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2023年秋アニメのまとめ(のようなもの)

全35本完走しました。1クールで見た本数としてはMAXではないでしょうか。

1位『葬送のフリーレン』
本当に素晴らしかった。勇者一行のその後の人生を描くという今まで見たことのないジャンルがこれでもというくらい楽しめた。
長寿なエルフだからこそ長い人生で色んなものを見ているから達観しているフリーレンを、フェルンやシュタルクといった若い世代が混じることによって、世界に色を付けていくスローなロードムービーが美しい。
このまま延々と平和が続いてほしいけれど、いつか必ず"人生"の終わりという最終回が待ち侘びているからこそ、この作品を目一杯楽しんでいきたい。
声優陣は皆々様ハマっていて最高。種崎さんの声の切り替えとかどこでやってるんだろう…。2クール目も待ち遠しい。


2位『でこぼこ魔女の親子事情』
秋アニメの中では最大のダークホース。ギャグの切れ味が凄まじすぎて毎話毎話爆笑しまくった。
出てくるキャラクターの個性が強すぎて、ツッコミが手に負えない状況になってカオスになってもしっかりまとまって面白くなるし、何よりキャラクター全員好きになってしまうのが魅力的だった。
特にフェニックスは低音ボイスを響かせながらボケがとっても可愛いもの、あと抜けた表情がたまらなくて、フェニちゃん回は毎度癒されてた。
スタイルを一貫してパロネタに走る事なく原作とアニメ製作陣のギャグで真っ向勝負してくれて最高だった。ぜひ2期もお願いします。

3位『薬屋のひとりごと』
フリーレンと同じく一気に1話からまとめて数話放送するスタイルがハマった作品。
1話だけだとややインパクトに欠けるなぁと思っていたところに猫猫の勘の良さと文字通りの毒舌で、宮廷内の事件を解決していくミステリーにも仕上がっていて毎話見応えがあった。
猫猫に惹かれていく宮廷内の人物もしっかりしていながら、どこか抜けていたり、壬氏様がもう猫猫にベッタリで可愛らしく、酔って猫猫に寄りかかるシーンなんかは心の中の乙女が騒いだ。
原作を読んでないのでアニメからの参入だけれど、悠木碧さんはもう抜群で合ってた。あの気だるげな感じを表現するのにこんな適した人おるんかってレベルで、毎話ジト目で喋るって感じが大好き。
シーズン2が決定しているみたいなので楽しみ。

4位『呪術廻戦 渋谷事変』
青春全開だった懐玉・玉折とは打って変わって心にくる回が多かった渋谷事変。原作をしっかり追っていても、主要キャラの離脱は結構キツかった。ななみん推しだからこそ、悠仁に託したシーンは涙無しには見れなかった。
戦闘シーンの作画がもう異常なレベルで展開されており、これ劇場版じゃないよな?毎週やってるアニメだよな?ととんでもないアングルとスピードで展開されていてゾクゾクさせられっぱなしだった。
最終話で渋谷事変を綺麗にまとめて、死滅回遊編へ。そして乙骨合流と2クールでの終わり方も完璧。これ死滅回遊もキャラ多いし、バトルも激しいし、どんなもんが見れるんだろう…。MAPPA様々だ。

5位『新しい上司はど天然』
秋アニメダークホースその2。天然ボケが程よく振り分けられていて、上司のど天然っぷりを部下がにこやかに見守るといった流れが最高の癒しだった。
よくこんなにバリエーションあったなレベルでの天然が炸裂していくので、クスクス笑いだった序盤からドッカンドッカンウケる笑いになっていたのは原作の良さをそのままにアニメ製作陣や声優陣の頑張りがたくましいなと思った。
桃瀬が胃薬を飲まなくなった最終回はしっかりとした成長が感じられて、続編を作らなくても大丈夫な終わり方だったのも好印象。
一歩違えばBLになりそうな展開でも、上司の天然がその雰囲気を紛らわせたり、同僚たち(特に部長)の行動が和やかな雰囲気してくれたのも個人的にはとても良かった。今期だけでも大丈夫だけれど、続きもまったり見たいな〜と思った。

