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#ファンコミュ新潟 へ参加してきました

12/22 朱鷺メッセにてファンコミュニティについて当事者を招いて開かれたイベントが開催されまして、僕も運営のお手伝いをさせていただきました。

このイベントは、主催者である堀さん高橋さんが「自分たちのルーツである新潟へ、自分たちの好きなことでファンをつくる努力をしている当事者たちを招いて行った」イベント。

アルビレックス新潟の取締役専務であり、2019年より社長となることが決まり、先日記者会見を開いた是永 大輔さん

破天荒フェニックスで一躍小説家としての才覚を見せ、世間から会社(株式会社オンデーズ)の注目度を引き上げることに成功した田中 修治さん

なんの脈絡もない新潟でローカルアイドルNegiccoを、独自の魅力をつくりながら発信し続けている雪田 容史さん

そしてノンフィクションライターである小松成 美さんをMCとして迎える、というゲスト構成。

イベントの内容については、#ファンコミュ新潟 というハッシュタグでTweetされている内容をご覧いただくとわかるかと思います。

僕は基本的にトークの中で重要だなぁ、と思われることを切り取りながらTweetをしていたのですが、その中でも「余白の作り方」という内容で話をされたことについてすごく良い表現だし、重要なことだなぁ、と。

今回のファンコミュニティを醸成していく、という点を語るゲストの方々から出てきた語句の中でも、特に大切だと思えたのは「ストーリーへの共感」。

完成してしまっている、言い方を変えれば整いすぎて入り込む余地のない事物というのは、共感ができない状態ともいえます。つまり、自分が感情を込めて応援や支援をするだけの余剰がないということです。

ファンを醸成していく上では、β版であることがいいともいえますし、β版であるということは、完成体ではなく、ファンとなる応援者や支援者がストーリーに入り込むことが「許されている」とも言えるわけです。

実際に、完成している企業やスポーツチーム、というのは現実に存在するかといえば、決してそうではないでしょう。

ファンをつくれる、ファンになりたいと思えるものとそうでないものとの差、という意味でいうと『態度』ということがスッと落ちるように思います。

傲慢な、という言い方は適切ではないのかもしれませんが、上から目線であったり、押しつけがましい態度をとる人を好きになれる人は多くはないでしょう。

それは企業やスポーツチームという組織体を評しても言えることであり、顔が見えづらいものだからこそ、余計に受け取ってしまいかねません。

ポイントは「顔が見えない」というところにもあるのかも知れませんが、顔が見えたところで態度が悪ければ応援や支援を募ることなどできません。

いかにして相手との関係を構築できるかどうか、というのは、ただ多くの人に情報を届けるだけではなくて、その情報の受け取り方や扱い方まで「お願いする」必要があります。

そのお願いの仕方が、ファンとのコミュニケーションであり、その態度いかんによって、持続的・継続的な関係を構築できるかどうかが変わるともいえるわけです。

そして、そんなファン醸成について考える機械に参加した僕の最も大きな感想は以下のツイートです。

新潟というエリアを許容度の高く、失敗を『カッコいいこと』と認識できるようなエリアにしたいと思い、 #スポーツの未来に僕たちができること と題して活動してます。

その活動に対する味方、つまりファンを増やしていきたいし、共にやってくれる、一緒にストーリーを紡いでくれる人と新潟をクールにしていきたいです。

今回の主催者である堀さんは、9月に開催したイベントへの参加者で、イベントに参加してくださった方であり、その時のイベントで僕が発した『次はあなたがやって下さい』というメッセージを受け、行動を起こして下さいました。

堀さんのようにドンドンと行動を起こす人が増えることで、結果的に新潟は新しいことをやる人に対して許容度が高い人が増えるのだと確信します。

そんな風に『やる人』が増え、そのやり方を共有しながら助け合えていけるようになれば、もっともっとワクワクするようなエリアになっていくのではないでしょうか。

そんな風に希望を感じるステキな会でした!


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