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日本で最もこども・若者の声を聴く会社、C&Yパートナーズを設立しました。

この度、新しく株式会社C&Yパートナーズを設立することになりました。(C&Yは、Children&Youthのことです)

昨日、東京・大手町で設立記念パーティーを開催し、70名近い皆さんにご参加いただいました。ご参加いただいた皆さん、ほんとうにありがとうございました。

これだけ多くの方がこの分野に関心を寄せてくださっていることがまず嬉しく、良いスタートダッシュを切ることができたと実感しています。

もともと自分は、NPO法人わかもののまちというNPOを運営しています。大学3年生で立ち上げをし、気づけばもうすぐ10年です。

昨日のパーティーでも「NPOのままではダメだったの?なんで株式会社にしたの?」と聞いていただき、noteでは会社概要とともにその背景について書きたいと思います。

こども・若者の参画元年

2023年は『こども・若者参画元年』であったと考えています。こども家庭庁が開庁し、日本ではじめて子どもの権利の一般原則が明記された『こども基本法』が施行されました。

とくにこども基本法11条に書かれている「こども施策に対するこども等の意見の反映」は画期的で、こども施策を策定、実施、評価するにあたっては、こどもの意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとするとされています。

つまり、こども・若者政策を進める際に、こども・若者の声を聴くことは国や地方公共団体の義務となったということです。ここまで踏み込んだ法律が日本でできたことは本当に喜ばしいです。

一方で、こどもの声を聴くというのは、やっている感を出そうと思えば出せてしまいますし、これまでも「お飾り」「形だけ」などという取り組みばかりが実情です。

そして、そもそもこんな法律ができたこと自体、まだまだ世に知られていないですし、このことをもっと浸透させていかなければいけないと考えています。

そこで今回、株式会社としてC&Yパートナーズを立ち上げることになりました。

どうしてNPOではなく、株式会社なのか。

正直、「株式会社」のような形態をとったことで、「いよいよ土肥くんもお金儲けに目が眩んだか」と、批判がありそうな予感もします。でも、今回はあえて「株式会社」にしました。絶対にその方がいいと思ったからです。


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