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USCPA(米国公認会計士)最新情報【随時更新】

当記事の最新更新日:2024年5月21日(火)


当記事の説明


USCPA(米国公認会計士)の最新情報は、当記事にて更新中です。


「USCPAどこのX(Twitter)」

今までは「USCPAどこのX(Twitter)」で最新情報を発信してきました。

どこ@USCPAどこのブログ (@dokoblog) / X (twitter.com)


「USCPAどこのブログ」

情報量が多い時場合は「USCPAどこのブログ」でブログ記事に。


「USCPAどこのnote」

X(Twitter)では情報が流れてしまいますし、ブログ記事にするほどではないものがあるため、今後は「USCPAどこのnote」で情報をストックしていくことにします。


『USCPAどこの本』

中央経済社さんから『USCPAになりたいと思ったら読む本』を出版しています。

さらに、2023年12月12日に改訂版も刊行しました。

2024年1月から開始の新USCPA試験制度に対応させるためです。

ぜひ「USCPAどこ本」も参考にしていただけますと幸いです。

Amazonでの購入↓


電子版もあります!(中央経済社ビジネスOnlineより)↓


色々な媒体で発信していますので、リンクはlitlinkにまとめてあります。




2024年5月のUSCPA情報


2024年2Qはどの選択科目を選んだ受験生が多かった?


選択科目はBAR(ビジネス分析と報告)、ISC(情報システムと統制)、TCP(税法遵守と税務計画)の3科目あります。

2024年2Qは、どの選択科目を受験した受験生が多かったのか。

選択科目3科目の割合を知るため、選択科目受験最終日の今日、アンケートを取りました。

2024年2QのUSCPA試験の選択科目でも、BARを受験した方が一番多かったです。

80%はBARということで、10人中8人がBARを受験したという結果に。


2QではISC受験者が少し増加。

ISCは情報さえ出揃えばおすすめ科目です。

今後ますますISCの受験生は増えるでしょう。


CPA会計学院はISCの用意はないので、CPA会計学院にするか検討中の方は注意してください。



ちなみに、2024年1Qはどうだったかというと、BARが多かったです。


ざっくり、10人中9人がBARを受験しました。

1Qだけではなく2Qも、TCP受験生の声が大きい(米国在住TCP受験生の発信が多い?)ので目立っていますが、2Qも実際はTCP受験生は少ないです。


USCPA試験の文字フォントが読みにくい?


USCPA試験本番、文字が読みにくかったという声が出ている。


突然フォントが変わったのか?

文字の大きさが変えられるか質問をいただいたけど、どうやら読みにくかったから聞いてきたらしい。

ただ初受験だから、以前から読みにくかったのかはわからないとのこと。


NASBAのCandidate Careに以下の2点は伝えたけど。

  1. フォントが読みにくく、試験に支障が出ている

  2. 読みやすいフォントに変えてもらえないか

対応してくれるのか。



USCPA試験のTBS問題での入力ルールは?


USCPA試験のTBS問題での数字入力に関してお問い合わせがあった。

お問い合わせ自体は、数字入力後、カーソルで「ACCEPT」をクリックする必要があるのか、「Enter」キーが使えるのかというもの。

回答としては「Enter」キーが使える。

そもそも数字入力については、問い合わせがなくても、ポストで疑問を書いているUSCPA受験生を見かけていた(わざわざリプライはしていなかったのだけど)。

いったんまとめて共有することにした。


AICPAの解説の和訳↓

自由解答数値入力

・解答ボックス上部のフィールドに値を入力または貼り付ける。
・値は自動的にフォーマットされる。
・0~9以外の文字、小数点、数値の前のマイナス記号、数値を囲む括弧は自動的に破棄される。
・解答ボックスが整数にフォーマットされている場合、解答は最も近い整数に丸められるため、小数点も破棄される。
・「ACCEPT」をクリックするか、キーボードの「Enter」キーを使用し、書式設定された値をセルに保存する。
・解答を入力すると、解答が完了したことを示すためアイコンの色が薄くなる。
・解答は、Ctrl-Vを使用し、解答フィールドに直接コピーできる。
・セルの値を空白に戻すには「RESET」をクリックする。 ・ボタンのキャプションが「CONFIRM」に変わったら、もう一度クリックする。
・セルに加えた変更を破棄するには「CANCEL」 をクリックする。
・パーセンテージでの解答が必要な解答セルでは、小数をパーセンテージに変換する書式が設定されない。
・絶対パーセンテージを解答セルに入力する必要がある。
・ほとんどのTBS問題では、項目の指示により、解答セルを空白のままにするか、代替の数値が必要ない場合はゼロ(0)を入力するか決定する。
・この指示がない場合、解答セルを空白のままにするか、解答セルにゼロ(0)を入力するか選択できる。

AICPAの解説にはこれしか書いていないので、これ以上のことは私も質問されてもわからない。



USCPA試験本番パソコン画面上の文字の大きさは変えられる?


USCPA受験生から「USCPA試験本番、プロメトリックの試験会場でパソコン画面の文字の大きさは変えられるのか」とお問い合わせをいただいた。

この質問は初めて、かつ、AICPAサイトなどで説明されていたことがない(たぶん)ので、プロメトリックに問い合わせ。

やはり、開示していないとの回答。


今まで、パソコンやキーボードの機種、電卓の機種も教えてもらえなかったし、パソコンの操作上のことも教えてもらえなくて不思議はない。

これは守秘義務のせいではなく、機種は随時変わるので教えられないとのこと(開示していないことを聞いているのかと、曲解されませぬよう)。


X(旧Twitter)でみなさんに聞いたところ、サンプル数は少ないけど、文字の大きさが変えられた、変えられなかったというリプライがあった。


結局どちらなのかわからないけど、試験本番で文字が小さくて見にくい!と思った場合Ctrl+は試してみる価値はある。


USCPA試験中に使える6個のツールの使い方」の記事も更新。



USCPAはタイの国際会計事務所で働くのもアリ!


