『碧の仮面』でブッ刺さった岩手県イースターエッグ
ポケモンSVのDLC前篇『碧の仮面』、キタカミの里の田舎感が素晴らしすぎる!
子供の頃「次はトウホク地方でないかな~」って思っていたらニューヨークに行ってしまったあの無念がついに晴らされました。ありがとう株ポケ。ありがとう増田大明神。にしてもこんなに岩手県凝縮するかね。
感謝の想いを込めて、個人的にブッ刺さったど田舎要素をまとめておきたい。
ストーリーネタバレは一切ないです。
電柱
ポケモン世界はおそらくエネルギー問題が爆裂に解決されていて、送電線なんていうダサい物は必要なくなっているのではないかと想像されますが、それ以前に作った電柱を残し街灯として流用しているようです。
これを見て思い出したのが、盛岡八幡宮の正面の通りの風景。
電線は地下化したのですが、電柱とトランスは地上に残ったようで、なんとか黒く塗装して景観気にしてる風は出てるんだけど⋯⋯?っていう疑問の残る施工。
もしかしたら田舎あるあるなんですかね⋯?
ところでスマホロトムもあるのに一家に一台八木アンテナがあるあたり、あらゆる電力・通信を無線で行なってそうな気もする。
ワサビソース
わさびって水が綺麗なところじゃないと取れないらしく、山の方に行くと急にわさび激推し道の駅が現れがち。
北上から遠野の方にかけて「わさびそば」っていうわさびを練り込んだそばを売りにしている蕎麦屋がいくつかありまして、子供の頃に辛すぎて号泣した思い出があります。
わさび色のそばにわさびとおろし金がついてくる。
再挑戦してみたいな。
ちなみに湧水の名所も沢山あって、車にポリタンクを積んで水を汲んで持って帰る家族行事があったりします。
火口とドガース
地獄谷にドガースが住んでるんですが、火山の火口付近は硫化物が充満しやすいので納得の生態。
ちなみに地獄谷とてらす池はほぼ実在している。
C気候とD気候の境界がちょうど盛岡あたり
これはだいぶこじつけ。
「キタカミの里」に生えてる木が北と南で違う。
んで、ケッペンの気候区分Dの南限がちょうど岩手県にありその前後で植生が変化する。高校生の時に地理の先生に「白樺が生えるところはD気候」って習った。
パルデア程広くないのに南北で生態系が変わる理由がこれなのではないかという考察です。
つまり、植生及びそれに基づくポケモンの生態がシンオウ地方とカントー地方&ジョウト地方のちょうど境界線になっている。
『アルセウス』の時代と文化を現代に橋渡しする舞台として、最高のロケーションだったのではないでしょうか。
その他岩手の観光名所
龍泉洞
とんでもない規模の鍾乳洞。これが山の中にあるっていうアレンジはお見事ですよね。
三ツ石神社
鬼が悪さしないようにと岩に手形を残させたという伝説がある岩が、盛岡市のど真ん中にある三ツ石神社にあります。
この「碧の仮面」のオマージュ元の一つがこの伝説だろうと考えられますが、岩が3つ祀られている所から3匹のともっこの着想に広がったのかもしれない。
おいでよ岩手
誰か聖地巡礼してください。車があればギリギリ1日で行けます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?