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#スポーツの未来に僕たちができること はイベント以上の存在にしたいと思ってます

#スポーツの未来に僕たちができること 、と題しての活動も3回目を終えるところまで来ました。

当日の様子は、Twitterのハッシュタグでも追えますし、もっと詳しい内容を知りたいという方は、是非イベントのWeb配信動画をフルオープンで配信していますので、そちらをご覧いただければと思います。

ただ、動画についてはイベントのすべてを丸々と飲み込んでいるので、長編ですから、移動中やちょっとしたスキマ時間等を利用して見ていただいたほうがいいかも知れません。

<Twitterのハッシュタグ>

<Web配信した動画>

<スポーツ、盛り上がってますね>

ここ1、2年でスポーツを軸にしたイベントが、数多く立ち上がってきている印象です。スポーツの界隈に属している方々は感じてらっしゃるのではないでしょうか。

僕もそのうちの一人で、「あぁ、すごいなぁ、増えてきてるなぁ」なんて感じています。僕のTwitterのタイムラインも、スポーツで染め上げようとは思っていないのですが、ときには、それで埋まったりもします。

背景的には、僕の世代(いわゆるミレニアル世代)や、少し後に産まれたジェネレーションYや、デジタルネイティブと呼ばれるような世代の人たちを中心としたSNSでの交流が盛んになっていること。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を前にしていることはもちろん、2019年(今年)のラグビーW杯もあることも、少なからぬ影響を与えてることでしょう。

協会やチームを含めたスポーツの中の人達が「若い人たちを引き込むために」と、積極的にそういった会へ参加していたり、誘いを受けたら断らずカタチにしたり...といったことに熱心であることも影響してるでしょう。

かくいう僕もその恩恵を受けている一人だからです。

基本的に僕は、その動きを好意的に見ているのですが、2020年以降、この流れが収束してしまわないのか...ということにも不安をいだいているのは事実で、おそらく、大半のスポーツ関係者は同じ想いなのではないでしょうか。

時として「乱立」と表現されたりもし始めた空気の中で、こんな風に活動を続けている身ではありますが、今回のイベントの振り返りを含め、その空気感に対する意見を書いてみます。

<イベントだけで終わらせるつもりはない>

そもそも、僕はこの活動を「スポーツのみ」「イベントのみ」で終わらせようとは思っていません。

ちょくちょくnoteで書いたり、イベントの冒頭で活動紹介を含めて目指す先をお話させていただいているのですが、僕はこの活動を通じ、新潟を失敗に対する許容度の高いエリアにしたいんです。

僕は2018年2月に岡部恭英さんとTwitterで繋がったところから、9月23日に新潟でイベントを実施したところから、この活動をはじめました。

「地方都市の一般人とスポーツビジネス著名人がTwitterでつながってイベントやるらしい!」

「遠藤...だれ?よくわかんないけど、おもしろい!」

そんな風に思っていただいた方が沢山いたんだろうな、と思いますし、まだお会いしていない方から「認知をしていただいている」ということを参加者の方々からお声がけいただくことも増えています。

同時に、名もない僕の動きに対して、不安に感じた方々から、たくさん応援していただきましたし、実際に活動に対する補助をしていただきました。

その動きがその後、 #スポーツビジネスサミット ** という名の下に、福岡や東京、北海道(札幌、旭川)で開催されるような波及を見せることになった**ことは、大変うれしく思います。

ただ、何より、その活動に参加してくださった方々が、実際にイベントを開催する、という一歩を動き出してくれた方がいらっしゃったことが本当に嬉しかった。

本当にうれしく、頼もしく、楽しいと感じましたし、目指すところは、そんな風に参加する人たちが感化されて動き出しちゃうことが、常態化してる雰囲気を創られることを目指してます。

失敗をしたくない、と思うのは仕方ありません。僕だって根本的には大きな痛手を被ることをしたくありませんから。

けど、失敗をしてしまうことを責めることは誰にも出来ないというか、すべきではないと思っていますし、そのためには雰囲気と土壌を育みたい、と。

そして、その軸はスポーツだけでは絶対的に足りないということを強く認識していますので、"僕は"スポーツを軸にしています、と枕詞を使うようにしていたりします。

それは、スポーツをよくしようと思ったら、スポーツだけで解決できるものではないことに行き着くから。それしかありません。

<前回からの引き継ぎ事項>

前回(第二弾)、早川史哉選手や清水千浪選手を中心に、スポーツやアスリートの本質的な価値ってなんでしょうね、というテーマで開催した際に、引き継ぎ事項を決めました。

それは【当事者性を持って発信すること】です。

パラリンピックはまだしも、スペシャルオリンピックスという存在と内容について、深く理解している人たちは多くはないでしょうし、実際に会場へ足を運んでいただいた方々も、どちらかといえば「中の人」が多かったです。

でも、会場に参加してくださった方はもちろん、Web視聴での参加をしてくださった方々も、その当事者のことばを聞く機会に恵まれたわけですし、その内容を自分なりに咀嚼をして、隣に座る人ぐらいは説明できる。