パーソネルコンサルタントの小田原さんがこんなポストをしていた。

ちなみに小田原さんには、バンコクに住んでいた頃プライベートでお世話になった(非常にいい方で、バンコクに長く住んでいる日本人なら皆知っているような方)。

日本人求職者からの「あるある質問」について。

コロナ前後でどう変化したのか興味があったので見ていた(わかりやすかった!)。


それに対して、タイの日系会計事務所の給与水準についてポストした公認会計士さんがいて。


日系の会計事務所の給与水準は低いですね。。


日本ではなくタイで働くことをおすすめしている立場として、外資系の会計事務所の給与水準をポスト。


あまりX(旧Twitter)ではタイのことは書かないのだけど、ポストを読んだUSCPA・USCPA受験生から「タイの転職方法」について問い合わせが次々と来たので嬉しかった!

ポストした甲斐があった。


先日アップデートしたタイ・バンコク海外移住・海外就職ガイドが役立ちそう。



2024年Q1のUSCPA試験の合格率は?


USCPA試験の2024年Q1の合格率(選択科目)について問い合わせをいただくことが増えてきた。

残念ながら、まだわからない!!!

AICPAサイトの情報更新は遅すぎるため、アメリカのCPAプロバイダーのサイトのブログ記事を確認をしているが、まだ更新されていない。

特に、Gleimの情報更新は早いが、まだだし。。



恐らく、2024年Q1の合格率は、2023年の合格率と大きくは変わらないと思う。

特にBARは、BECよりは下がるだろうけど、手応えが悪くても合格している人が多かったし。


USCPA資格は意味がある?意味がない?


USCPA資格は意味があるのか、意味がないのか。

私は意味があると思っている人なので、なぜ意味がないというのかあまり理解できないでいる。


だけど、USCPA資格に限らず、資格と活かせる場所と活かせない場所があるとは思っている。

つまり、自分で資格が活かせる場所を見つけるしかない。

資格が活かせないと考えるならば、自分で場所を変えるしかない。


USCPA資格は意味があるのか、意味がないのか。

この論争に終止符を打つため「USCPA(米国公認会計士)資格の価値は場所で変わる」を簡単に書いた。



新USCPA試験のテストレットの問題数に注意


USCPA試験の科目別のテストレット問題数について、間違った情報を参考にしてしまっている受験生がいるので注意。

おそらく、アビタスの模試・受験直前ガイダンス資料の問題数を参考にしてしまったのだと思う。

ずっと間違ったままだったので。

既に問題数は修正されたので、今後はもう間違える方はいないと思うけど。



プロメトリックの席が追加されました!


プロメトリックに問い合わせたところ、ゴールデンウィーク明けに席を追加する可能性があるとのことだったが、昨日、席が追加されたのを確認した。


予約できた!他の日から都合がいい日に予約変更した!という声が出ていて、少し安心した。

まだ空きがあるけれど、早めに予約しておいてもらいたい。


USCPA試験・学習ではSpreadsheetを使いましょう!!!


USCPA試験で使うSpreadsheet(Excel)について、私のブログをポストしてくださった方がいた。


最近USCPAの学習を始めた方にも以下の2点を知っていただきたく、USCPA試験のSpreadsheetのポストを再ポスト。

  • USCPA試験本番で、TBS問題だけではなくMC問題でもSpreadsheetを使うといいですよ。

  • USCPA試験の学習で、Spreadsheetを使って練習をしておくといいですよ。


あまりSpreadsheet(Excel)に慣れていないので使わないという受験生がいるけど、仕事では使うと思うので、使えるようになっておいて損はないと思う。

ただし、私もそうだけど、机に向かって勉強する時間があまりとれず、隙間時間にしか問題演習ができないという場合。

パソコンなんて開けないので、Spreadsheet(Excel)で練習はできないですよね。

たとえば、週末の時間が取れるときだけはSpreadsheet(Excel)で練習するのはどうでしょうか。

そもそも、ガッツリ計算する問題はFARとBARくらいしか出てこないので、FARとBARの学習をしている期間だけパソコンに向かう時間が確保できればいいでしょうね。



どこのUSCPAの学校の受講生が多いのか?


どこのUSCPAの学校の受講生が多いのかアンケートを取った。

「USCPAどこのブログ」を書き始めてから4回目。

結果はと言うと、アビタスの受講生が84%を占めていた。

予想通り。


今回は、閲覧したいだけの人が「その他」などに投票してしまわないよう、「閲覧のみ」を設けたし、精度の高い調査になったと思う。

来年は、CPA会計学院の受講生が増えていそうなら選択肢を作るかもしれない。

まだ少なそうなら、わざわざ増やす意味があまりないので、増やさないかも。


527票も投票してくださり感謝。

ちなみに偶然にも、昨年も527票だった。


2024年スコアリリーススケジュールが更新された


今日ではなく、昨日か一昨日の可能性があるけど、2024年のUSCPA試験スケジュールが更新された。

毎日見ているけど、そこまで頻繁に更新されるわけではないので気を抜いてみていて、ここ何日か更新に気が付いていなかったかも。。



2024年Q4の必須科目のスコアリリース日が少し早めになっていた。

早くなったということは、採点に難航していないということでいいだろうか。

2024年Q1の必須科目のスコアリリースも遅れたりせず、予定通りにいくと思っていいのか。



GleimのMega Test Bankの問題数は?