6位『星屑テレパス』
5位と6位はちょっと差が空くけれど、数少ないきらら系のアニメ作品。映像はもちろん綺麗だし、声優陣の声も優しくて見ていてほっこりしまくった。 
ロケットを飛ばすために尽力する女子高生ってだけで青春メーターが反応しまくるので、仲良くなっていく過程とかもう尊すぎて…。ソリが合わなくて喧嘩しちゃったり、関係性にドギマギしちゃったり、ちょくちょく脱線はしたけれど、終わり方も良かったしきらら系良いな〜と思えた作品。
惜しいのはFOD独占配信のせいか、全くもって話題にならなかった事。プライムビデオとかなから月額安いからそこまで影響が出ないけれど、FODはコンテンツとしてそこまでのネームバリューを持ってないから独占配信はあんまりしないでくれよ〜と一アニメファンとして思っていたり。

7位『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
リアルタイムでは見ることのできなかったるろ剣のアニメをリメイクという形で見れて本当に良かった。このまま1年くらいやるのかなと思ったら、京都編を残して一旦終了。それでも2クールで作品の面白さを改めて感じることができたし、アニメーションのクオリティも高くて大満足。京都編お待ちしています。

8位『君のことが大大大大好きな100人の彼女』
原作を食わず嫌いしていたけれど、アニメでどんな作品なのか堪能しようと思って見たら、1話目はあまりハマれず…。パロネタが多すぎるし、なんだか過剰だなと思っていたら、懸念していたヒロインが増えていく過程がむしろ面白くて、どんどん惚れていく流れがしっかりギャグにもラブコメにもなっていたし、ヒロインがそれぞれの可愛さを持っていて全員好きになった。
後半くらいから毎週楽しみになっていって、奇天烈な展開から王道ラブコメな展開までどの話も楽しませてもらった。パロネタだけが勿体なかった印象。ヒロインの人数的に10期くらいまで作れそうな気がするから、半年に一回やってくれません?

9位『ウマ娘 プリティーダービー Season3』
正直、この順位には置きたくなかった。ぶっちぎりで1位になって欲しかった。期待値が高すぎたが故にこの順位にしてしまった…。
アニメ前から若干不安要素はあった。キタサンブラックという名馬を1クールで果たして収めれることは出来るのか?という強い懸念点はあったけれど、1話でその不安は吹き飛んだ。
なんたってドゥラメンテ。長いことひた隠しされていたドゥラメンテの名前が呼ばれた瞬間に大粒の涙が…。それほど今の競馬界にその名を残しているし、キタサンブラックの前に立ちはだかるライバルとしてどうしてもいて欲しかった彼女が大外ぶち抜いて行った時は本当に昂った。
ゴールドシップが真面目に走ったのも今シリーズが初めてで、衰えによるラストランからライバル宣言で出た名前がオルフェーヴル、ジェンティルドンナ。偉大な3冠馬の名前をウマ娘に刻んだ回は興奮が止まらなかった。
12話でのシュヴァルグランが現役最強のキタサンブラックに真っ向勝負を挑む姿、キャラソンを流しつつ、大嫌いだ…大嫌いだ…大好きだー!の流れはウマ娘3期の中で一番大好きなシーン。なんせ推しがシュヴァルなもんで。
良い話がしっかりあったのに、やはり尺の収め方がグニャグニャになっていたのが本当に残念だった。
1回目の春天を止め絵でやったり、宝塚記念をキタサンとドゥラメンテ2人に視点に当ててしまったばかりに、マリアライト(アニメでは別名)の存在を雑に扱ってしまったり、サトノダイヤモンドの凱旋門賞は案の定一コマで終了。 
サトノクラウンとサウンズオブアースはもっと絡めて良かったのに後半は空気になってしまっていたし、シュヴァルグランはもっとライバル的な雰囲気を高めて欲しかった。
最終話の有馬記念の終わり方がどうしてもモヤモヤしてしまった。秋天でキタサンブラックを曇らせて展開を作るまでは良かったんだけれど、新衣装もそこまでビビッとくるものがなく、スピカの面々の協力パートがここだけっていうのもなんだか残念。あとレースの最中にシュールな笑いをぶち込んでくるのは本当にやっちゃダメだなと思った。ウマ娘の中でレースを邪魔してまでそういうコメディをやることは無かったから、なぜしてしまったんだろうと頭を抱えてしまった。
最後のダンスシーンだって素晴らしいのに、そこは少し史実を捻じ曲げてキタサンブラック・シュヴァルグラン・サトノクラウンの3人でのウイニングライブにできなかったものか…。クイーンズリング(アニメでは別名)がとても可愛らしいだけに、2期でのテイオー・ハヤヒデ・ネイチャのような感動が少し薄れてしまったのが残念だった。
1クールという制限の中でやれる事はやってくれたと思うし、エピソードが濃いキタサンブラックをアニメ化するという難題をクリアしたなと思ったため、このくらいの評価に落ち着いた。怒りはほとんどないけれど、少しがっかり。
終わり方ももう一捻りあるのかと思いきや、あっさりと終わってしまった…。と思ったところに劇場版の話題が来て一気にボルテージが上がった。そのため最終話はかなり霞んでしまった…。
もし4期が作られる際はスピカなどの関係性を一回リセットして1からウマ娘の基盤を作って行ってほしいな〜と思った。

