一人称をいつまで「僕」にし続けるのか。けど、ほんとは「ぼく」にしたい。
かれこれ「僕」で行こうと決めてから10年近く経過したのです。
「私」って使うこともあるんですけど、どうにもしっくりこないものだから、「僕」にするんですよ。
過去にセミナーとか講習会の講師とかやってたこともあるんですけど、ちょっとそれらしく「私」って言い出して始めたりするんですけど、すぐにボロが出て「僕」に直しちゃうんです。
いや、こりゃいかん!と思いまして、少しの期間、「僕」を禁止する法案を臨時遠藤会で通しまして、破った場合にはビールなし、みたいなことをやっていた時期もあるんですけど、すぐに修正案が可決されるぐらいに惨敗…
それからは、もう何があろうと「僕」で通してます。
別に恥ずかしくもなんともないのですが、年相応の言い方ってあるのかなぁ、なんて気になりだしたんですけどね、「僕」は「ぼく」であって、「私」ではないからなぁ…
そうそう、「ぼく」と「僕」の使い方にも悩んでます。
ひらがなで書いた方が好きなんですけど、こうやってテキストを書いてると、文章力が低いからだと思うんですけど、ひらがなが続いてしまったりして判読性が低くなってしまうから漢字で書くようにしてまして…
なんで「ひらがなの方がいい」のかっていうと、そんなに硬い物言いをしたくないからなんですよね。
たまには根拠を示しながら、バシッとした記事を書くように意識する機会もなきにしろあらずなのですが、基本的には「ぼくのまんま」書こうと思ってます。
そうなった時に漢字ばっかり並んでるといかついじゃないですか。
たまに、漢字を使用しまくっていて、ちょっとなぁ…と思うことありません?
ありがとうございます⇒有難う御座います
とか
〇〇様
とか
ことあるごとに漢字をひらがなに変えるだけで文章っていうか、言葉のあたり方が変わるじゃないですか。
漢字ばっかりの文章を目の当たりにすると、なんだか角ばった印象なんですよね。
だから、ぼくは本来的にいえば、一人称を「僕」ではなく「ぼく」にしたいんです。
漢字をたくさんつかって文字をかけば、それなりに大人っぽさが出るのかもしれないけど、背伸びしたってしかたないじゃん、とも。
だから、あらためて「僕」は「ぼく」でいこうかな。
ことばを大切にしたいと思えるのは、大切にしている人のことばに触れてきたからだと思います。まだまだ足りませんけど。
詰まるところ、一人称、自分のことを「どういうのか」って、自分を「どうみせたいのか」なんですね、きっと。
だったら、「ぼく」は「ぼく」です。
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