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ディジタルツールを整理することで,自分の適性を見極める

ディジタルツールの整理 〜愛しのツールたち〜

働き方改革とか色々言われていますが,自分の適性を本当に把握できているだろうか.自分の好みや得意を客観的に眺めてみようということで,作業カテゴリごとに,我が愛しのディジタルツール達を整理することを思い立ちました.ディジタルツールを分類してみると自分の特徴?性質?をある程度,分析できるのではないか.ディープラーニングでも特徴量抽出はとっても大事ですよね.それと同じで,自分の特徴がわかると効率的な動き方?キャリアプラン?第二の人生みたいなものが見えてくるかなと思って,自分が使っている(含.体験版をインストールしただけであまり使い込んでいない)ツールを書き出してみた.

愛しのディジタルツール達

ツールの分類とそのカテゴリ名称

仕事だろうが,趣味だろうが,一旦使ったことのあるツールは全て書き出してみる.そして,それらをカテゴリごとに分類する.

分類したものにカテゴリの名称を付けるとしたらどういう名称になるか.このカテゴリの分け方やその名称を考えることが自分の得意や興味を深掘りすることになる.

どのエリアに興味があるのか.どの分野のスキルをもっと高めたいと思っているのか.生涯を通して,極めたい領域は何なのか.私の場合は,上図に示すように
  ・デザイン
  ・3Dモデリング(3Dプリンタ)
  ・シミュレーション(シナリオ立案)
  ・音楽(コンピュータミュージック:DTM)
  ・執筆活動(ブログ,論文,小説)
  ・電子工作

という6つのカテゴリに大別される感じです.

年代別のアプローチ(私の理想)

メーカーに勤務している機械系エンジニアである私は,以下のような年齢別の深堀したいテーマを思い描いている.
  20代:CAD設計
  30代:CAE強度,性能計算
  40代:物理シミュレーション,モデルベース開発
  50代:IoT,機械学習,電子工作,ゲームエンジン
  60代:シナリオ立案
  70代:執筆活動

私は2022年現在51歳です.30歳代で博士号取得し,大学(研究室)との共同研究も含めて,かなり自分のエンジニアとしての理想に則して生きてこれたと思っています.

(私は『生涯エンジニアでありたい』ということを優先させてきました.そして,私自身の自己プロデュース能力の不足により,出世とはかけ離れたエンジニア生活を送ってきました...およよ.過去に遡って岐路に立ったとしても,マネージャー路線は選ばない/向いてないと思っています.いつまで経っても出世とは無縁です.ごめんよ家族.でも楽しく生涯エンジニアやってます!)

第二の人生に向けて

出世とは全く縁のないエンジニアですが,だからこそ50歳を越えても現役でCAD,シミュレーション(モデルベース開発),プログラミング,データ分析など『設計~解析~試験』どの領域でも機械系エンジニアとして製品開発を行えると思っています.

そのためには,ソフトウェアであれば,常に最新バージョンをインストールして新機能を追いかけ続ける必要があります.(10年間コツコツ貯金して,40万円のMacを買うといった,涙ぐましい?隠れた忍耐も必要です)

ハードウェア(特に組み込み系)では,電子工作を趣味として,Arduino/RaspberryPi/BeagleBoneBlack/ESP32,LEGO mindstormsなどを週末工作してたりします.

週末電子工作たち

今,最も興味があり面白いのが,UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンです.UnityのML-Agentsは,機械学習を学ぶのに参考になるし,Unreal Engine 5のチュートリアルモデルの出来栄えには圧巻です.これまではゲーム開発で主に利用されてきましたが,これからますます工業分野のみならず建築分野や医療・教育など様々な分野で活用されると思います.VR・MR・ARなども,HMD(ヘッドマウントディスプレイ)やスマートグラス開発の加速と相まって,非常に楽しみです.負けないぞ!日本のメタバース!

将来(60歳代?),このようなツールたちを使いながら,中小企業向けに新しいビジネスシナリオの提案ができたらいいなと思っていますし,大学の工学部生に製品開発に必要なモデリングやプログラミング技術の話ができたらいいなとも思っています.

その後(70歳代?),モデルベース開発や各種ディジタルツールのノウハウ(Hint&Tips的なもの),エンジニアキャリアの歩き方などを執筆できたら,私のエンジニアリング人生,ミッションコンプリートかな.
ぜひそうありたいと願いつつ,朝活(note記事執筆)に励んでおります.(今日も朝5時起床)


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