完全なる余談だけれど、ドウデュースがウマ娘化されてる時のイラスト、確実にカチューシャ被ってるのなんでだろ?とっても好みでラブなんだけれども。

10位『SPY×FAMILY Season2』
安定のシーズン2。ヨルさんの戦闘シーンは劇場版に負けず劣らず。原作からくるアーニャを主軸としたコメディもキレッキレで毎話ワクワクしてた。
最後の方、明らかに尺が余ってなんだかフワフワっとした終わり方になってたのが惜しかった。ストック的な余裕が無いから、シーズン3はかなり先かな?

11位『カノジョも彼女 Season2』
良い具合のどすけべぶちかまして、それでいてラブコメもやる。ヒロユキ先生の良さはアニメでも健在、そしてシーズン2でも健在でしっかり楽しめた。紫乃の全裸シーンが多くてちょっとドギマギした。

12位『ひきこまり吸血鬼の悶々』
なんたってキャラデザが良すぎた。製作陣もそれを分かっているのか、女子キャラに闘魂注入、男キャラなんざどうでもいい!といっても良いくらい作画の差が激しかった。良い具合にフェチを刺激してくれるので、女子キャラは魅力的だったし、成長ものとしても微々たるものではあるけれど、一歩踏み出したシナリオでまとまっていて良かった。
石見さんの声がもう体の端から端までブッ刺さっているので、サクナ登場回は毎話悶えてた。

13位『アンデッドアンラック』
原作から少し遠ざかっていたけれど、アニメ化という事で改めて1から。序盤は本当に面白かったし、この作品が次代のジャンプを背負っていくんだろうなと思っていたんだけどなぁ。
やはり序盤は安定の面白さ、それぞれの事象を否定するという珍しい流れは面白かった。ただ最初見た原作を超えるようなものは無く、無難なアニメ化だったなぁという印象。2クール目で最終的な判断はしていきたい。

14位『ミギとダリ』
序盤は本当に良かったんだけどなぁ…。後半になるにつれて重くなる展開と、シュールなギャグが合わなくなってきて、最終話でなんとか持ち直したんだけど、中弛みが個人的には激しいように思えた。

