感あり。)


舞台はまだまだ続きます。
既にチケットはsold outなのか?当日券があるのか?

是非とも多くの人に楽しんでもらいたいですね。(言われんでも楽しんでますね。はい。了解です〜。)

オフィシャルサイトから



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