洋書問題集としてGleimをオススメしている。


そうしたら、Beckerとどちらがいいのか比較したいUSCPA受験生から、Gleimは何問あるの?と質問がきた。

Gleimのサイトには問題数が書かれていなかったので、GleimのDebbieさんに問い合わせ。

速攻で返事があって驚く。。

いつも返事が早い。

Beckerにも問い合わせ。

返事がなくてあきらめる(他の問い合わせも全然返事が来ない)。


時差の関係で夜中にDebbieさんとやり取りして少し眠いが、朝からXにも報告して少し安心。


125ドルでこれだけ問題があればお得な気がする。

もちろん、量ではなく質が大事だけど。。


2024年4月30日バージョンのCandidate Guide


ちょっと前にCandidate Guideが更新されたばかりなのに、また更新されていた(まだ出たばかりで、ちょっと油断していた)。

USCPA試験のNTSの有効期限について、変更したよう。
ノースダコタは12ヶ月だったのが6ヶ月になった。

こうなると、現時点で6ヶ月ではないのは以下の3州のみ。

  • カリフォルニア

  • テキサス

  • バージニア


カリフォルニア州に出願している日本人受験生はいるかも(ただし、カリフォルニア在住者くらい?)。

この情報を知らなくても、6ヶ月だと思ったら9か月と言うだけで支障はないと思うけど。


このCandidate Guideの更新を追っているのは、大きな変更があったときにすぐに気が付くため。

更新を随時チェックしているからこそ、USCPA受験生に大きな影響があるような変更があってもすぐにお知らせできるでしょう。



『アメリカ連邦税法<第9版>ー所得概念から法人・パートナーシップ・信託まで』をおすすめした件


米国税法についてわかりやすく書いている本は少ない。

ちょうど、一番わかりやすいと思っている米国税法の本の第9版が出たそうなので、ポストでおすすめした。


いいねがたくさんついた(ありがとうございます)。

米国税法に興味がある人が多い?

米国税法の本を求めているUSCPA受験生が多い?


ただし、私はこの本をUSCPA試験のREGのために買ったわけではない。

REGはアビタスの教材だけで合格している。

櫻井先生が好きすぎて、櫻井先生に合格したと報告したいがために、Taxの勉強を一生懸命やった(ちなみに、Business Lawの先生は誰だったかすら覚えていない、ごめんなさい)。

BIG4に入ってから買って「わかりやすい!」と思った本なので、その点は注意してもらいたい。


アメリカ連邦税法<第9版> はAmazonで購入可能↓



USCPA受験当日の持ち物


USCPA受験当日の持ち物に変更はない。

  • NTSの印刷ができない!

  • 借りた電卓が使えなかった!

  • 雪で会場に着けるかわからない!

などなど、受験当日のトラブル・ピンチも聞かなくなった。

何もないのはいいこと。

気が緩んで大きなトラブルにつながらないよう、引き続き何か変更点はないか確認は続ける。


USCPA受験当日の持ち物リストは、2024年5月時点で変更なしと追記しただけ。



プロメトリックの予約困難問題


いまさらだけど、プロメトリックの空きがなく予約が入れられない状態が続いている。

選択科目は2024年3Qは7月1日から31日の1ヶ月しか受験できないのに、空きがほぼない。

X(旧Twitter)のフォロワーさんから困っているとお知らせいただいても、これはどうしたものか悩む。

なぜ、こんなに空きがないのか。

ただでさえ勉強だけでも大変なのだから、受験予約で困らせたくない。

USCPA受験生をサポートしている立場としては、これは何としてでも解決させたい問題事項。


と思っていたら、ただ単に会場がまだ一部しかオープンしていなかっただけのよう。


プロメトリックの会場管理、難しすぎる。

オープンするタイミングと増やすタイミング。

かれこれ3年くらい質問しているけど、いまだによくわからない。。


2024年4月のUSCPA情報


2024年のリリース問題(Released Questions)公開


2024年のリリース問題(Released  Questions)。

リリース問題と言うのは通称リリ問、過去問のことです。


アビタスには問題だけ早く掲載してくれるようお願いのメールをしてみました。

昨年は掲載されるのがちょっと遅かったので、困っている受講生がいましたからね。

5月中下旬に問題と解答のみアップ予定と返事をいただいたのですが、夜アップしてくださっていました(アップした連絡もいただきました)。

新試験になって色々とやらないといけないなか、第一優先にしてくださったようです、大感謝!!


