富山訪問〜その後〜
これまで、富山へ訪問した様子を5本の記事に渡ってお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
アニメ×土木
地域建設業と街の関わり
クルーズに乗って川から街を見る体験
時代を超えて愛される橋
コンパクトを実現する市内交通
名前の通りに「土木」を捉えるのではなく、あまり行ったことのない地域での「社会インフラ」をさまざまな視点で見てきた、という印象かと思います。
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自分からは、予定していた場所への訪問を終え、解散した「その後」を紹介したいと思います。
つまり、移動は著者・望月1人ですが、他にもこんな面白いことがありました、という形でお読み頂けると嬉しいです。
① TOYAMAキラリ
まずは観光地としても有名なTOYAMAキラリです。
設計は外見から見てわかるように(きっとわかる人が多いはず!最近は似たような意匠が流行っていますが笑)、隈研吾。建物内には、富山市ガラス美術館と富山市立図書館が併設されています。
富山といえば、江戸時代から薬として有名になりましたが、その薬を入れる容器としてガラスの薬瓶製造が盛んになったことから、「ガラスの街とやま」というキャッチフレーズも掲げているんです。「なぜ富山でガラス?」という方は是非調べてみてください。
建物の中は、温かみのある木の質感と光の反射が感じられました。
個人的にはサインのデザインやフロアごとの空間の作り方を興味深く見ていました。細めで見づらい!という声も聞こえてきそうですが、フォントも可愛らしいですよね。
② 富山県美術館
続いて場所は駅を挟んで反対側。富山県美術館です。
こちらはガラス窓が目立つ外観ですが、設計は内藤廣。内装ではこの地域の主要産業であるアルミが所々に使用されています。
この富山県美術館はスターバックスなどで知られる富岩運河環水公園に面しています。水辺の眺めも楽しむことができる場所ですが、なんと行っても背後にそびえる立山!!別記事で紹介されていた富山大橋からの眺めももちろんですが、立山が富山の人々を見守ってくれている、そんな感じがしました。(ある本では、富山の人の会話の最初は「立山がどのように見えて、天気はどうなりそうか」なんだとか。本当ですか?)
屋上には子供向けの遊具を備えた遊び場もあります。
この場所は研究室のOBの方から、子供を遊ばせるのに良い場所だ、と聞いたことがあったのですが、平日の朝から親子の方も見えていました。
③ スターバックス富山環水公園店
富山に来たからには、来ないわけにはいきません。かつて世界で一番美しいスタバと紹介された、スターバックス富山環水公園店です。
今でこそ、公園にスターバックス、という流れが強いですが、水面がゆらゆらと揺れる中でいただくホットコーヒーは格別です。
ただしこの日はやけに暖かくて、デッキで直射日光に長時間耐えるのは難しいものがありました…。
橋を渡った先には野鳥観察舎もあります。建物の奥のところは生態系を守るためか少し窪んだ場所があり、多くの鳥がいました。
④ 市民プラザ・国際会議場
富山ライトレールの写真で見たこともいるのでは?という場所といえば、トランジットモールの場所でも紹介されていた、市民プラザ前ですね。富山城址公園に隣接する場所です。
この富山市民プラザと富山国際会議場は、槇文彦の設計です。
あまり建築意匠設計に詳しくないので、設計の内容はさておき、ですが、かなりインパクトのあるファサードですね。
個人的には外で行われていたマーケットが面白かったです。(ごめんなさい、これは街中を散策していた時)
ザ・街の中心という感じを受けました。
⑤ まだまだありますが、ダイジェスト的に!
さて、ここまで4つ紹介してきましたが、まだまだあります。写真多めで長くなりそうなので、ダイジェスト的に紹介します。
写真のキャプションを読んでみてくださいね。
最後に…
いかがでしたでしょうか?
こうしてみると、やはりいろいろなものが集まる、さすが県庁所在地でもある大都市ですね。
私も使いましたが、ライトレールに限らず、バスも本数が多くて使いやすい、そんな印象でした。
すぐにいろいろなところへ行ける、そんな豊かさをたった3日しか訪問していませんが、感じました。
土木を学ぶ学生が集まる学生小委員会ですが、改めて「土木とはなんだろう?」と考えてみたいと思います。自分はどのように接するのか、身近な生活はどのようなものに守られているのか(土木に限らず自然にも、ですよね)。
今後も活動の様子をnoteやTwitterを通じて発信していきます。
学生小委員会の活動に興味のある方、コラボしたい方、ご連絡お待ちしております!