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隔離生活

8月7日に台湾から帰国して、2週間会社の用意した滞在先で家族5人(妻と子ども3人ー7,3,1歳)で隔離生活したので記録を残してみる。

会社が用意してくれた滞在先はキッチン付きのホテルのような施設で食事は自分で用意、部屋の清掃等もホテルスタッフが部屋に入ることはなく、リネンの交換とかも自分たちでする方式だった。

毎日のチェック

入国時にインストールするアプリから毎日通知が来て位置情報と健康状態の確認がある。位置情報の確認は「報告してください」という通知が来たときに報告ボタンを押すのと、入国者管理センターからビデオ通話の着信があったときに応答する2種類を毎日行う。ビデオ通話はほとんどAIの自動発信のようだったけど、うちはスマホをもっていない子どもが3人いるためか、オペレーターの方からの着信も何度かあった。オペレーターの方からの着信のときは子どもたちがいることも確認された。子どもたちの確認のためカメラを向けると次男はいつも「うんち!」と叫ぶのでオペレーターさん苦笑い。
健康観察は毎日体温、咳などの症状がないかの確認をアプリで行う方式。

食材の調達

食事は持参した食材とネットスーパーを主に利用。ネットスーパーはライフのアプリをDLして使っていた。配送枠が限られているので早めに注文しておいたほうがいい。1日3回(12時~3時、3時~6時、6時~8時とか)の配送があるけど、前日の時点で配送枠が埋まってる場合もあった。うちは5人いて冷蔵庫の大きさもそれほど大きくなかったのでまともに自炊しようと思うとほぼ毎日買い物する必要があった。アプリがやや不安定で注文できなかったときは人の少なそうな時間を狙って近くのスーパーへ買い物へ行った。今思うとネットスーパーは複数確保しておいたほうが良かったかもしれない。

調理

調理は思ったよりちゃんとしたキッチンが付いていたので割とまともなものが作れた。二口のIHヒーター、フライパン、鍋、小鍋があって何でも作れた。朝はパン、昼は出前か麺、夜はなんか作るというパターンが多かった。ホテルで無料でホットプレートやバルミューダのトースターを貸してくれたのでよく利用してた。

掃除洗濯など

ゴミ出しとリネンの交換は午前11時までに出すルールだったのでだいたい朝ゴミをまとめつつ掃除をした。ホテルで掃除機を借りた。
洗濯はホテルのランドリーコーナーで自分でする方式。洗濯が終わったらソファーにぶちまけそこから直接収穫して着るスタイル。ずっとパジャマみたいな格好をしてた。ベッドシーツなどは2,3日に一度交換してた。新しいシーツにすると気持ちいい。

過ごし方

子どもたちの有り余るパワーをどう消費させるか悩ましいところ。おもちゃや絵本も持ってきてはいたけど後半は結構イライラして怒ってしまうことも多くなった気がする。散歩くらいは許されてるっぽいので近くの公園なんかに行くと楽しそうだった。やってみたアクティビティは
・散歩
・動画を見て室内でダンス
・おやつ作り
・絵本や図鑑
・豆を育てる
なんかだけど散歩は長時間外出するわけにもいかないし時間を持て余してフラストレーションが溜まる。うちは7歳3歳1歳なので皆でできる室内遊びはかなり難しかった。長男だけだとホテルで貸し出してくれるオセロなんかも遊べるんだけど次男と娘が乱入してくるので長男もイライラしてしまう、なんてことが何をしても起こる。おやつ作りは比較的良かった。ホットケーキ作るだけで結構時間を消費できる。

アクシデント

隔離期間中のアクシデント。
①ホテル備え付けのマグカップを割る(やっぱりやってしまった)
②壁紙に色鉛筆で落書き(必死で消した)
③娘が咳の症状、熱なしで受診
④妻が発熱と喉の痛みで受診

①、②はまあ想定できるアクシデントで注意してたんだけどやっぱりやってしまった。
③、④は入国者管理センター指定の健康管理センター(保健所)に電話して対応を相談。③の時は発熱がなかったので近くの発熱外来を設けていない診療所を紹介してもらい受診。処方をもらい帰宅。
④は発熱があったので発熱外来へ。発熱があった時点から妻には部屋にこもってもらい他の家族との接触を極力避けてもらった。
発熱外来では診察とPCR検査して処方の薬をもらった。PCR検査の結果は翌日夕方。結果は陰性。結果出る頃には熱も下がり一安心。

普段妻と寝てる娘は寝るときかなりの号泣で泣きすぎて嘔吐。ずっと泣き続けて泣きつかれてそのまま就寝。なにしてもだめなのでできることはベッドから落ちたりしないように見ておくだけ。つらたん。

とめ

子ども3人連れての2週間隔離生活はまあやっぱり結構きついものがあったけど誰かの参考になればと思い書いてみました。人との接触を避ける生活をしていても海外から入国して環境が変わり体調崩すこともあると思うけど正直に報告相談することが大事だなと思いました。それではまた。


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