その人数を増やすとか増やさないという意味ではなく、聞いた自分、聞いた上で「すごいな」とか「ほえ~、そんなこと考えてたんだ」とか、そんな風に自分にはなかった面に触れて、感情が揺れ動いたことがあるはず。

それを自分のことばで発信・発言をしましょう、と。全部は伝わらないかも知れないけど、その発信する姿勢や態度は伝わります。

だからこそ、その会に参加した当事者として、自分のできる範囲の中で、自分のことばに熱と責任を込めて、発信しましょう、としました。

<信用≠信頼>

今回は、【街とスポーツ(クラブ・リーグ)、それを結びつけるアリーナ】をテーマに、それぞれの当事者に声をかけさせていただきました。

率直な感想として、スゴく良かった。主催者として、何がうれしいって、今回の話を聞けた長岡に関係のある人達は、絶対に誇りに感じることができるんじゃないかなぁ...なんて思うぐらい。

それを無料で公開できている、という点も大きいなぁ、なんて結果論的でもありますが、良かったと思います。

そして、今回の内容は【スポーツはスポーツだけでなく、色んな人達と関係を構築できる"存在(概念)"だ】ということを認識することにも繋がった。という点においては意義深かったなぁ...なんて思ってます。

以下、参加者の方々からの意見を交えながら進めていきます。

ちけさん(@jungleticket)は、おそらく長岡市在住なのだと思うのですが、実際に住まれている方が、こんな風に発信をしてしまうぐらいに、今回の内容は長岡市民にとってうれしい内容だった...はず!

#スポーツビジネスサミット ですべてを回るという偉業を達成したうえに、その中で会った方々と新年会を開催した諸橋さん(@morotaka_37)は、長岡のご出身だったこともあり、胸を張って帰られてました。笑

※ちなみに、上林さんが述べたチャリンコの件は、リップサービスでもなんでもなく、マジだそうです。

第一弾の際にもゲスト登壇していただいた上林さんは、第一弾の際にアオーレ長岡のことをスゴく評価していただいていましたし、そのことがきっかけになり、今回の登壇に繋がりました。

トーク内でも「すごいじゃなくてヤバい」と表現されるぐらいに、アオーレ長岡には構造的・思想的な魅力がギチっと詰まっているのだ、と再三繰り返してらっしゃいました。

太田さんも書かれているように、スタジアムやアリーナの活用法について、「遊具」の観点から解説してもらえる機会は、本当に貴重な時間でした。

そういう観点で見ることで、これまでとは異なる視点でスタジアムやアリーナを見れるようになりますし、そうやって人が集うことで多様な楽しみ方を提供できるのもスポーツの魅力です。

前回のイベントからグラフィックレコードで参加してくださっているののさん(@nono_spgr)が、今回もステキにまとめてくださってました!

そして、今回のトーク内容の中でのハイライトは、間違いなくここだと思っているのですが、葦原さんが、ちょっと表現をためらうことになった、長岡市と新潟アルビレックスBBの「イチャイチャ」について。

葦原さんの著書である「稼ぐがすべて」の中に、Bリーグの行動規範が出てきます。その中には「信用ではなく信頼・尊重を」ということばがありますが、今回はそれを目の前で見れる機会だったことは間違いありません。

長岡市は街の目指す方向(ビジョン)に対して、スポーツを利用したいと考えている。逆に、クラブ側も街を拠点に活動するためには、街で暮らす、働く人たちからの期待に答えるようにしたい。

そんな相互の思いが、きちんと結び合っているのだということを、それぞれの当事者が人前に出て話をすることが出来た、という点が、今回のイベントにおけるハイライトだと考えています。

今回もステキな写真を撮っていただいたタケヤマさん(@take3104)

スポーツでふるさと納税を利用する仕組みを構築し、地方都市の活性化を掲げて能動的に動かれている赤嶺さん(@kenakamine)からも、イベントに対してのご意見を賜りまして、スゴく嬉しかった。

そして、イベント後も参加した方々とTwitterを通じ、Bリーグの魅力をきちんと発信してくださった葦原さん(@kazu_ashihara)。急なお願いをしたにもかかわらず、快諾してくださり、開催することが叶いました。

今回の学びは「イチャイチャしながら、失敗を許容できる雰囲気をつくっていこう」ということで終わらせていただきました。

相手を利用するのではなく、自分や相手と相互的にお互いの良い点を埋め合いながら、補完し合いながら、能動的に動いていく姿勢を保っていきましょう、という意味。

速度感というのは非常に大切な部分かもしれません。ただ、それ以上に当人同士が信頼し合いながら、失敗に対して背中を押し合える雰囲気の醸成が不可欠なんだ、ということに改めて、気持ちを強くした次第です。

そして、次回...

再び平日開催(2月12日(火))ではありますが、このお二人の初顔合わせを新潟で行います!お時間は19:30~という少し遅くなってしまいそうな気がしますが、詳細は近々お出しします!

葦原さんの著書である【稼ぐがすべて】。読み終えてみて痛感するのは、Bリーグは面白くなるだろうし、伸びしろがたくさんあるプロスポーツだ、ということです。

エンタメ業界の人たち、覚悟!


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