ある月の綺麗な夜に。
人生のほとんどを丸坊主で生活しているのですが。
高校生くらいまではスポーツ刈りみたいな、角刈りみたいな感じで。
高2の梅雨の時期に得度(お坊さんになる儀式)をしましてツルツル頭に!
思春期真っ只中でも髪型に何のこだわりもなかったのでツルツルも嫌じゃなかったのです。
床屋に行く理由は終わったらなぜか大量のガムをくれるところだったので私のアゴ筋のピークはあの時期だったかもしれません。
また髪を伸ばし始めても結局は短髪に、またお坊さんの儀式とかあってツルツルに、また伸ばし始めても短髪に。
僕の髪と耳はまだ一度も会ったことないし、前髪とおでこも会ったことありません。
ただ大学の頃は一応、ムース的なジェル的なやつで短い髪を固めて立ててた時も…へへ。
大学卒業してお坊さんの修行に行くのでまたツルツルになりました。山を降りて少し髪も伸びてきて芸人になるため愛媛から上京。
オシャレなコントやろうかな?元気な漫才やろうかな?と考えてたら、相方の安田さんに
「お坊さんをいかそう」と言われ
また坊主頭に。
しばらくはバリカンで刈ってたけど、最近はカミソリでツルツルに。
そんな東京に来て10年ぐらいたつ先日の夜。
外をウォーキングしていたら。
酔っ払いらしきおじさんを追い抜いたところ後ろから。
「おい!つるっぱげ!」
やはり東京は怖い街だなぁ、なんて思てるのもつかの間
「おい!つるっぱげ!」
「左上を見てみろ!……月が綺麗だなぁ!」
「お前の頭みたいだ。じぁな!」
おじさんは去って行きました。
僕はまだしばらく東京にいたいです!!
なんて思ってるのもつかの間
・「月が綺麗だなぁ。」という言葉。
・私は"夏目漱石"が書いた「坊ちゃん」の街、松山出身。
・その日の月はストロベリームーン。
以上のことからあれはおじさんからの告白だったとも考えられます。
夜道に後ろから知らないおじさんから告白。。。
…東京、怖い。でもまだいたい!!!!
よろしければお布施をお待ちしております🙏