ましのみ (シンガーソングライター)

1997.2.12生まれ、千葉県出身
SONY the lesson 2期生
ピアノ弾き語り、エレクトロニカ
YAMAHA所属、ポニーキャニオンからデビュー
今はわからない、2年半ライブしていない

千葉のアーバンら辺。一人っ子。元々頭はいい。小学時代の作文的なやつもしっかりしていた。中学ではソフトテニス。勉強に目覚め、日本で一番頭のいい女子校に受かる。高校ではベースもやっていた。子供の頃、家にピアノ買ってもらった。高校3年で進路を決める頃、the lessonに応募し合格。高3の11月頃からSNSを始め、1月に初ライブ。大学は何と慶應。大学に入ってもサークルには入らず、バイトして夜中毎日ツイキャス配信して、そのまま学校行って、帰って寝て、まだバイト(0時過ぎ)のルーティンをしていた。渋谷Gee-geのハグてっぺいと出会ったのはこの頃。もうこの時点でメジャーには行くだろうと皆に思われていた。曲はまだ駆け出しで20曲もなかったかも知れない。夏が過ぎ、慶應の三田祭テーマソングに応募し、見事に受かってしまったことで更に名前が売れた。とけた電球とかに勝ってしまった。秋にはハグロックに出てフリーサンプラーCD配り、三田祭にも出演。そして冬に最初の自身の代表曲 Q.E.D. (証明完了)が出来る。元理系からの文系らしい曲名。この曲で冬のMusic Revolution(ミューレボ)でグランプリ。

ここまでは今振り返ると順調すぎる展開。俺も勘違いしてしまった。活動1年でグランプリとか取れちゃうんだ!?ってなった。他の人もそうなのかなって思った。いやいやそんなはずはないんだけどね。

そこからやったことは、その後に続く子達がやったことの先駆け。
・タワレコ、タワクル展開、インストアライブ
→戦略的なCD価格設定にした。本来なら¥2000のはずを¥1000で売った。2000枚くらいは売れたはず。俺70-80枚くらい買ってる。

・街のラジオ
・各種配信プラットフォームでの配信、ツイキャス、たくすた、LINE LIVE、等。一時は同時視聴1万人に到達。最近はYouTube。
・渋谷eggman に出て、エレクトロニカ方面にも目覚める

・曲は年50曲は作ってライブで披露
・ライブハウス出まくり、街フェス出まくり
・ボイトレして少しは高い声が出るようになる
・ジム通い体力作り

グランプリから2年後、大学3年の冬にメジャー。
・ラジオのパワープレイ
・テレビ出演
・深夜アニメ主題歌
・東名阪、九州。東北・北海道には行けてない

オリコンはアルバム69位だった。次は100位ちょいかな。ライブはメジャーになっても続けていたが、YouTubeとかあまり熱心ではなかった。ワンマンライブをソールドさせてキャパ増やすことを天窓時代から続け、最大はキャパ700くらいを何度か開催。

問題はそこからの伸びが…
・若者が付いて来ない
  →プロのおじさん・大人にはウケたが
・曲がちょい捻りあり一般ウケな簡単さが無い
・YouTube、インスタ、あまり力入れず
・ライブの人だから、ライブが無いと…
・この2年半は1度もライブ出来ず
・相鉄線のテーマソング作ったけど…

実はメジャー後、こんな形になっている人は多数いる。有名フェスまで届かず、街フェス・ライブが出来ず、ファンが増えていかない。コロナ禍が直撃している人。

思うに、売れるというのは普段音楽を聴かない・興味ない人達の耳に届くことだと思う。
ユニクロが服に興味ない人をターゲットにして成功したように、音楽・ライブに興味無い人に届くための活動がメジャー後出来るか否かだろうなぁ。

そうゆう意味で実裏リコちゃんみたいなストーリー『耳の不自由な友達の…』はインパクトになり得る、って話し。

ましのみ本人は『寄り添いたい』をずっとテーマにしている。つまり、聴いてくれる人に寄り添いたいってことなんだろう。だからか、聴かせるための活動ってあまり重きを置いてなさげ。
あと、、妹的な可愛さでは1ミリも売ってないから若者ウケは最初から厳しいのはわかる。
ギターは少しは出来るけど最初から自身に出来るウリ、ピアノ+弾き語りを選択。その後、ヒップポップ的にハンドマイクパフォーマンスもやって楽しいライブにはなったが、まだ中道的。

ましのみ本人はユニクロ的な音楽人生だったはず。音楽をガッツリ聴いてきたタイプではない。配信もカバーほぼ無くオリジナルばかり毎日やっていた。大学デビューな感すらある。だからこそ誰にも似てない曲を量産出来たのかも知れない。大学以降は羊文学、虹コンメンバーを知己にしてたけど。

今日のまとめ
『ユニクロ的音楽人生から売れるのか?』
『頭のよさ・やや難解な曲普通の人にウケる?』

今後売れるとしたら
『楽曲がバズってメディア露出』

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