15位『SHY』
恥ずかしがり屋のヒーローの物語という事で、王道ヒーローものが少なくなってきたところにやってきたヒーローものにワクワクしていた。正直、もっと戦闘シーンとかあっても良いのになとか同じヒーローがもう少しいたらなぁとか小さい不満はあるけれど、全体的に楽しめたのでヨシ。2期も決まったのでヨシ。放送終了後の紙芝居結構好きだった。

16位『ダークギャザリング』
まさかの2クールぶっ続けというところに驚かされたけど、ここまでど直球なホラーをやる作品なんて早々お目にかかれないよなぁと毎話ビクビクさせてもらった。人体破壊描写が結構えげつないので、ホラー好きでもここは好みが分かれると思う。個人的にはキャラデザというか全体の作画があんまりだったのでそこで評価が若干下がった感じ。

17位『鴨乃橋ロンの禁断推理』
鴨乃橋ロンが事件解決後に犯人を殺そうとするという以外は、どこかで見たことあるような推理ものだったので、そこまでインパクトはなかった印象。
そこまで気負わずに見れたのは良かったかなぁ。シーズン2も多分見ると思う。

18位『16bit センセーション ANOTHER RAYER』
タイムリープものなんだけれど、実際のゲームの名前出しちゃうか〜、オリジナル作品なら最後までそれを貫き通して欲しかったなぁ〜というのが残念だった。ゲーム作りの大変さはしっかり伝わってきたし、アキバを題材にした作品の中では結構面白い部類に入ると思う。好みの問題かなぁ。

19位『アイドルマスター ミリオンライブ!』
アイマス自体にそこまで思い入れが無いから、狙っているファン層とはちょっと違うんだろうなぁと思った。映像のクオリティや楽曲のクオリティの高さは凄いと思う。

20位『シャングリラ・フロンティア』
原作が話題になってたし、クソゲーを題材にする作品なんてギャグ以外では珍しいなと思っていたから、結構楽しみに待っていたんだけど、クソゲーの知識を応用して神ゲーに挑む作品なのか…と思ってしまって、それはもう普通のゲームじゃん…。しかもやり直しの効く世界じゃん…と思った瞬間にちょっと冷めてしまった。俺ツエー系なのは良いんだけど、クソゲーの腕がちょくちょくしか活かされないのが残念だし、ウサギが女体化した瞬間に萎えた。異世界の擦り倒しをここでするのか(内田さん日高さん結婚おめでとうございます)…
作画はとても良いから2クール目での挽回に期待。

21位『はめつのおうこく』
グロさ&理不尽さは間違いなく今年No.1。容赦なく人は死んでいくし、その殺し方もすげー悪趣味。原作者さん、この世界に恨みしかないんか?レベルなのは潔かった。
ただ、そのグロさが面白さに繋がっていたかと言われると全然で、ただただグロのオンパレードってだけで、目潰しのシーンなんかもうギャグにしか見えなかった。
あとたまーにコメディに全振りするシーンが全て空回ってるし、アニメ製作陣、コメディ下手くそすぎん?と思うところが多すぎてなんだかなぁ〜。

22位『私の推しは悪役令嬢』
ゲーム内の世界に転生&悪役令嬢に惚れるというなんか色んなところから要素を取ってきて、絶妙にオリジナル性が出てた不思議な作品。
基本主人公が悪役令嬢好き好き〜と言ってる作品だから、軽い気持ちで見れてたんだけど、ラスト3話くらいで主人公が意味不明なヤンデレと化したあたりからイライラが募って、そのままなんか雑に収まった気がして肩を落とした。

23位『アンダーニンジャ』
独特な雰囲気を持ってて、意外とグロくてアクションも個性的、シュールさについていけないところは多少あったけれど、その中でも面白いところを見つける過程は楽しかったのに、最終話が最悪すぎた。2期が決まってるならまだしも、まだ何も決まってないくせに、突っ走った終わり方&新キャラを登場させるなどなど、1クールという制限を無視したのは本当酷かった。2期があってもそこまで惹かれないかも…。

