どじっこ

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  • 練習した作文たち(就活)

    記者職の筆記試験に向けて練習として書いた作文・論文をまとめました。 「就活の事実を淡々と伝えよう」というポリシーのもと、出来不出来に関わらずデータが残っているもの全てを公開したいなと思っています。 ”見本”としての参考になるわけでは全くないですが、「こんなレベルでも受かるんや」とか、「書いてるうちに確かに上達はしてるな」とか、どんな感想を抱いていただくにしても、どんな形であっても、誰かの参考になれば幸いです。

最近の記事

「練習した作文たち」というマガジンを作ります

以前の記事で書いた通り、偉そうな内定者にならないために、「事実を淡々と述べる情報提供」「具体的な失敗談」の2つを意識しながら就活経験者として発信していきたいと考えています。 そのうちの1つとして、私が筆記試験対策の練習として書いた作文を全て公開しようと思います。わかりやすくするために、マガジンとしてまとめます。 今までも、作文の練習としてとか関係なく、文章として読んでもらえそうなもの(メッセージ性があり、そこそこうまくまとまったもの)をいくつか記事として出していましたが、

    • 絶対に私は就活を偉そうに語らないぞ。と決意した。〜就活を終えて〜

      こんにちは。就活を終えた大学4年生です。 アカウント名が「私は記者になりたい」だったくらい、就活生であることを前面に出していた私ですが、無事に志望していた企業から内定を頂くことができ、その時こっそりと「私は記者になれそう」に変えました。(誰も興味ないと思いますが。笑) 私が就活を一通り経験してみて、まず何よりも先に浮かんだのは、「就活について偉そうに語らないぞ」という決意です。私的に、就活について偉そうに語る人というのは大きく分けて2種類います。 1.内定先マウンティングす

      • 「もしお前が落ちてたら、”受験も運なんだ”って思うしかねぇよ」

        高校3年生の3月上旬、受験期の真っ最中のある日の帰り道、私は自転車を漕ぎながら号泣していた。人通りの少ない田舎道で、日の沈んだ時間帯だったことをいいことに、人目もはばからず号泣していた。泣くつもりなんてなかったんだから、自分でも驚いていたし「なんで泣いてんの」と困惑しながら、号泣していた。 色々な感情がごちゃ混ぜになるのも、止められないほど涙が溢れ出てくるのも、初めての経験だった。 それは、前期入試の合格発表の前日。私は念願の第一志望を受験することができたが、それはかなりの

        • 「鍵」

          以下、作文の練習として「鍵」というテーマで800字60分以内の制限で書いたものです。(2019/8/12)  キャッシュレス化に反対する人の主張として「現金という実体を伴わないと、使っている感覚がなくて使いすぎる可能性がある」というものがある。私はカード等の利用履歴の確認で把握できるためその意見には納得しないが、「鍵」については当てはまるかもしれない。昔、鍵付きの箱をもらい、ワクワクしながら何を入れるか考えたり、家の鍵を持って登校した時に、重大な任務を任されたようで身が引き

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        • 練習した作文たち(就活)
          5本

        記事

          精神を病む悪循環を垣間見た

          私の強みは、身体的・精神的にタフなところです。ESに書き面接で答えてきた。嘘や見栄ではなく、実際にそう思っている。だって、タフだからといってどれくらい有利なのかわからないが、人よりも有意に自信を持てる部分は本当にそれくらいしかない。そんな私が、精神を病みかけた話をしたい。運良く深みにはまらずに戻ってこれたのだが、下手したらはまりかねない悪循環を実感した。その恐ろしさを共有したい。 私のタフさについて 〜身体編〜まず、私がどれくらいタフかということをご紹介しておきたい。しょー

          精神を病む悪循環を垣間見た

          マキャベリズムvs消費者の責任 の葛藤

          ライト・マキャベリズム私はどちらかというとライト・マキャベリズム支持者です。マキャベリズムとは、もとは政治に関して「国益を増進させることなら手段を選ばない」という考えで、それが一般的に、政治に限らずビジネスなど他の世界でも、「目的の達成のためなら手段を選ばない」という考え方として使われます。私はそこまでは納得できないのですが、「成し遂げたことと、その人格は切り離して考えるべきだ」というくらいに解釈して、それをライト・マキャベリズムと勝手に呼んでいます。 政治でもビジネスでも