過去のリリース問題について、分類表を用意してくれていましたが、問題自体を科目別に組み替えてくれていました。

アビタス受講生サイトより

アビタスは対応がきめ細やかですよね。


USCPA試験のリリース問題(Released Questions)については、こちら。



USCPA試験のScore Review(スコアレビュー)


USCPA試験にはScore Review(スコアレビュー)という再採点の制度がある。

スコアに納得がいかないUSCPA受験生は、きちんと採点がされていないのではないか?と考え、再採点を依頼しようとする。


米国の受験生が情報交換しているのを見た限りは、依頼した人で実際にスコアが変わったという人はいない。

わざわざCandidate Guideに「スコアが変わることはほとんどない」と記載しているくらいだから、スコアが変わる可能性はかなり低いと考えていい。


まずは「Performance Report」を見てもらう。

大抵は、MC問題もTBS問題もWeaker。

MC問題の採点で間違えがあることは考えられないので、単によくできなかっただけということになる。

MC問題がStrongerだったのにTBS問題がWeakerだった時くらいでしょうね、Score Reviewを頼んでみてもいいのは。。



2024年4月24日バージョンのCandidate Guide


2024年4月24日のCandidate Guide(USCPA受験生のためのガイド)の新バージョンが公表されました。

CPA-Exam-Candidate-Guide_04.24.2024.pdf (nasba.org)


いくつか変更あり。

新試験が始まってすぐか、昨年のNASBAのポータルリニューアルの際に変更すべきことが、あいかわらず多い。

特にWC問題についての説明は、新試験が始まってすぐに消すべき事項では。。

ちょこちょこ読んでは、まだこれは変更してなかった!となって、ちょこちょこ変更してるのでしょうね。

一度に全部確認して、一度に全部変更する日本とは違いますね。。


とはいえ、今回は「Testing Accommodation Steps」 の解説が大きく変更されていたので、読んでおいていいでしょうね。


プロメトリックでの試験会場予約は、プロメトリックサイト(ポータル)で自分でやりなさい!ということ。

米国の受験生は、電話で会場予約をすることが多かったのかも?

電話でも会場予約はできるけれど、自分でやることを前提とした解説になった感じ?

日本の受験生は、電話で会場予約をすることなどなかっただろうから、特に大きな影響はないけれど。



2024年1Qはどの選択科目を選んだ人が多かったのか?


NASBAがどのくらいの数のスコアを出したのか科目別に公表。

米国会場と国際会場にも分けてある。


米国会場(米国の受験生としていいでしょう)は、TCPを受験した人がダントツで多かった。

国際会場(日本の受験生が一番多いので日本の受験生とする)は、BARを受験した人がダントツで多かった。

なぜ、こんな違いがあるのか?

わざわざ記事に書いてみた。



アビタスのUSCPAグループコーチングに短縮版クラス開設!


アビタスのグループコーチングを受講する人が増えています。

ただ、5ヶ月間も時間をかけたくないという人がいて相談をいただいていました。

やはり、もっと短い受講期間を望んでいた方が多くいたのでしょうね。

短縮版クラスができたようです!

通常版クラス(全21回)

2024年5月26日(日)~10月27日(日)

13時~15時

短縮版クラス(全11回)

2024年5月25日(土)~8月17日(土)

10時~12時

今までは全21回でしたが、短縮版クラスなら全11回。


アビタスのUSCPA講座は4月末までキャンペーンで5万円オフをしているので、入学者が増えています。

ちょうど入学なさった方で会計未経験の方は、グループコーチングの受講を検討なさるといいですね。

英文会計入門だけ進めておけば、5月25日・26日の開講にちょうどいいです。

アビタスUSCPAグループコーチングについては、こちらも参考にしてください↓


2024年1Qの選択科目のスコアリリース


本日(正確には明日)、2024年4月23日(正確には2024年4月24日)。

USCPA試験2024年1Qの選択科目のスコアリリース。

新USCPA試験になって初のスコリリ。

日本時間の予想は、以下の通り。
結果表示:23日22時
スコア表示:24日9時

実際は、結果表示は23日の22時過ぎでしたが、スコア表示は24日7時でした。

スコア表示がいつもは米国時間で夜7時なのに、今回は夜5時でした。

これは初めて。。



USCPA試験の予約が入れづらくなってきました


2024年2Qの必須科目の試験予約を入れたい人が増えてきましたが、まったく予約が入れられない状態です。

どこも確認してみましたが、まったく空きがないですね。


USCPA試験の影響ではなく、他の試験の影響だと思います。

おそらく、いったん席を押さえて、あとから様子を見て解放すると思います。

とはいえ、憶測にすぎないので、プロメトリックに問い合わせをしています。

新しい情報がわかり次第、お知らせします(これはXでもポストします)。



CIA(公認内部監査人)資格がプチブーム?


実は、USCPA(米国公認会計士)だけではなく、CIA(公認内部監査人)に興味をもたれる方が増えています!

アビタスの講座については、USCPAに負けないくらいCIAについてもお問い合わせが来ます。

大学生からのお問い合わせが多いのですが、CIAだと受験資格が緩いからでしょうね。

合格までの勉強時間がUSCPAより少なくてすみますし。

就活前の大学生はUSCPAがいいけど時間が足りないのでCIAに興味をもつということのようです。



科目合格期限の拡大はいつから?


USCPA試験の科目合格実績の有効期間の拡大ですが、グアムとニューヨークについては2024年1Qのスコアリリース(2024年1月10日の受験)から適用されます。

遡って適用はされません。

いつの分から適用されるのか?というお問い合わせが2件ありました。。

いつからというのがはっきりしないのですが、UAAの変更が有効になった後からだと思うので、それに従っています。

ワシントン州だけ異なりますが、既に適用することになっている州であれば新試験の受験分からと考えていいでしょうね。



USCPA試験の選択科目2024年1Qのスコアリリース日本時間は?


