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教団 ナンバーツー 尹鍈鎬(ユン・ヨンホ)氏の失脚(更迭)から1ヶ月(旧統一教会)

以前の記事『【続】文(韓)一族の骨肉の争い(王子の乱・宦官の乱)』で旧統一教会の歴代ナンバーツーについてふれましたが

教祖の娘さんが息子さんに嫁ぎ娘さんが教祖の息子さんに(死後)嫁ぎ教祖の隠し子の養育を託されるほど信任の厚かった朴普煕(パク・ポヒ)氏は例外として、古今東西、同族オーナー企業の雇われ社長は、会社を乗っ取りでもしない限り、最後は切り捨てられる運命にあります。

直近のフライデー2023年6月16日・23日号)でも報道された通り、つい最近まで(李信惠(イ・シネ)夫人と共に)我が世の春を謳歌していた尹煐鎬(ユン・ヨンホ)氏(世界宣教本部・本部長)が、5月初めに清平で行われた一連のイベント直後に、突然、失脚した(更迭された)そうです。

尚、(参加者の大半は直属の部下であったようですが)5月26日に天正宮博物館でこじんまりとした送別会(離任式)が開かれたそうですので、夫婦そろって懐に入れた公金の返済を迫られたり、北朝鮮のように命までとられることはなかったようです。

尹煐鎬(ユン・ヨンホ)世界本部長 離任式
天一国11年 天暦4月7日(陽5.26) 天正宮博物館

尹煐鎬(ユン・ヨンホ)世界本部長の離任式が、役職員150人余りが参加する中で開かれました。
真の父母様に代わって、鄭元周(チョン·ウォンジュ)総裁秘書室・第2室長が、功労牌を授与しました。
鄭元周 総裁秘書室・第2室長は、激励の挨拶を通じて、今回の行事のために苦労した、役職員全員に、感謝の言葉を伝えました。
各機関に、感謝牌と、花束を贈呈した後、尹煐鎬 世界本部長は、離任の辞を通じて、「これまで本当に感謝しており、良いスタッフと共に、仕事が出来て幸せだった」と話し、「祝福家庭、天寶家庭としての誇り、感謝を持って、使命を全うする」と明らかにしました。
金宰賢(キム・ジェヒョン)YSP世界副会長の、億万歳を最後に、尹煐鎬 世界本部長の離任式を終えました。

HJグローバルニュース(2023年6月3日)

実業界に転じたり、宗教界で自身の分派や教団を立ち上げるのに必要とされる以上の蓄財はありそうですが、高齢な総裁の足元がふらつくようなことがあれば、教団での復権を狙うかもしれません。

尚、2013年1月から5年間、教団の資金源である日本のトップ(全国祝福家庭総連合会総会長)を務めた宋龍天(ソン・ヨンチョン)氏が世界会長に就任したそうですが、今回のクーデターには2008年に没した教祖と総裁の長男・文孝進(ムン・ヒョジン)氏の(二人目の)夫人である崔姸娥(チェ・ヨナ)氏(総裁第一秘書室長)や鄭元周(チョン・ウォンジュ)氏(総裁第二秘書室長)の他、大勢が関わっているようですので、次のナンバーツーの座は流動的です。

教祖が逝去(聖和)した後、神さまの独り娘(独生女・トクセンニョ)(救世主?)として神格化を進め最高指導者としての地歩を固めた韓鶴子総裁ですが、追放された息子さん達も巻き込んで、教団の名称(世界平和統一家庭連合)には相応しくない母子・兄弟姉妹の抗争が再燃するかもしれません。

'T is strange -- but true; for truth is always strange;
Stranger than fiction; if it could be told,

Don Juan (Byron) / Canto the Fourteenth(事実は小説よりも奇なり)

宋龍天 世界平和統一家庭連合 世界会長

私たちの目標は明らかです。はっきりしています。2027年までの国家の復帰です。
この目標を完成させる方法も明確です。 伝道です。
そのために、私たちは休んでいる食口を探し回り、教会に背を向けていた二世、三世を取り戻し、実質的な教会成長を成し遂げ、全国民に真の父母様を伝える、伝道活動に総力を傾けなければなりません。
お母様、心配されないでください。
私たちが共に必ず勝利致します。 アーヂュ!アーヂュ!アーヂュ!
私たち皆には希望があります。
一人のカリスマ溢れる指導力よりは、私たち皆が参加する、集団知性と効率的な組織の力で団結すれば、私たち皆が、天の父母様の独り娘であられる、真のお母様と一つになるならば、それで天の父母様が直接主管される私たちとなるならば、私たちは必ず奇跡を作り出すことができます。 同意されますか?(アーヂュ!)
私たちは皆、真の父母様を中心に一つになって前進しましょう。

HJグローバルニュース(2023年5月27日)



原文(Hak Ja Han’s NEW / ANCIENT Principle of Creation)

Google 翻訳(韓鶴子総裁の新 / 旧 創造原理)





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