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『決める』に徹する #SUNABACO アントレプレナーシップ育成講座を終えて

10/30から12/9まで週3回各3Hの座学と約2週間の卒業制作を終えました。

まずは何よりも先にお礼を述べさせてください。
代表の中村様、若林様、
講師を務めてくださったカンパネルラさん、
サポートいただいた、いぐおさんはじめSUNABACOスタッフの皆様
大変貴重な時間と体験をありがとうございました。

チームメンバーのごっちさん、あとぺさん
お二人の真摯な取り組みでなんとかここまでこれました。ありがとうございました。


アンラーニングを目的に

今回は"新しいことを学ぶ"と言うよりも過去の知見に頼らず『アンラーニングする』事を目的として参加させていただきました。

ゼロベースで習うのが目的。
知ったかおじさんが意識しながらアンラーニング出来るのかの挑戦です。

座学については自身の振り返りのためにnoteを残しました。
講座受講者であれば役に立つと思います。

本講座はリアルタイムの講義を主にしているため配布される教材というものが存在しません。
それゆえに、各人が当日感じたことが大切でそれを思い出す一助になれば幸いです。

なので未受講者には何の役にも立たないものです(キッパリ)
だけど、気になった方はぜひSUNABACOの門を叩いてみてください。

それでは率直な感想を、
私の体験を共有いたします。
そして最後に少し本音を。


共感と共有の座学

週3回の座学は、7割くらいはリアルタイムで受講できました。
仕事の調整がついてほんとよかった。

本コースは昼と夜と2コースに分かれていて曜日が違うので
講師のカンパネルラさん(以降カンパさん)はほぼ毎日講座をこなしていたことになります。
ほんとお疲れ様でした。
んで1月からまた始まるんですね(白目)

完全オンラインの本講座ではカンパさんのライブ配信を視聴するが如くに学習が進みます。
カンパさんは喋り方からスライドの出し方、
応答にいたるまで
すごく訓練されたんだろうなという捌き方でした。

まるでアイドルさんがライブ配信でおもてなししてるような感じ
いろんな要素を取り込んでるんでしょうね。

YouTube LIVEを観ながら、Slackで交流するやり方となっており、
それがめちゃくちゃ盛り上がる。

アジャイルな問題解決手法についての共感や共有が同時に行われることでより一層の学びがあった気がします。

限定公開の動画アーカイブを外部に漏らさないこと以外は
自由に発信して良いということで、
みなさんが気づいたことや大事だと感じたことがXでもどんどん共有される。

一見、クローズドに見えるコミュニティであるのに
『外向けに発信すること』は推奨される
という刺激的な活動となっています。
少なくともツイ廃の僕には合っておりました。

僕の中での使い分けは、
○Slackは素直に
○Xはふざけて
○noteは最速で真面目に
でした。

なのでXにはあんまり講座内容はつぶやいていません。
僕の拙い切り取りによる勘違いが生まれそうだったからです。

『仕事じゃねぇんだから真剣にやれよ!』

と自分に言い聞かせながら受講いたしました。


『決める』に徹した卒業制作と発表

後半は卒業制作です。

ざっくり100名弱の受講者が20チームくらいに分かれての作業となります。
正直キツいツラいネムい。でした。

僕らチームVは毎日22時から会合スタートで
遅ければ24時辺りまで打ち合わせし、
その後に寝落ちするまで作業。
翌朝は会社へという感じでした。

僕の仕事状況からすると22時スタートはベターだったと思います。

プロジェクトマネージャーの任を受けました。
迷ったのは一瞬。
けどやると決めた。

PMの役割は
『方向性を決めること』
『スケジュール管理』
『状況の共有』
何よりチームの皆さんが気持ちよく仕事できるようにする事。

チームVは1歩目で大ゴケする事になるわけですが、それもこれもPMである僕の責任。
時間的な制約のためにアンラーニングする事を忘れていました。

『どうにかしてあげたい、やってあげたい』
という気持ちが先行してしまった結果、

『こんな事をやりたい』というプロダクトアウトに向かってしまったと今は分析しています。

本音を言えば本チームメンバー全員がこの問題に取り組みたかったと思う。
しかしこのままでは間違った貢献になってしまう

事務局からのアドバイスを元に、チームの立て直しを図ります。

テーマを変更
アーカイブを見直し、手順通りに進めます。

ユーザーインタビューからのやり直しになってしまった事は大変申し訳なかったのですが、チームメンバーさんも『アンラーニングはそういう事』とこのやり直しも受講のうちと了承いただき、進めました。

幾度となく
『ああしたい、こうしたい』という気持ちを押し殺し、ユーザーインタビューの結果にみんなで向き合う事ができました。

この活動でわかったのは、

『全て自分でやりたくなってしまう』
という根が深い自分の悪い部分です。

お前か。。引っ込んでろ!