2024年1Qの選択科目スコアリリースについて問い合わせをいただくことが増えてきました。

現時点でのスコアリリースの時間については、4月23日(火)の22時に結果表示、4月24日(水)の9時にスコア表示と予想。


新試験になって初めてのスコアリリースなので、どうなるかわかりません。

旧試験の日本時間を参考にしましたが、同じようにリリースされるか不明。

ですが、旧試験のあとSummer Timeになったので一時間ずらしているとはいえ、基本的に旧試験と同じ時間にしています。


今までは、スコアリリースを待つUSCPA受験生から問い合わせが来るため、夜中でもお返事ができるようにしていました。

今は海外にいるのですが、23日(火)の22時から24日(水)の7時くらいまで、ちょうど日本に帰国する飛行機に乗っているので、お返事するのは難しいと思います(ごめんなさい)。

USCPA試験のスコアリリースはこちらを参考にしてください。


USCPA試験内容(夢)の共有


USCPA試験については、「Conduct and Non-Disclosure Agreement」を承諾しないと受験予約ができません。

2023年1月4日より前は、USCPA試験の受験予約ではなく、試験開始画面で承諾する形でした。

このAgreementの内容は、主に以下の2点。

  • 試験内容を外に漏らさない

  • 試験で不正行為をしない


試験内容は日本だけではなく、米国などの受験生の間でも共有されてしまっています。

もちろんそれは禁止されており、CPA Exam のFacebookグループなどで共有されているのをAICPAが発見しては注意していることは知っています(罰則まで与えているかはわからないです)。

そういえば、このNASBAのツイートにも、こんなコメントがついていましたね。

Haha, do you think those people who sign the agreement will truely keep their promise? It is better to cut the exam session to once a year and limit the pass rate.

和訳すると「はは、Agreementにサインした人たちが本当に約束を守ると思う?年1回に減らして合格率を制限したほうがいい」。


私も、X(旧Twitter)で試験内容を細かく共有してしまっているUSCPA受験生には、違反ですよとDMでお声がけしてきました。

今のところ、事細かく共有してしまっているUSCPA受験生については、不正と考えず共有してしまった人しかいなく、すぐに消去してくださっています。


私自身の話をすると、私がUSCPA受験生だったときは、SNSでの試験の内容どころかちょっとした感想すら共有する文化がありませんでした。

そもそも私は、受験当時は何もSNSをやっていませんでした。

アビタスの講義は新宿校で受けていましたが、試験内容を話す人はいなかったですし、クラスメートの中では私が一番最初に受験したので、「難しかった?時間は足りた?」くらいの感想すら誰かに聞けなかったです。


試験内容を共有するのは禁止されているので、私もかなり気を使ってSNSで情報発信をしています。

細かい内容をブログにも書いていないため、役に立たないと言われたり、もっと細かいことを書いてほしいとリクエストをいただいてきました。


それでも、あくまでもBlueprintsやAICPAのサイト(記事)から分かることしか書いていません。

何がソースかという質問は何度もいただくのですが、秘密の情報源があるわけでも、裏で誰かと情報共有をしているわけではありません。

ただ愚直にAICPAサイトのサイトを隅から隅までチェックして情報を仕入れています。


まるで私がUSCPA受験生に、情報共有をするようにすすめていると誤解されるようなことが広められており、非常に悲しい思いをしています。

試験を受け終わったら、すぐにメモをしておくことをオススメしているのみです。

合格であっても他の科目に役立てられますし、不合格であったらもちろんリベンジの勉強計画で重要な情報となります。

私が「メモをして他の人にSNSで共有しろと言っている」と曲解されているのは、広めている人に悪意があるとしか思えません。


2024年4月5日バージョンのCandidate Guide


2024年4月5日バージョンのCPA Exam Candidate Guideが公表されました。


どんな変更があったのかと言うと、以下の2点。

  1. 受験に割り当てられる時間の図解が、新試験の科目に更新。

  2. NASBAがスコアりリリースしない出願州がカリフォルニアだけに。

なぜか新試験の科目に更新されていないと思っていて、3ヶ月。
やっと更新されていました。

カリフォルニア、イリノイ、メリーランドはNASBAがスコアリリースしない3州だったのが、カリフォルニアだけになりました(なぜイリノイとメリーランドが切り替えたのかは不明)。



今まで、スコアリリースの日は、カリフォルニア・イリノイ・メリーランドの3州の受験生は、スコアリリースがなかなか出なくて愚痴を言う人が多かったです。

この3州のツイートを参考にしてしまっている日本のUSCPA受験生がいましたが、別プロセスだったので、参考にしても意味なしでした。

今後は、カリフォルニアの受験生のツイートだけは参考にしないこと。



BARの学習は何から始める?


FARに続けてBARの学習をする場合は、BARの中でも旧FARの内容から学習するのが効率的でしょう。


BARの出題範囲とBEC・旧FARの関係


アビタスのUSCPA受講生の場合は、BARの1章から12章はBECの内容で、
13章から29章はFARの内容なので、13章から学習を始めるといいでしょう。

アビタスのBAR章立て


BARについては、学習優先度も大事ですし、効率的に学習を始めるのも大事。

BARの内容は難しいので、しっかり作戦を立てた人と、何も考えなかった人とでは、必要な学習時間に大きな差が出るでしょうね。


USCPA合格者数って日本では何人くらい?


2023年度のUSCPA全科目合格者は何人くらいなのか?

日本人(または日本での受験者)だけでは、全科目合格者は何人いるのか?


