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信用を可視化されて、というお話

ここ最近は9/23 に開催するイベントの話を中心に記事を書くことが増えていて、その中でもここ数日はクラウドファンディングネタが多くなっています。

で、それを「なぜなのか」考えて見たので、それを書いてみます。


結論として「少しでも共感を得たい」からで、なぜ共感を得たいのかといえば「不安だから」といえます。そう、正直にいうと不安です。

「お金=信用」だと言われ、今後の社会は信用をベースとした信用社会が訪れる、といったことも耳目することが少なくありません。

それはつまり、現在、クラウドファンディングに集まっている金額はぼくのネット上での信用度が反映されていると明確に感じるから。

これは痛い。

だって、クラウドファンディングサイトでいくつかプロジェクトを見たことがある人はお分かりになるかもしれませんが(見たことがない方は、この機会にぜひ!)、目標金額に到達していないプロジェクトを見るとどんな気持ちになりますか、ということを考えてしまうからですね。

「別に気にしなければいい」というご意見、もっともです。

しかし当事者として、実際にゲストの方々に足を運んでいただきます、会場も、機材も、スケジュールも、他にも諸々...とやってると、流石に「気にしないわけにはいかない」という気持ちになります。

いずれにしても、それらの行動に対する評価としての金額が、そのまま反映されているのかもしれません。

それは信用を可視化されている、という言葉に置き換えることができると考えていて、実際に面と向かって「あなたのことは信用している」と"いう"のは簡単です。

もっといえば、その信用している人に対していくらまでならお金を貸すことができて、いくらならあげても構わないと思えるのか、ということ。

ただ、ここで言いたいのは、その多寡が大きければいいというものではなく、そこまでのストーリーと関係性があってこその適正な額になるのではないかと思うわけです。

会ったことも話したこともない人に対して500円渡すのと、幼馴染に2000円渡すのとで、どちらが敷居が低いかといえば、おそらく顔なじみである幼馴染になるのでしょう。

そこにはストーリーがあるとともに関係が構築されているからといえます。

ただ、SNSが生まれて以降、関係を構築するのに物理的な距離を飛ばすことが可能になり、会ったことも話したこともない人に対しての500円と「RT」や「いいね」の価値が相対化してきました

つまり「人によってどちらの方が嬉しいのかが変わる」といった具合に、同じ土俵に立ったことを意味し、お金と信用とが同列で扱われる対象になってきたともいえます。


今回のクラウドファンディングでも、おそらく、ぼくだけが取り組もうと思っても目標金額には大きく届かないでしょう。

だけど、それを支えてくれるチームの人たちがありがたいことに多くの方から信用を得ていることと、ゲストの方々に大きな魅力があるからこそ、多くの人たちが情報を拡散してくれています

いまのぼくは、Twitterで一つのRTにすごく歓喜し、Facebookの「いいね」に叫び、それらにコメント付きで拡散してくださるのを目にした時には全力で頭を下げてます。

大げさでもなんでもありません。

クラウドファンディングに支援金が集まってくるのは、もちろん嬉しいです。間違いなく嬉しいです。

けど、これまで全くお会いしたこともないし、SNSでも絡んだことのない方々が「RT」や「いいね」など実際に行動してくれることを、素直に嬉しいと感じますし、こんなに嬉しいと思ったことはありません。

いま、ぼくの中で一つの「RT」や「いいね」は投げ銭されているのと同じ。それだけの価値を感じているし、見逃してなるものかと必死になって見ています。

その根底にあるのは、岡部さんと繋がったことに起因すると思っていて、過去にも書いていますが、岡部恭英さんとは面識がありません。

ひょんなことからTwitterでつながったことから、彼とのイベントのために現在ぼくはクラウドファンディングで支援を募集しています。

それは岡部さんのことを信用しているとともに、岡部さんがぼくのことを信用し、つながったところから、ぼくとやろうと行動してくれることに対し、すごく嬉しく感じているからです。

もっといえば、ゲストの方々で直接お会いしたことがあるのは馬場渉さんのみで、他の方にはお会いしたことがありません。

それでも岡部さんへの信用をもとに(遠隔での参加の方もいらっしゃいますが)新潟へ来てもらえることになりました。

それの最低限の価格がクラウドファンディングにおける(合計)目標金額です。

みなさん、ぜひ #新潟 から #スポーツの未来に僕たちができること を考える機会を楽しく盛大にやって見ませんか?


<募集中のクラウドファンディングサイト>


【FAAVO】地域に根ざしたクラウドファンディング




【FARM】スポーツに特化したクラウドファンディング


【にいがた、いっぽ】地元新聞「新潟日報」主催のクラウドファンディング


※クラウドファンディング は26日で終了となります。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。 お読みいただき、それについてコメントつきで各SNSへ投稿していただけたら即座に反応の上でお礼を申し上げます!