プロレスは本気です。パート1

一言言いたいことがある!当たり前のことだけど、知ってほしい。プロレスは本気です!台本も打ち合わせも一切ない。

タイガー・ジェット・シンという、ものすごく悪い奴がいた。なんとこいつは、新宿の路上で猪木を金属バットで襲ったんですよ。傷害罪ですね。警察に連行されて、厳重注意!えっ、厳重注意?次回から警察に届けてからやってください。どういうこと?

タイガー・ジェット・シンと同じくらい悪い奴でブッチャーというのがいた。私が中学生のとき、公園で野球してた、サードを守っていたらエグいファールを打ちやがって、走ってボールを追いかけてた。

そうしたら、ボールを拾ってくれた人がいた。黒くて大きい人。それがブッチャーだった。すごい悪い人ですよ。
まるで仮面ライダーの怪人に出会ったみたいに、足がすくんで動けない。しかし、ブッチャーは笑いながらボールをグラブの中に渡してくれた。
もしかして、ブッチャーっていい奴じゃないか?そう思った。

プロレス本気説が少しだけほころんだ出来事でした。

それでもやっぱりプロレスは本気だった。覆面レスラーに対する忖度が一切ない。藤浪という滑舌悪いレスラーの試合に謎の覆面レスラーが乱入する。
突然乱入した覆面レスラーに対して藤浪は、このときだけ滑舌良く「おまえ平田だろ!」といい放つ。

放送席は慌てた、聞こえないフリをしていた。そうしたら会場から「平田。平田。」の平田コール。何日かしてこの覆面レスラー。ストロングマシーンって言うのだけど、その正体をバラす。やっぱり平田だった。

プロレスは本気です!

ラッシャー木村というレスラーが、ジャイアント馬場の試合を妨害し続けて、怒らせて、とうとう馬場と一騎打ちになった。ラッシャー木村は馬場に何発チョップを打たれても打たれても、体に力を入れて耐える。耐えてる木村の方が馬場を圧倒してるかに見えるすごい試合になった。

そのとき、馬場がチョップを打つとき
木村の足を踏んてしまった。木村は大声で「馬場さん、足、あし〜」って叫んだ!対戦相手に馬場さんって敬語を使ったのも変だし、足、あし〜ってチョップより痛かったのか?

このへんから、付本気説がまたねほころびはじめる。

次回、本気すぎて嫌われ男。前田日明の章へと続く。

プロレスは本気だけど、野球は嘘がありますよね。大谷翔平。あれはCGでしょ。

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