ちょうどそんな質問をされて、州ごとには発表しているけれど、国籍別や試験会場国別には発表してないなあと思っていたところ、アビタスが発表。

2023年度の全科目合格者は800人超え。

アビタス受講生は日本人受験生の8割以上を占めているとの認識。

なので、他のUSCPA予備校の全科目合格者を足しても、合計で1,000人はいないくらいでしょう。

2022年度の全科目合格者は700人だったようなので、USCPA合格者は右肩上がりで増えていると言えますね。


2024年3月のUSCPA情報


BARの学習優先度表


USCPA試験の選択科目ではBARを選ぶ人が多いと思います。

BARは難易度が高い論点が多いため、何をどのくらい頑張ればいいか迷う人も多いでしょう。

アビタスのアドバイスを考慮して「自分ならこのような優先度で勉強する!」という学習優先度表を自分なりに作るとこのようになります。


BAR学習優先度

MC問題での基本的な問題は確実に正解できるように。

特に、出題分野3の公会計は特に得点源にしたい。

それから、出題割合の多い、出題分野1のビジネス分析。

最後に、可能な限り出題分野2の応用的な会計論点を詰めていく感じ。。


USCPA試験受験中の休憩時間


USCPA試験では、テストレットとテストレットの間しか休憩ができません。

テストレット中に途中退出でお手洗いに行こうとする受験生がいますが、違反ですのでやめましょう。



タイマーが止まるテストレット3の後だけではなく、他のテストレットの後でもタイマーは止まらないけれど休憩は可能。

なので、テストレット3の後だけではなく、お手洗いに行きたい場合は行ってしまいましょう。

ただし、テストレット3以外で休憩する場合は、10分以上休憩するとBoA(会計士委員会)にプロメトリックから連絡がいくそうです。

なので、必要以上に休憩するのはやめた方がいいでしょうね。



USCPA試験の必須科目の2024年1Q受験最終日



本日、USCPA試験の必須科目(FAR・AUD・REG)の2024年1Qでの受験最終日でした。

どの必須科目を受験した受験生が多かったのか、アンケートを取りました。


結果は、FARの受験者が約50%と一番多く、予想通りでした。

USCPA試験2024年1Q必須科目受験者数


次にBARに進む方とAUDに進む方と別れている感じがします。



USCPA試験の洋書問題集はGleimがおすすめ!


USCPA試験の洋書問題は、長らくWileyのTest Bankをおすすめしてきました。

ですが、Wileyが2023年11月にTest Bankを単科販売しなくなってしまい、何をおすすめするか検討し続けていました。

ブログではGleimをオススメし始めたのですが、新USCPA試験になったこともあり、使った人からのフィードバックを待っていて。

やっと、新USCPA試験でGleimを使った人からフィードバックが集まり、いまのところ良いものしかないため、おすすめする決心をしました!


とはいえ、Wiley Test Bankが1科目150ドルだったのに、GleimのMega Test Bankだと250ドルもして高い!

GleimにWileyより安くなるように50%割引をお願いしたら、OKが出ました。

125ドルで買えますので、使ってみたい人はぜひ。


GleimのMega Test Bankの50%割引の連絡先は、こちらを見てくださいね。


「USCPAどこのブログ」の読者さん向けに50%割引を出してもらったので、Twitterでも連絡先を書かなくてごめんなさい。


ちなみに、Gleimから紹介料や仲介料がもらえるわけではありません。

純粋にお手頃だったWileyが使えなくなって困っているアビタス受講生が多く、フィードバックが良かったGleimが安く使えたらいいなと思っただけです。



USCPA試験の改正に関する出題方針


最近、USCPAの教材が改正を反映していないとの声をよく聞くので、改めてAICPAのUSCPA試験に関する出題方針「CPA Exam Policy on New Pronouncements」をXでお知らせしてみた。


法改正があっても、すぐにUSCPA試験で出題されるわけではないのですよね。


そもそも試験なので、仮定があるので、各科目のBlueprintに書かれている「Section Assumption」は読んでおいた方がいいでしょうね。

たとえば、REGの「Section Assumption」はこんな感じ。


実務ではこうなのに、USCPA試験では違うなどと文句を聞くことがありますけど、あくまでも試験なので。。


USCPA(米国公認会計士)とACCA(英国勅許公認会計士)の比較


最近質問が増えてきたのが、USCPAとACCAのどちらに挑戦するといいのかというもの。

USCPAの一択だと思うのですが、ACCAもいい点はあるので、しっかり比較してみました(ACCAの情報が少ないので疲れました)。

ACCAはUSCPAなら13科目中8科目免除になるので、USCPA合格後にACCAに挑戦するというのはありかもしれません。

米英公認会計士、っていいかも。


USCPA(米国公認会計士)とACCA(英国勅許公認会計士)の比較は、こちらが詳しいです。



TBS問題での数字の入力についての留意点


最近、質問をいただいた中で多かったのが、TBS問題での数字の入力について。

問題文に指示があるので、それに従えばいいですね。


仕訳の金額を入力する場合、金額が大きい順番にする?

→そんなルールはないです。

勘定科目、金額、借方(Debit)貸方(Credit)が合っていれば正解になります。

四捨五入はする必要がある?

→問題文に指示があるので、よく読んでください。

「A will be automatically rounded to the nearest dollar.」
→Aの四捨五入は自動で行われるので、気にしなくていいでしょう。

「Enter A rounded to two decimal spaces.」
→Aの小数点第3位を四捨五入し、小数点第2位まで回答します(小数点第2位で四捨五入ではないので注意)。

符号はプラスとマイナスのどっち?

