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明治時代にタイムスリップ!明治村のススメ


愛知県犬山市に明治時代にタイムトラベルできる博物館があるのをご存知ですか?その名も明治村。遠方から訪れる人もいれば、年パスを買って繰り返し訪れる人もいます。明治村は博物館でありながら、家族もカップルも、老若男女が楽しめるテーマパークです。そんな明治村の楽しみ方を大公開します。

明治村とは

明治村は愛知県犬山市にある屋外型博物館です。
屋外型というのは、展示されているものが建造物だからです。
明治時代に建てられて実際に使用されていた建物を移築したり、失われてしまった建物を復元した建物がたくさん建っています。
西洋の文化と日本の伝統が入り混じる建造物には迫力があり、日本の文化が変化していく様子を感じることができます。
また、明治時代の雰囲気を体験できるサービスやイベントが盛りだくさん。
国内最古のSLや、かわいいレトロなデザインのバスに乗れたり、明治時代の衣装を着て明治村を楽しむこともできます。

明治村へのアクセス・入場料

明治村へのアクセスは自家用車、名鉄犬山駅からバス、名古屋駅からバス、栄駅からバス、のいずれかがおすすめです。

自家用車で行く

車で行く場合は中央自動車道、小牧東ICから3km。
国道41号上小口2丁目交差点から6km、もしくは兼清交差点から5km。
国道19号明知町北交差点から5km。
正門側と北口側に駐車場があり、収容台数は900台と広々とした駐車場です。
駐車料金は季節によって異なり、3月から11月は普通車が900円、自動二輪車は200円です。
12月から2月の冬季は普通車が500円、自動二輪車は200円です。

公共交通機関で行く

公共交通機関を利用する場合は名鉄犬山駅、JR名古屋駅、JR栄駅からバスに乗ることができます。
名鉄犬山駅からは東口から岐阜バスに乗って、20分ほどで明治村に到着します。
運賃は片道430円です。
JR名古屋駅からは名鉄バスセンター、JR栄駅からはオアシス21から名鉄の高速バスに乗ります。
運賃はどちらから乗っても980円(こどもは490円)で、1時間20分ほどで明治村に到着します。
公共交通機関で行く時は、明治村から出発する最終便に乗り損ねないように注意しましょう。
リンク:明治村へのアクセス

明治村の入場料

明治村では正門か北口にある受付でチケットを購入する必要があります。
入場(入村)料は年齢によって区分がありますが、大人は2,000円です。
明治村の中でバスや電車を自由に利用できる、のりもの1日券をつけると3,300円です。
入場(入村)料は65歳以上のシニアと大学生が1,600円、高校生が1,200円、小中学生が700円です。
また、未就学児と明治生まれの方は無料となっています。
リンク:明治村入村料金表

明治村の楽しみ方

明治村の概要が分かったところで、ここからは明治村を楽しむのに役立つ情報をお届けします。

村内ではのりものを活用しよう

明治村はテーマパークとしては日本で3番目の広さを誇ります。
面積は東京ディスニーランドのおよそ2倍。
村内を端から端まで歩くと1.5kmほど距離がある上、村内に坂道や階段が多いことも特徴です。
歩くと大変な明治村ですが、村内にはSL、電車、バスが走っています。
3種類全て乗り放題のきっぷ(のりもの一日券)が1,300円で販売されています。
SLは明治時代に作られたものが今でも使用されており、実際に乗客を乗せて走る蒸気機関車は、国内のみならず世界的にも珍しいものです。
市電は日本で初めての路面電車を再現したもので、現代のパンタグラフの役割を果たすトロリーポールは滅多に見ることはできません。
電車もバスも時代を感じるデザインがかわいらしく魅力的です。
明治村の中を走るのりものは珍しいものばかり。
園内を走るのりものを使いこなして、明治村を楽しみましょう。

