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支援のカタチ、というお話

0923へ向け、サポーティングチームが起ち上がりました。いろんな背景を持つ方々が意見を交わし、少しでも未来に向けて前進できるように、と真剣に意見交換がなされています。

ROM専になってしまっている方もいるかもしれませんが、「前提知識」とか「前提認識」とか関係ないです。

もし、発言者の知識が不足しているのであれば、その場でみんなで補完しましょう。認識が不足しているのであれば、その認識を広げてあげましょう。

「ググれカス」という雰囲気は一切ありません。それは今回の主催者がぼくだからというのはあるかもと思っています。

元々はスポーツトレーナーとかやり始めたのがキャリアのスタートなのですが「日本のスポーツってビジネスできてなくね?」と思い勉強を始め、スポーツの中だけにいたらダメだと思い、スポーツ界の外に出ました。

ある人が言いました。

「(特に日本の)スポーツって正直、消費税にもならない」

これ、スポーツ界の人は重く受け止めるべきです。徐々に改善されてきているとはいえ、まだまだ他の産業と比較したら規模的には下です。

コンビニ業界の売上規模、ご存知ですか?7兆超えです。

最大手のセブンイレブンの売上規模は4兆7000億弱。
時価総額は約4兆867億円だそうです。

これにかなうだけのチームが存在するかといえば存在はしません。Forbesで毎年出されるもっとも価値があるサッカーチームに今年もマンチェスターユナイテッドが選ばれました。

しかし、その価値は41億2,000万ドル(約4559億円)とのこと。

iPhoneやMacで世界に価値を提供し続けるApple社の時価総額は1兆ドル(約110兆円)。下記リンク記事内にもありますが、アメリカのスポーツチームを全て購入しても7,500億ドル(約83兆円)のお釣りがきます。

これ、何がいいたいのかといえば、スポーツってスポーツの中の人たちが思っている(ぼくが働いていた時の心象)ほど価値という面においては評価をされづらい状況にあるということです。

大変な割にはお金にならない、ということですかね。

まぁ、正直なくなっても困らないからというのが根本的な理由だとは思います。思いますが、それはちょっと違うか、とも。以前、Facebookの企業価値をはじめとしたなくなっても困らないものについて書きました。

なくなっても困らないものという意味でいえばFacebookだってそうです。ある日突然なくなったとしても、本質的に生活ができなくなるわけではありません。

しかし、その価値は世界の企業価値におけるTop5に入ります。

なくなっても困らないのに価値が高いんです。全てが同じ条件ではありませんし、一概には同等に扱えないかもしれませんが、スポーツも根本的にはなくなっても困らないものです。

だから、チーム単体でというよりもスポーツ産業としてもっともっと価値を高めることができるのではないかと思うんです。


ウダウダと書いてしまいましたが、こんな風にそれっぽく書いていたとしても、ぼくはスポーツビジネスを少しかじったぐらいの素人ですから、サポーティングチームの起ち上がりにはすごく心強く感じています。

今回、ぼくはクラウドファンディングでイベント費用を募集中ですが、支援のカタチというのは一つではないんだと身を以て実感しているところでもあります。

こんな風に特に見返りを求めず、楽しいことに対して各人が、それぞれに背負ってきた人生の中から得てきたヒントから意見を紡ぎ出し、良き方向へ進もうと考えるということも立派な支援。

そして、その場に参加しようと思うことですら、支援をしていただいたと感じます。

「有り難い」という言葉言い方を変えれば「有り得ない」です 笑

こんなぼくの考えたイベントに対して、すでに50名以上の方々がご意見をくださるような状況になっており、正直、普段生活をしていて、そんなに人を集められるのかといえば、ぼくには中々できないことです。

ありえません。

ただ、一つ。

コミュニティ、というものについて、マジマジと考える機会になっています。地方都市だからとか、地域性が...とか、言い訳をし始めたらキリがないということ。

「あ、こいつしょうがないなぁ。助けてやるか!」

「ん?なになに。面白そうなことしてんじゃん!」

そんな風に少しでも人の琴線に触れるものがあれば、そこにそれぞれの価値を見出すことができれば、支援をいただくことができるんだ、ということなんですよね。

まだまだ、お金という支援は集まっていませんが、多くの方々に集まっていただいていることも立派な支援を頂戴していることと同等ということを実感します。

これまでもご支援いただきました皆さんには改めまして、この場で感謝申し上げます。そして、これからご支援を考えの方、ぜひ、一緒にワクワクする取り組みをしましょう!


【イベント概要はこちら(下部リンクからも飛べます)】


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