です。

ユーザーインタビューから導き出された
最小の基本設計と方向性だけ提案して、
メンバーの賛同を得ながら進めます。

技術的な調査や使いやすさは考えつつも、
アプリはプログラマのごっちさんにお任せ。
彼が製作リーダー。

考察はお手伝いするにしても、
インタビューや顧客体験に関しては
UXデザイナーのあとぺさんにお任せ。
彼がデザインリーダー。

僕は、その間に入って『どこまでやるのか』
どの方向へいきたいのかを提案するのみ。

そうする事で、最効率の製造と顧客交流ができてなんとかひと段落するものにまで持っていくことができました。

キチンと納品する形をとり、
『今後も使っていただける』手筈も取りました。
(これ大事)

Glideを用いたアプリだったんですが、
今回チームメンバーは誰も素養がなくゼロからだったのに、ごっちさんは翌日にはMVP作って持ってきてくれたので大変感謝です。

あとぺさんもきめ細やかなインタビューで
モヤモヤしたユーザーの不安を言語化する事ができました。


大きな問題が無かったという『課題』

今回の1番の壁は、
想定していた『問題』がユーザーインタビューによって『ほぼ無かった』とわかったいうこと😟

しかし、明らかにユーザーインタビューの中では、
モヤモヤした言葉にならない不安や不満、
『こうしたいのに』という気持ちが漏れ出て
いました。

それをユーザーインタビューの分析手法を正しく辿る事で、
おっきく派手さはないものの
解消に向かうための『対策』を提案する事ができたと考えています。

新しい何かを与えるというよりは、
不安や不満は『この部分』ですよね?とユーザーに知ってもらい、それらを除外する事で本来やりたかった活動をより活発化してもらうという話。

目立たなくてもいい。

『お客様に向き合おう』と何度となく口にしてメンバーも賛同してくれたからそれを拠り所に僕も頑張れました。

ちょっといい風に書きすぎたな。

まあ、けども
そんな風にチームメンバーで考えながら進められたことが僕に取っては財産になりそうです。

なぜなら、
ほとんどの問題や課題というものに対して明確な答えがなく
『勧善懲悪』が効かなくなっておりフワフワとモヤモヤとしたちょっとした不快さや不満みたいなものが積み重なってる状態だと感じるからです。
だからこそ、みんな明確には『何に困ってるかわかってない』のかなと感じます。

そのちょっとした不満を我慢して頑張ってしまう。そして『今は』我慢できてしまっている。

という状態があちらこちらにありそう。

それらの見えにくい問題を言葉に落として捕えるというスコープを手に入れたイメージ。

どんどん社内での動きに取り入れてみて使っていくことで身につけていこうと思う。

共通の課題と事業として実現できる価値

卒業製作発表の本戦はどのチームも凄かった。

僕らがてんやわんやしてた同じ期間中によくぞここまでの問題解決に踏み込んだなぁとレベルの差を感じました。
おそらくは本戦にでてないチームも同じく頑張ったに違いないです。

発表を見ていると、
行政に関わるものや農業に関わるもの、
そして出来上がったプロダクトが全国至るところで横展できて『売れそう』ってものばかりでした。

僕らのチームはわりとピンポイントでジャストアイデアになってたからその辺に差があったのかなぁと感じました。
有料クローズドなコミュニティ向けでしたしね。

ぜひ、本戦動画をご覧ください。
マジで面白かったし、同じ受講者としてリスペクトです。


最後に本講座について本音を

正直にいうと、「本当に100人近くもいたのか?」というくらいに交流ができなかたった。
そこはもっと自分で動けたのではないかなと思っています。

だからこそ現地に行けなかったことが悔やまれます。
審査員の方々にもどういうことを期待していたのかとか。
企業で参加された方、行政のトップにもその辺伺いたかった。

家族の誕生日会を控えていたのでしょうがないのだ

Slackにコメント書く人もだいたいX内でのお知り合いで、
90人全員が活発に書いていたかというとそうではなかったと思います。
これは書いたもの勝ちな感じがします。
この講座を最大限に利用できたかどうか。

もっともっとたくさんの人がいたはずで、
夜コースの方が多かったはずなのに、
あんまり見ることがなかったのはアーカイブのみの方が多かったのかな。

もっともっといろんな方と交流できればよかったなぁと反省。

そして僕はアンラーニングをできたのか。
は、これからなのかなと思っています。

まさにこっからっス

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読まなくていいあとがき
【ここは本編じゃないから拡散しないでくだいね】

弊社にはたくさんの方がDX人材育成講座を受講しています。

本当にあなた方は受講したのか?
が正直なところです。

これが僕にも降りかかると思っています。
1度でわかるはずもなく、身につくはずもないことを思い知らされました。

そして人は忘れていきます。
細かい部分を忘れてしまっても、普段の業務の節々に人材育成講座で学んだことを発揮できればいい。

できれば継続受講ができればいいのかも。
今回実際に一緒に受講した弊社メンバーは自腹で継続受講です。
気合いの入れ方が違う!

社内では現役受講生として「こんなの習ったわー」と効きそうな場面で小出しにしています。もちろんSUNABACO卒メンバーにむかって。
それで記憶を呼び起こしてもらうことと、
僕らの業務のどこでそれが有効なのか考えてもらうことをしてもらいます。

僕が仕事できなくても、彼らが有能なのでね。
うまく誘導できるといいなと思っています。

上位もSUNABACOという場を活用して学んでいるということを認識しています。

会社の外にある世界で従業員が学ぶというのがもう当たり前であることが認知されだすといいですよね。


そして言ってはいけない本音の部分

僕らが会社から教育されている『問題解決手法』がより正当なものであると本講座で認識できた。
それは『形骸化』していなければの話。
本来はこういうものだという部分に上位含めて立ち返る事ができれば、もともとのポテンシャルをうまく発揮できると感じる。

アジャイルの考えや、そもそも問題解決手法とか言い出した側にいるにも関わらず、
本講座で感動すら覚える始末。
ここにSUNABACOさんの想いも乗ってると思う。

外を知る、そっから自分たちを振り返るのが大事。
形骸化した風潮をぶっ壊し、もともと頭がいい弊社の人らを動かす事ができればいい世界が生まれそう。
そういう立ち回り方もいいかもしれない。

お読みいただきありがとうございました。もし参考になったり面白かったと思っていただけましたらサポートよろしくお願いします。次の執筆のモチベになります。