明治村を楽しむ服装

明治村は野外博物館であり、テーマパークです。
夏は暑く冬は寒い、快適とは言えない環境ですが、しっかり準備をしていけば十分に楽しむことができます。
明治村は山に面しているので、暖かくなってきた春や、暑さが残る秋でも少し肌寒いと感じることがあるかもしれません。
予備の防寒着を持っていくと安心です。
夏は熱中症に注意が必要です。
帽子や日傘は必須アイテム。
扇子や携帯型扇風機、日焼け止めやアームカバーなどの日焼け防止アイテム、冷却タオルなどを持っていきましょう。
飲み物は村内の自動販売機や売店で購入することができます。
冬は寒さ対策が必須です。
暖かい服装にニット帽やマフラーなども忘れずに身につけていきましょう。
カイロを持っていくのもおすすめです。
足元は歩きやすい靴が最適です。
のりものを活用しても停車場所から目的の建物まで歩くこともあります。
ヒールのある靴や履き慣れない靴は別の機会にとっておきましょう。

明治村グルメ

明治村にはレストランや喫茶店、軽食を販売している売店があります。
日本庭園を眺めながら食事ができる和食処碧水亭では、季節の御膳や天ぷら、カツなどの和食を楽しむことができます。
明治時代を思わせる華やかな内装の洋食屋浪漫亭では、ふわとろ卵のオムライスやハヤシライスなど、懐かしい風情の洋食を食べることができます。
碧水亭と浪漫亭にはお子様用のメニューが用意されています。
明治20年頃に建築された大井牛肉店では、贅沢な牛鍋を堪能できます。
めん処なごや庵ではリーズナブルになごやメシを食べることができ、手軽に済ませたいときにピッタリです。
家族で入りやすいお店から贅沢できるお店まで、バリエーションに富んでいます。
コーヒーや甘味を楽しめる喫茶店やバーは、少し休憩したいときにちょうどいい場所です。
デンキブラン汐留バーは、アルコールやコーヒーなどのドリンク、チョコレートやパフェなどのスイーツを楽しむことができる大人な雰囲気のバー。
京甘味処なか井茶寮では、お抹茶や和スイーツを楽しむことができます。
豪華な雰囲気の帝国ホテル喫茶室では、贅沢なカフェタイムを過ごすことができます。
明治村には1丁目、2丁目、5丁目に軽食を販売している露店があります。
コロッケやカレーパン、小倉ドッグなどを販売しており、どこか決まった場所に入らなくてもお腹を満たすことができます。
2丁目の食道楽のカレーパンの店の、揚げたてのカレーパンは絶品です。
食べ歩きも明治村の楽しみ方のひとつです。

豊富なイベント

明治村では常にイベントをやっていると言ってもいいほど、催し物が豊富です。

謎解きイベント

明治村では毎年、春から夏にかけて脱出ゲームや宝探しなど体験型ゲームを提供するタカラッシュ!が主催となって、謎解きゲームが行われています。
明治村をくまなく使う謎解きゲームは、頭脳と体力と精神力を試されるゲーム。
やさしめから難しいものまで難易度がわかれているので、大人も子供も楽しめる謎解きゲームです。
タカラッシュ!主催の謎解きゲームが終わった秋以降は、さまざまな企業の謎解きゲームを開催していることが多いようです。

季節イベント

夏には花火大会、秋には紅葉のライトアップ、冬にはイルミネーションなど季節ごとのイベントも豊富です。
園内にはさまざまな植物が植えられていて、春には梅、桜、ハナミズキが、夏には紫陽花、ひまわりが、秋にはススキが、冬にはサザンカが見頃になります。
冬の明治村は雪が建物や植物を覆って、他の季節とは一味違った景色です。
さらに期間限定の企画展示などが行われており、何度行っても新しい明治村に出会うことができます。
リンク:明治村のイベント

まとめ

明治村は普段見ることのない建物やのりもので溢れています。
歴史的建造物を展示する博物館であり、明治時代を体験できるテーマパークでもあります。
建物を見て楽しむのはもちろん、企画展示やイベントに夢中になったり、衣装をかりて撮影したり、家族でピクニックを楽しむこともできます。
老若男女だれもが楽しめる明治村での過ごし方は十人十色。
ぜひ一度訪れて、楽しみ方を探してみてください。


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