24位『キボウノチカラ オトナプリキュア』
分かりやすく迷走してるプリキュアの大人版。どういう問題に斬り込む、というかテイスト的に攻めたものになるのかなと思いきや、環境問題や女性の社会進出や結婚といったテーマで、いってはなんだけど結構やり尽くされたテーマだから今更感が凄まじかった。
変身バンクにはワクワクさせてもらったけど、一部声優陣、素人じゃないよな?ってレベルで下手すぎてノイズだった。ニチアサもジェンダー入れてやらかしてるし、いよいよプリキュアまずいのかもしれない。

25位『七つの大罪 黙示録の四騎士』
七大ありきの続編。単独だとキャラも薄い、物語も薄い、必殺技に惹かれるものもない、前作キャラも絡めるのが早すぎる、味気ない続編だなという鑑賞。
前作の大問題だったアニメの作画は良いものになってるからそこは良いかなってレベル。2期はさらに癒着しそう…。

26位『オーバーテイク!』
モーターレースものか〜面白そうだなーくらいのテンションで見たけど、レースシーンは半分以下、ほどほどのイケメンパラダイス、ここで泣かせば食いつくでしょ?ってのが見え見えで好きにはなれなかった。
それ以上の問題が東日本大震災を絡めたシーンで、個人的に容易に3.11を絡めるのは嫌いで、やるならしっかり誠意を持ってやってほしいと思う人間だから、今作は泣かせのための飛び道具にしか使われてなかったのが最悪すぎた。
準主人公のカメラマンが写真を撮れなくなったのが、津波に襲われる直前の子供を撮った写真を掲載して批判されたからっていうバカな理由なのもまずコイツを信頼できない要素になっていたし、助けに行くは流石に不可能だとしても、載せるという行為をなぜしてしまったのか、これに対して当人に全く悪意が無いのがイライラに拍車をかけるものだった。
3話使って贖罪の話を描くけれど、なんか遺族の方々に許されたみたいな解釈を勝手にしてしまっているし、レースしろよ!ゴーカートするのはこのアニメじゃなくていいだろ!と呆れ返った。
オリジナルのスポーツ作品ってなぜかイケメンだよりになる作品が多いのは仕方ないとして、今作泣かせにきたのが負の連鎖だった。これで感動なんて出来るわけがない。

27位『帰還者の魔法は特別です』
韓国製の転生系作品。もう見尽くしたわって展開ばかりでシンプルに面白くなかった。主人公の強さが全然分からないし、なぜ周りに人が集まってるくるのか、これが最後まで謎だった。
最終話付近でもダラダラ日常回やってたから2期決まってるんだろうなと思ったら案の定だった。多分見ない。

28位『絆のアリル セカンドシーズン』
1クール目で面白くなかった作品が挽回…出来るわけなかった。なんなら登場人物が少なかった1クール目の方がまだマシだった。
曲とダンスの繰り返し使用は1クールから引き継いで、それに無駄に登場人物が多いからこんがらがるし、どれも個性があってないようなもんだから覚えれない。
分裂したり加入したり、見てる側はガッツリ置いてけぼりにされる作りは非常に優しくない。キズナアイが客寄せパンダとなっていて可哀想だった。

29位『カミエラビ』
違和感を感じるCGアニメ。男女共用ノースリーブ制服の時点で歯痒かったけれど、デスゲームものっちゃデスゲームものだけど…くらいインパクトに欠ける作品だった。

30位『とあるおっさんのVRMMO活動期』
超低品質アニメーション、クソダサ必殺技フォント、ただのおっさんのクソおもんない配信を延々見せられるだけという異常な作品。
なんでこれをアニメ化しようと思ったのか、そもそも何でアニメ化できるくらいには売れているのか、「異世界スキルで放浪メシ」「シャングリラ・フロンティア」とジャンルの完全下位互換になってるのもダメだった。この会社ァ…。