          マキャベリズムvs消費者の責任 の葛藤

          「コンビニ」

          以下、作文の練習として「コンビニ」というテーマで60分800字以内の制限で書いたものです。(2019/8/7)  1年間のアメリカ生活で恋しく感じた日本のものの1つにコンビニがある。いかに自分が頼ってきたか、どれだけ便利かを実感するとともに、コンビニはまさに日本らしい文化だと気づいた。混雑する街中をせわしなく歩き回り、途中で必要な物を購入する。日本だからこそ、これだけ発展し、必要不可欠な存在になったのだと感じる。  コンビニは、日本社会の縮図でもある。幅広い商品・サービスの

          「コンビニ」

          ワンコインの牛丼とチップ文化

          「いや…注文したんだけど…(イライラ)」「す、すみません」 仕事終わり・休憩中らしい男女で賑わう、都心の某駅近くの某牛丼チェーン。面接終わりの解放感から勢いよく牛丼を流し込む私は、なにやら不穏なやり取りを目にしてしまった。なにやらと言いつつ、カウンターの曲がり角で斜め前に座るおじさんと店員さんのやり取りの一部始終を見ていたんだから、状況は把握していた。  説明するとこうだ。おじさんが席に着くなり水を持ってきた店員さんAが注文を取って厨房に戻った。その後おじさんに呼ばれたと勘違

          ワンコインの牛丼とチップ文化

          「平成」

          以下、作文の練習として「平成」というテーマで60分800字以内の制限で書いた文章です。(2019/7/28)  平成時代の特徴としては、戦争を経験していないことが最も印象的だ。第二次世界大戦の反省を踏まえ、日本国憲法を尊重し、平和に向けて人々が生きてきたことは素晴らしい。ただ、戦争がなかったというだけで「平和」だと評価することはできない。人々が傷つき、命を奪われる様々な出来事は多発した。   まず、人が人を傷つける行為だ。地下鉄サリン事件や通り魔殺人のような不特定多数を狙っ

          「平成」

          ウナギの蒲焼き、本当に必要ですか?

           今日は土用の丑の日ということで、ウナギがあちこちで売られていますね。タイトルからお分かりかもしれませんが、私は日本のウナギの消費習慣に否定的です。簡単に言ってしまえば、漁獲量減少の問題ときちんと向き合うべきだと思うからです。また、「ウナギを食べている人は本当にウナギを求めているのか?」という疑問も感じるからです。「別に心の底からウナギを食べたいわけじゃないのに(絶滅が危惧される)ウナギを食べている」人がいるというのは非常に非効率だと思います。 蒲焼きでウナギの味、わかりま

          ウナギの蒲焼き、本当に必要ですか?

          「就活は恋愛と同じ」、ほんとそれ

           私は大学4年のわけですが、お恥ずかしいことに、きちんと恋愛をしてこなかった自覚があります。そして今、就活という壁にぶち当たっているわけです。「就活は恋愛と同じ」「面接は告白みたいなもの」、皆さんも聞いたことあるのではないでしょうか。それです。間違いないです。彼氏ナシ内定ナシ就活生の暴露です、お聞きください。 100%”ありのままの自分”は通用しない 就活・恋愛のどちらも私の失敗の原因はこれです。”ありのままの自分”を気に入ってくれる企業があるはず、”ありのままの自分”を好

          「就活は恋愛と同じ」、ほんとそれ

          「嘘」

          以下、作文の練習として60分800字以内の制限で書いたものです。(2019/7/14) 「御社が第一志望です」  それくらい言えると思っていた。それさえ言えば嘘は成立すると思っていた。就活生の口癖かのようなセリフの存在は、就活事情に疎い私も知っていた。だが、私は知らなかった。嘘とは、一言で成立しない、どこから攻撃されても崩れない完全な設定の上でしか成立しない、ということを。  一年遅らせる予定だった就職を早め、急きょ今年の就活を決めたのは四月。最も興味のあった記者職は、海外

          私は記者になりたい

           はじめまして。新聞記者志望の就活生です。(どうでもいいですがタイトルとニックネームは『私は貝になりたい』のパロティです。)(リズム感を気に入っています。)記者を目指すからには、多くの人に読んでもらえる文を書けるようになりたい、書かなければ、という考えからアカウントを作りました。もともとは、筆記試験の練習として書いた作文・論文を読んでもらう場として考えていました。それに加えて、記者志望として就職活動をしていく中で感じたことを発信してみたいという思いも湧いてきました。  筆記

          私は記者になりたい