→問題文の指示に従う必要があります。

「Enter A as positive whole values and B as negative whole values.」
→Aはプラス、Bはマイナスにします。

マイナスは「ー」をつければよく、自動的に「(  )」になります。


USCPA試験合格者からのアドバイス にもまとめてありますので、参考にしてください。



2024年のUSCPA試験合格率予想


最近、2024年のUSCPA試験の合格率について聞かれることが増えています。

どうなるか未知数なのですが、アメリカのCPA教材のプロバイダーなどは、2024年のUSPCA試験の合格率について予想を出しています。

どの予想もそこまで大きな違いがないため、1つだけ例に出します。


2024年USCPA試験合格率予想


基本的には、必須科目の合格率は上がり、選択科目の合格率はBECよりは下がるだろうというものです。


あくまでも予想です。

必須科目の合格率は上がると言われていますが、簡単になるという意味ではないので注意が必要ですね。


Blueprintsのスキルレベルと出題形式の関係


AICPAが提供しているBlueprints(ブループリント)にはSkill Levels(スキルレベル)が掲載されています。

Blueprintsのスキルレベル(Skill Levels)

どんな内容が、どんな出題形式で出題されるのか予想ができるので、USCPA受験生は参考にした方がいいでしょうね。

旧USCPA試験では、Blueprints(ブループリント)を参考にしないで合格していたUSCPA受験生もいましたが、効率的に短期合格したければ参考にした方がいいと思っていました。

新USCPA試験では、各CPAプログラムのプロバイダー(日本ではアビタスなど)もBlueprints(ブループリント)を基に教材を用意しており、現時点ではまだまだなところがあります。

なのでUSCPA受験生は、積極的に自分から情報を取りに行った方がいいと思います。


新USCPA試験のAICPAのBlueprints(ブループリント)

新USCPA試験のAICPAのBlueprints



科目別テストレット問題数は?


USCPA試験の科目別のテストレット問題数がやっとAICPAサイトに掲載されました。

USCPA試験の科目別テストレット問題数



テストレット問題数はBlueprintsに掲載されていません。

『USCPAになりたいと思ったら読む本』の改訂版に掲載したいこともあり、2023年8月くらいからAICPAに問い合わせてきました。

Blueprintsに掲載されていないのに「Blueprintsを見てね」と言われたり、担当者によって問題数が違かったり(Blueprintsに掲載されているTBS問題数合計と一致してなかったり)。

結局は『USCPAになりたいと思ったら読む本』の改訂版に掲載するのは断念しました。


何度もAICPAに問いあわせて、やっとAICPAサイトのBlueprintsリンク上に掲載!

正直なところ最初から掲載してほしかったけど、やっと掲載してもらえて謎に頑張った感があります。。



FARとBARの両方で出題されるトピックは?


FARとBARの両方で出題されるトピックは、リース(Lease)と収益認識(Revenue Recognition)です。

Blueprintsを見ると違いが分かりやすいので、BluepintsをベースにFAR・BARのリース・収益認識をまとめました。


FARとBARの試験対策についての詳細は、こちらが詳しいです。



新USCPA試験になって結局どうする?


USCPA試験制度が1月に新しくなって2ヶ月。

徐々に新USCPA試験の情報が集まってきました。

おかげさまで、新試験対応の記事も増やせています。


新USCPA試験になって、こんな問い合わせが増えてきました。

  • どのUSCPAの学校(予備校・講座)がいいのか?

  • 追加教材を使うとしたらどれがいいのか?

  • 試験対策・勉強法はどうしたらいい?


ですので、【新試験対応】USCPA(米国公認会計士)の学校は?教材は?試験対策は?にとりまとめました。

SNSなどでの口コミや、X(旧Twitter)のDMで受験体験をシェアしてくださったUSCPA受験生の意見・感想を反映しています。



2024年4月・5月のプロメトリックテストセンター予約情報


2024年4月分のUSCPA試験が予約できない日はプロメトリックから確認が取れました。

5月分はまだ確認できないのですが、期間限定試験が入ると思われる日は判明。


選択科目の第2四半期ぎりぎりに受験しようとしても、予約できるか不明。


ちなみに、USCPA試験のスコアリリースはこちら。


新USCPA試験になって、受験できない期間があるのに、さらに予約できない期間もあって、USCPA受験生を悩ませますね。

おそらく席が解放されると思うので、コツコツと勉強しながら待ってください。

プロメトリックには、USCPA試験の予約ができなくて困っている旨を伝えておきました。



2024年2月のUSCPA情報


USCPA試験の再出願のルールは?


USCPA試験の再出願についてのお問い合わせが多いです。

質問内容は毎回ほぼ同じ。

アビタスの受験マニュアルやAICPAのCandidate Guideにも、再出願のルールが書いてあります。

でも、同じお問い合わせが絶えません。


USCPA試験の再出願に関する情報が、構造的・網羅的ではないからかと思い、マインドマップでまとめてみました。

新USCPA試験になって、選択科目があるので少しだけ複雑ですね。

USCPA試験の再出願のルール


これで、USCPA試験の再出願についての疑問が解決すればいいのですが。


USCPA試験のプロメトリックテストセンターの空席確認と予約方法について、リスケ・キャンセル・再出願も含めて、こちらにまとめてあります。



2023年度のUSCPA試験合格率は?


2023年度のUSCPA試験の合格率が公表されました。

2023年4QのBECの合格率が低すぎます!

よって、年平均合格率も低くなっています。


USCPA試験の2023年合格率(四半期ごと)


最近のUSCPA試験の合格率の推移をみても、2023年は既に合格率がガクンと落ちているのが分かります。

USCPA試験の合格率推移



USCPA試験の年平均合格率



USCPA試験制度変更のたびに、合格率は下がってきました。

ですが、2023年にこんなに下がったのは、明らかにBECの駆け込み受験のせいですね。

2024年にはBECという科目がなくなってしまうので、多くの受験生が準備不足のまま受験したのでしょう。

Beckerなどは、BECには必ず合格しておけ!などと注意喚起していたので。

USCPA試験の合格率については、こちらを参考にしてください。



新USCPA試験のREGはどんな科目?試験対策は?


