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すごいぞ.AIメロディー生成ツールとAvengerのコンビネーション!

以前にFlowMachinesというソニーCSL(ソニーコンピュータサイエンス研究所)が開発したメロディ生成アプリの紹介記事を書きました.騙されたと思って,ぜひその記事のページに飛んで,AIで作成されたちょっとしたループ曲を聴いてみてください.

今回は,その第三弾です!

1.コードを調べる

まずは,最近エンドレスループで聴いている大好きな曲のコードを調べます.

2.自動メロディ生成

好きな曲のコードの一部を抜き出して,FlowMachinesにそのコード進行を入力します.そしてFlowMachinesにメロディを作ってもらいます.好みのメロディになるまで,何度も生成ボタンを押すだけ.気に入ったメロディが生成されたら,それをMIDI出力します.

3.DAW(Cubase)に読み込み

お手持ちのDAWソフト(私の場合は,Cubase Pro 12)に,出力したMIDIファイルを読み込みます.

Cubaseトラック画面

初心者のくせに,この画面を見るだけで何か作曲してるチックな感じでモチベーション上がるのは私だけ?

ちょっと良いBoseのヘッドフォンで聴くと,
すでに気持ちいい!(と思っているのは私だけ?)

いやいや,ネタバラシをするとVPS Avengerがすごいんです!

4.Avenger

2023年9月4日〜17日まで50%セール.
絶対買って損はないと思います.初心者から上級者まで幅広いユーザーに使ってもらえる万能型シンセ音源だと思います.

初心者には,音源(プリセット)をそのまま使っても良いほどの仕上がりだし,ドラムシーケンサや効果音もそうです.

上級者には,非常に多彩なオリジナル音源が作れる機能が充実している.オシレータが最大8つ.めちゃくちゃ分厚いシンセサウンドを鳴らすことができます.ドラムシーケンス,LFO,アルペジエータなどを心行くまで重ねるには,それなりのPCスペックを覚悟しないといけません.
(DTM沼への始まりです.恐!)

コード/メロディ/ベースなどにAvengerの音源を割り振って,ドラムシーケンスや効果音を足したら,ループ素材が出来上がります.

5.Mix

ミックスダウンを行ったら,wavフォーマットでファイルが書き出されます.
喜び勇んで,その書き出されたwavファイルを聴いてみたら...あれっ.ヘッドフォンで聴いていた感じと全然違う.なんじゃこれ.ドラムがやたら大きくて,メロディが聴き取りにくいほど音が小さい.音量バランスの重要性を改めて知りました.素人ながら,Mixウィンドウを開いて,音量バランスを調整してみた.

Mix音量バランス調整

そして出来上がったものがこちらです.
(24小節のくせに一丁前のファイルサイズ)

エフェクタの類は一切インサートしていません.
Avenger音源をそのままでこのクオリティ.
(私,全くの作曲素人なのに)
どうしよう.楽しすぎる.
みんなに伝わってほしいこの面白さ.
音楽好きなら,私のものよりもっと良い曲がサクッと作れること請け合いですよ.


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