手足口病の猛威
手足口病ってネーミングセンスのかけらもない病名なのですが、病名にそぐわない猛威の振るい方にはイライラを通り越して、観念の気持ちすら湧いてきます。
我が家の三男が手足口病に罹患してしまい、大いに夫婦揃ってダメージを負ったので、誰かが我々の屍を超えていけるよう、ログとして残してみようと思い、書き始めています。
見た目もかわいそうな病気
手足口病の症状については、各種サイトにて書いてある通りなのですが、 手足と口に水疱・湿疹にでき、発熱してしまうっていう...なんだ、そのバイオテロを食らった際に発症してしまうような症状っぷりは...と言いたくなるような内容です。
罹患する患者の約80%が小児だそうで、つまりは子供の病気だと言い換えることもできるわけですが、大人にも罹患の可能性があるそうで、噂レベルでしか見聞した経験がないのですが、かなりマズイみたいです、大人の手足口病。
どんな風にマズイのかって、足に湿疹ができようものなら、歩けなくなるぐらいに痛いって情報から始まり、合併症や重症化するなんて情報も目に飛び込んできます。
情報に触れれば触れるだけ、そのネーミングからは想像もできないぐらいにツラい症状が待ち受けているのだと書かれているのが手足口病。
過去に、我が家の長男がヘルパンギーナといって、熱発とともに口内に水疱ができ、割れて炎症を起こしてしまう病気に罹患した経験がありまして。
高熱が出るため、夜寝れない
今回、三男の様子がおかしいと気づいたのは、熱発を繰り返した後に授乳しようとするとすぐに口を離して泣き続ける状態になったことからでした。
長男がヘルパンギーナに感染してしまった当時を思い返すとひたすらにツラかった思いしかありません。
当時、彼はいまの三男よりも小さく、一歳を迎える前辺りでしたが、夜は授乳して寝るスタイルだった(当時はそれしか方法がないと思い込んでいた)ため、授乳できなければ、永遠に泣き続けることになってしまってました。
結局、泣き疲れて寝るのですが、口内が痛くて水分摂取ができないため、喉が渇いたと泣く、泣くとまた口が渇いてしまい…と、負の循環に陥っていくのが朝まで続いていたのを思い出すことに。
ただ、三男は基本的に一歳を迎える前から僕が寝かしつけるようになっていて、授乳なしでもゴロゴロしてたらなれるようになっていたのですが、それにしたって熱があって明らかに体調が悪いのに、母親に密着できる授乳で痛みがあるためにできない状況は、見ていてツラいものがありました。
特に今回、我が家の三男が罹患した症状の中でも顕著だったのは尋常ではない熱の高まりかた。
40度を越えたり、超えなくても近しいところまで熱が出てしまったり…と、高熱が4日以上継続してしまいました。
確かにツラいのでしょう。
夜に何回もシンドそうに泣きながら起きてしまいますから、解熱剤の座薬を1日に複数回投与して、熱を無理やり下げますが、それでも38度台。
おかげで38度台の熱が平熱のような錯覚に陥りました。
熱が出るだけでなく、口に湿疹ができ、それが大きな痛みを伴っているため、授乳だけでなく、食事も取れませんから、彼の表情は明らかにグッタリと衰弱したものになっていきます。
さすがにそこはどうにか流し込めるようなものを準備しなきゃならないよなぁ…なんて思いながら試行錯誤。
本人に与えては痛がる様子があれば柔らかくて飲み込むのに負担のなさそうなものを用意し、体調の回復度合いを見ながら、おにぎりやパンなどを用意。
おそらく座薬を投与して痛みが引いているタイミングで食事を与えていたのもあり、割と食事はスンナリとできるようになりましたし、水分摂取の仕方がだいぶ上手になりました。
夜泣き復活と思わせる夜中の生活
熱は下がったものの、まだ手足に湿疹があり、口内にもあるのかも知れません。夜中にまぁ、よく頻繁に目を覚まします。
まだ話ができないため、泣くしかありませんが、手足口病を罹患してから明らかに機嫌が悪く、よく叩かれます。笑
あ、蹴られたりもします。笑
寝ながら、自分が寝付けないのが面白くないのでしょう。ものすごく不機嫌に起きるのと、一歳を超えて器官発達したのもあり、声が大きくなりました。
夜泣き復活したのか…と思えるぐらいに頻繁に起きるし、下手したらそれ以上起きています。
これを書いているいまも、夜中の12過ぎから何やかんやしていたらあっという間に辺りが白んできたのを確認すると4時でしたし、仮眠的に寝て5時です。
仕方ないといえば仕方ないのですが、やっぱりツラいなぁ…と。でも、一番ツラいのは体調が悪い本人な訳ですから、そうも言ってられません。
看護していて、座薬も効いていて、すごく機嫌がいい時に見せてくれた表情がたまりませんでした。
これが見れただけでも看護してよかった…と思えたのです。
本人的にはピースしてるんでしょうね、きっと。
子どもが体調を崩すたびにかわいそうで仕方ないのですが、それを看護する親も大変は大変です。もし、今後、同じような機会に恵まれてしまったご家族がいたら、一緒に傷を舐め合いましょう!笑
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