マルタ挙式の準備記録
来る2024年、10月に地中海に浮かぶ小さな島国、マルタ共和国にて結婚式を行うことになりました。!!!
しかーし、現在2月末、まだ8か月以上もあるのにすでにもうマリッジブルー…やること、決めることが膨大で鬱になりそうです。
でもマルタで結婚式を挙げるなど、かなり貴重な体験だと思うので、何をいつごろ準備したのか、かかった費用などをすべて記録していきます。
そもそもなんでマルタ共和国?!で結婚式を挙げることになったのか?
彼家族はイタリア人なのですが、両親は現在マルタ島に住んでいます。
私たちはドイツに住んでいるのでドイツで結婚式を行うこともできるのですが…
正直ドイツはサービス面や食事においてあまり期待できないというか…まあ、はっきり言っていしまうと食事やサービスのクオリティが微妙なのに、価格は高い!ということで却下!
では観光大国イタリアでの結婚式はどうか?
しかしよく考えてみると、イタリアに家もないし、住んでいる親族もいない。何回もイタリアに足を運ぶ旅費などを考えるとやはり難しいとなり、却下。
結局彼の両親の住むマルタ共和国で挙式を挙げることに決めたのです。
日本ではあまり有名ではないマルタ共和国ですが、ヨーロッパでは人気の観光地で、夏の間はバカンスを楽しむ観光客で賑わいます。
ここからは本題である、結婚式に向けての大まかな流れを説明します。
(※これはあくまでも私が調べて行った方法で、州や役所によって異なる場合があります。また現在進行形のため、入籍手続きが全て済んだ後に情報を修正する可能性もあります。ご了承ください。)
1.ドイツで入籍する。
★戸籍謄本3通(市役所)
★婚姻要件具備証明書(法務局)
★戸籍謄本1通と婚姻要件具備証明書のアポスティーユ(外務省)
※ここまでの書類は日本でしか入手できません。
戸籍謄本2通
アポスティーユ
↓↓
ドイツへ郵送
↓↓
ドイツ語へ翻訳(認証翻訳者を探す)
↓
Standesamtへ書類を提出
↓
改めて入籍日を予約する
↓入籍、ドイツではこれを結婚式にするカップルも少なくないようです。(質素です)
日本だと入籍手続きって、婚姻届けに記入して市役所に提出するだけですが…
私たちの場合どちらも外国人で、第三国での結婚入籍となるので、これが結構大変。
さらにやっかいなのは必要書類は日本でしか入手できないので、自分で日本に帰国して取るか、日本に住んでいる家族に取ってもらうしかないのです。
私の場合は父、御年70歳に無理をいって書類を集めてもらい、国際郵便で送ってもらいました。しかもうちの父親はパソコン、スマホ、書類などは全く苦手なタイプ!なのに本当によく頑張ってくれました、お父さんありがとう!!
私の彼も同様に、親族に頼み出生証明書を入手する予定です。(現在、書類が届くのを待っている状態です。また詳細については更新します。)
2.教会、披露宴会場を予約する。
彼は神聖なるカトリック教徒、というのは嘘!で教会税も払っていない、名ばかりのカトリック教徒。
でも今回結婚するにあたり、カトリック教会で式を挙げることになったので、出生証明書と共にコミュニズム?の証明書も手に入れました。
カトリックの場合、どちらかがカトリック教徒であれば教会で挙式できるようです。
彼のお義父さんのツテで聖カテリーナ教会に決まりました。
ぶっちゃけ私はその教会に行ったこともないし何も知りませんw
ググってみたところ、かなり歴史のある教会で1576年に建設されたとか!
披露宴会場は、実は2023年の10月頃、マルタを訪れた際に下見をして選んだホテルです。
限られた滞在時間の中で選んだので、正直少し不安です。。。結婚式を挙げるまでは、なんとも言えませんが、海岸沿いにあり夕暮れ時の景色が最高だったので、それが決めてになりました。
3.招待状を作る。
今回、結婚式の参加者は彼の家族以外、全員マルタ国外から参加します。
そのため郵送で招待状を送るのは時間も手間もかかるし難しい、と判断しました。
email やラインで送るなら楽じゃん!!!
と思っていた私ですが、まさかの彼が、ビデオ招待状を作りたいと言い出したのです。
はっ??ビデオレター!?芸能人やモデルでもあるまいし何言ってんの?!
と内心思ったのですが、結局、顔出しは極力控え、私たちの出会いを含めコミカルなビデオ招待状を作ることにしたのです。
しかし私たちは映像関係の仕事なわけでもなく、完全など素人。
2週間ほど試行錯誤をした結果…
プロにお任せすることにしました!w
薄々感じていることですが、日本人の考える結婚式と彼家族、イタリア人?が思う結婚式とはかなりギャップがあります。
日本では最近の風潮的にどちらかというとあまり派手に結婚式をしない、親族や限られた友人のみで行う、というのが主流ではないでしょうか。
基本的にはプランナーの方から提案された中から選ぶ、もしくはざっくりとした希望をプランナーに伝え、あとは任せるスタイルだと思います。
しかーし、イタリア式?は全く違うんです。
そもそも手厚くサポートしてくれるウエディングプランナーなんて存在しませんし、とにかくなんでも自分たちでやらなくてはいけない、いや、自分たちでやらないと気が済まないようなのです。
(ここからは愚痴です)
結婚式の参加者に配るためのお土産を(8か月前からすでに考えていて!)お義母さんが手作りしてくれるそうです!!
さらに各テーブルに置くデコレーションも手作りしたいとの申し出が!
とってもありがたいけれども、そんなに全て手作りしなくても、フローリストとかプロに任せればいい感じに仕上げてくれるんじゃないの?
などと思ってしまったり…
そもそも、持ちこんで保管しておく場所や、回収するのとか面倒じゃない?とか、私は日本人だからか利便性や、式の後のことやら、いろんな方向から考えてしまうんですよね。
その点イタリア人は単純、これかわいいからやりたい!考え方がシンプルでたまに羨ましくなります。
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