31位『ラグナクリムゾン』
痛い痛い痛い。小学生の頃考えた俺の最強の物語を堂々とやってるもんだから、清々しいはずなのに、若干の反抗を見せてるせいか、キャラクター設定とかがキツすぎて乗り切れず…。
王宮内の話に3話以上使う必要ってあったのか…?顛末を見届けるために2クール目も鑑賞予定。

32位 『僕らの雨いろプロトコル』
とりあえず妹と店長は抹殺でok。こんなに二次元に殺意を覚える機会はそうそう無いよ。
あらすじとか全然読んでなかったから分からんかったけど、このタイトルでゲームものとは思わんし、肝心のゲーム映像が何年前だよレベルの粗さで萎えた。
敵キャラ的なやつも別に魅力的じゃないし、ヒロイン以外大して覚えてないくらいにはキャラ付けが薄かった。
どこで盛り上がればいいのかを見失って、そのままズルズル1クール終わっちゃった残念な作品。ラブコメかグルメになってれば多少面白くなったのになぁ。

33位『MFゴースト』
変態さん大集合。
もうこればっかりは原作の問題だと思う。年下好きはまぁおるよなぁくらいの認識だったけど、もう体目当てなのがビンビン伝わってきてダメだった。嫌悪感しか無かった。そこから終盤に17歳しか好きにならないとかいうキングオブキモ男がやってきて作品への好感度ば爆下がり。ヒロインも別に可愛くないし、その上痛い性格なので良いところなし。主人公くらいしかまともな人いなかったのでは?
2クール目が決まってるみたいだけど、全然興味が湧かない。レースも淡々としすぎてた。

34位『ブルバスター』
今年観たアニメの中でもぶっちぎりで主人公が嫌い。口だけ達者な割には行動しないし、その割には煽り散らかしたり反省しなかったりで、主人公の成長という部分がまるで感じられなかった。
かといって他の登場人物は無味無臭、個性がお陀仏な奴らばかり、ハゲチャビンはうるさかったなーくらいの印象だし、社長は全編通しても頼りなかった。
ロボットアニメにしたいのか、お仕事アニメにしたいのか、そのバランスが全然取れずじまいで、終わり方も二つをごっちゃにした感じでヌメっと終わったのが非常に腹立たしい。なんか2クール目やりまっせみたいな終わり方だったけど、全然興味湧かんし、人気でないでしょ?と思ってしまった。不快指数トップクラス。

35位『経験済みなキミと、経験ゼロな俺が、お付き合いする話』
28位から35位まではドングリの背比べだけど、後半になるにつれてずっとイライラしながら見てたのは今作だった。
ヒロインの情緒が後半に進むたびブレッブレになっていって、終盤はもうサイコヤンデレ。これで惚れ直した〜とか何言ってるんだこのクソアマはって気分にしかならなかった。
その他のヒロインもかなーり問題があって…。振られた男が忘れられないでウダウダ言ってる強めギャルはよりを戻した後に結局振られるのは可哀想ってか男がクソだと思うけど、ハッピーギャルのなんやかんや理由つけて振ったのに結局は顔ってところはリアルだけど、二次元なら多少希望を持たせるラストが良かったなぁと思った。
そもそもラブコメにもう耐性が無くなってきてるのかもしれない…。甘酸っぱいとかそういうんじゃなくて、作者の癖がむず痒くてキツい…。もうギャルはえぇて…。

総評:フリーレン、でこぼこ、薬屋、呪術、ど天然上司が素晴らしかった。完成度や面白さがそれぞれの色を出していて個性満開。
ウマ娘3期は圧倒的尺不足&キャラ描写不足&曇らせ展開が残念だった。2クールなら多少改善されていたかもなぁと思うとかなり悔しい作品になった。
下の連中は1年通しても駄作だらけだった。部分的でいうと「オーバーテイク!」がかなり嫌いだった。いや〜疲れた疲れた。

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