2023年夏アニメの簡単な総評

夏アニメ全24本(途中切り3本)

1 呪術廻戦 壊玉・玉折
→流石の安定感。作画も1期から更にレベルアップ。さすがMAPPAや。呪術にこれまでは感じられなかった青春感が最高。渋谷事変はほぼ2クール目なので除外。

2 うちの会社の小さな先輩
→癒し枠その1。ゆるゆるっとしててとても良かった。
立花さんの先輩ボイスなんていくらあってもええ。

3 るろうに剣心
→実写版では無かった部分が保管されて改めてるろ剣の面白さを実感。できるなら最後までやってほしい。

4 ゾン100
→アニメーションがカラフルで見やすいし、ゾンビものの中でも斬新な設定がアニメにマッチしてた。特番挟みつつで中途半端なとこで未定になったのが痛い。

5 白聖女と黒牧師
→癒し枠その2。こういうほのぼのした作品って必要だよなーって思いながら見てた。くっついてくれても良いし、このまま無限にイチャイチャしてても構わん。2期作ってくれ。

6 BLEACH 千年決戦篇 訣別譚
→分割2クールでやれるとこまでやってくれた。早く原作を履修したい。

7 自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う
→夏アニメ最大のダークホース。3話くらいまでは楽しめるかなと思ったけど最終話まで余裕で持った。地上波でコンドームをぶち込んだ衝撃は忘れない。

8 好きな子がめがねを忘れた
→中学生なんて妄想だらけだよなって共感しながら見てた。最終話直前のピアスや髪染めは全く共感できずにまずいかもって思ってたけど、最終話の余韻残しはなかなか良かった。2期作ってくれ。

9 アンデッドガールマーダーフォルス
→スピード感は無いけど掛け合いが面白かった。単発だと遅すぎたって感じだけど1つの事件パートをまとめて見ると濃厚だった。

10 ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜
→ふともも

11 わたしの幸せな結婚
→実写版よりもはるかに丁寧に描かれてた。異能は果たして必要だったのかはずっと疑問。

12 ダークギャザリング
→原作準拠とはいえアニメーションに新しさは感じなかった。ただここまでど直球のホラーをアニメでやるのは珍しいから密かな毎週の楽しみだった。詠子なんで毎回あんな匂わせんのよ笑

13 七つの魔剣が支配する
→可も無く不可も無くって感じの学園ファンタジー。両性の設定は結構面白かった。しかし15話で終了って中途半端な。

14 フェ〜レンザイ 神さまの日
→序盤はノリとジャニの下手っぴたちのせいで全然だったけど、本職声優陣の頑張りがだんだん笑いに持っていってくれて持ち直した。なんで中華アニメこんな声優豪華なんだよ。

15 幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-
→ラブライブのスピンオフってとこを除いたら至って普通のファンタジー。ラブライブの中では一番苦手なシリーズだったけどファンタジーになった分キャラの魅力が分かった気がする。作画は抜群に綺麗。

16 英雄教室
→序盤は結構良いんだけど後半になるにつれどこかで見た展開&パロディばかりで飽きた。主人公強ええ系だと思うけどそれにしても魅力がない。

17 バンドリ it's MYGO!!!!!
→曲は本当に最高。曲が良くてもこの順位なのはストーリーがギスギスしすぎてバンドものなのにバンドに憧れるとかそんなのが全く無い。あと主要キャスト5人中2人が聞いてられないくらい下手(演奏スキルを買われてるから仕方ないとはいえ)でその子がメインの回はモヤモヤしながら見てた。終わり方も一番やっちゃいけない次のシリーズへの繋ぎを長尺でやっちゃった禁忌。

18 Helck
→特段強い理由があるわけじゃないけどなんか好きになれなかった。キャラデザもそうだし、ストーリーもそうだし、マスコットなキャラがウザいってかなり致命的。主人公強ええ系にしてはバランスが悪い。

19 AYAKA
→イケメンばっか出てくるタイプのアニメだから話の構造は無茶苦茶でビジュアルでどれだけ釣れるか勝負の作品。もちろんターゲット外だから全然ハマれず。主人公の兄貴的ポジションがなんでそんなに信頼集めてんのかが視聴者サイドには伝わってきてない。最初から最後まで低空飛行。まぁ1クールで完結してるからまだ良し。

20 ライアー・ライアー
→頭脳戦どこいったんだよってくらいにはよく分からん勝負を何故かイキって挑む主人公のカードバトルみたいなのが繰り広げられて毎週首を傾げてた。そもそもインチキありきの頭脳戦ってのもあって主人公はもっとヒールで良かったかもしれない。作画は不安定だし、何より問題なのはOPを半分くらいの話数でカットしていたのはかなりお怒り。曲をおざなりにしてて大問題。キャラデザは嫌いじゃ無い。

21 SYNDUALITY Noir  
→結構期待してただけに残念な結果。ロボットものとしてはデザインに惹かれるものが全く無く、毎話毎話しょうもなくて尚且つ面白くない下ネタばっか嬉々としてぶち込んでくるのがダメだった。この手の作品の無感情ヒロインはどうしても綾波レイという偉大な壁があるからどうしてもよぎってしまった。2クール目での挽回に期待。

22 てんぷる
→ぐらんぶるはあれだけハマったのに何故…。赤坂さんは声は良いけどキャラには全然合ってなかった気がする。令和にやるにはいささか既視感満載で楽しめなかった。なんやかんやで最終話まで付き合ってしまったけど理由はよく分からない。

23 AIの遺伝子
→キャラデザから滲み出る宗教アニメ感。たまーに良いエピソード扱うなと思うところはあったけど、どうしてもキャラデザや話の展開の無理やりな感じが受け入れられず、1週遅れくらいで見てた。これも令和にやるべきでは無いアニメ。声優陣にいくらなんでも頼りすぎ。薄味なブラックジャックってのが最終印象。

24 夢見る男子は現実主義者
→問答無用で夏アニメワースト。主人公が好きになれなかったのがもうダメだった。各話のタイトルが無駄にキモい。
しっかりとしたヒロインがいるのにサブキャラたちに構う話が多すぎるし、それも別に面白いわけじゃない。その構ってる姿を見てヒロインが気になっていくとかどんなご都合的な展開やねんと毎週イライラしてた。俺がグイグイ行ったらあの子が気にしちゃうから距離置こうとか抜群にキモい。作画はずっと低品質。ずっと崩れる直前みたいな状態だから見てられない。終わり方もは?って感じだからマジで続編作るなよと心の底から思ってる。
最終的にヒロイン全員から刺されたら10位くらいには格上げしてた。しなかったからワースト。天使様と同じくらい。今年で見ても間違いなくワーストクラスだろう。

総評:上位は安定、下位は令和に作るものじゃないものばかり揃ってた。1話目からの変動があまり無かったので基本的に固いシーズンだった。

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