新USCPA試験のREGは、旧USCPA試験のREGと何がどう違うのでしょうか?

REGはどんな科目で、どう対策をすればいいのか。
①REGはどんな科目か?
②REGの試験対策は?
③REGの出題傾向は?
④REGについてのよくある質問

USCPA試験のREGはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説を参考にしてくださいね。



新USCPA試験のAUDはどんな科目?試験対策は?


新USCPA試験のAUDは、旧USCPA試験のAUDと何がどう違うのでしょうか?

AUDはどんな科目で、どう対策をすればいいのか。
①AUDはどんな科目か?
②AUDの試験対策は?
③AUDの出題傾向は?
④AUDについてのよくある質問

USCPA試験のAUDはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説を参考にしてくださいね。



新USCPA試験のFARはどんな科目?試験対策は?


新USCPA試験のFARは、旧USCPA試験のFARと何がどう違うのでしょうか?

FARはどんな科目で、どう対策をすればいいのか。
①FARはどんな科目か?
②FARの試験対策は?
③FARの出題傾向は?
④FARについてのよくある質問

FARはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を参考にしてくださいね。



新USCPA試験でのダミー問題の数は?


新USCPA試験でもダミー問題(Pretest Questions:採点されない問題)は出題されます!

ただし、何問ダミー問題が出題されるかは不明。

AICPAとNASBAに、ダミー問題の数を問い合わせていました(2週間前に)。

NASBAからは、早々にわからないと回答あり。

AICPAからは、やっと回答が来たと思ったら言えないとのことでした。

AICPAからのダミー問題の数に関する回答


旧USCPA試験でのダミー問題の数は公表されていたのに、新USCPA試験では公表されないのはなぜでしょう?

担当者によって違うことを言う場合があるので、もうしばらくしたら再度きいてみましょう。

USCPA試験のダミー問題については、こちらを参考にしてください。



新USCPA試験制度での再出願ルールは?


「USCPA試験を受験して、不合格を確信したので、スコアリリースを待たずに再出願できるか」というお問い合わせをよくいただきます。



新USCPA試験制度になったからといって、旧USCPA試験制度だった頃と何かルール変更はないです。

あえていうなら、複数科目の出願が同時にできなくなったくらいでしょうか(併せてFeeの体系や手続きが多少変わりましたが)。

新USCPA試験制度になったばかりの2024年1Qは、スコアリリースに時間がかかりますよね。

なので、スコアリリースを待てないというUSCPA受験生が多くいるのも理解できます。

ですが、この点に関してはルール変更はないですし、救済措置のようなものもないです。


米国の受験生がよくNASBAのポストに、スコアリリースまで時間がかかりすぎると批判のようなコメントをしていますよね。

スコアリリースまで時間がかかるというのは、1年以上前から告知されていましたし、試験の主催者が決めたことを批判したくらいで変えられるとは思えません。


賢い受験生は、早めに勉強のスケジューリングをし、愚痴を言わないで済むようにしています。

モチベを保ってコツコツ勉強していますよ。


新USCPA試験のISCはどんな科目?試験対策は?


新USCPA試験では、選択科目でISCを選ぶ人がかなり少ないです。

ISCはどんな科目で、どう対策をすればいいか。
情報が少なすぎますよね。

①ISCはどんな科目か?
②ISCの試験対策は?
③ISCの出題傾向は?
④ISCについてのよくある質問

ISCはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説を参考にしてくださいね。



新USCPA試験のTCPはどんな科目?試験対策は?


新USCPA試験では、選択科目でTCPを選ぶ人が少ないです。

TCPはどんな科目で、どう対策をすればいいか。
迷子になっている人が多い印象です。

①TCPはどんな科目か?
②TCPの試験対策は?
③TCPの出題傾向は?
④TCPについてのよくある質問

TCPはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説を参考にしてくださいね。


うんうん言いながらTCPの記事を書き終わったら、櫻井先生のTCP学習法ガイダンスがちょうどアップされていました!


アビタス受講生でTCP受験予定の方は、これは見ておいた方がいいですね。

櫻井先生は本当に説明が上手です(櫻井先生ファンなんです!!!)。



新USCPA試験のBARはどんな科目?試験対策は?


新USCPA試験では、選択科目でBARを選ぶ人が多いです。

BARはどんな科目で、どう対策をすればいいか。
質問をいただくことが増えたので、取りまとめてみました。

①BARはどんな科目か?
②BARの試験対策は?
③BARの出題傾向は?
④BARについてのよくある質問

BARはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説を参考にしてくださいね。



新USCPA試験での科目別の時間配分


新USCPA試験での科目ごとの時間配分の記事を更新しました!

2024年新試験での科目別の時間配分は、こちらを参考にしてください。


AICPAに問い合わせて、テストレットごとの問題数がやっと判明したためです。

ちなみに、アビタスの「受験直前ガイダンス」に書かれているテストレットの数は間違っていますので注意(2024年2月17日時点で)。


新USCPA試験のおすすめの時間配分



どの科目も試験時間は4時間。

そして、テストレット3でちょうど半分、2時間くらいと想定されています。

テストレット3で半分ということで、タイマーの進まない休憩が設定されているので。

ですので、時間配分も、テストレット3までで2時間くらいになることを想定して調整しています。


ただし、アビタスのMC問題のおすすめの時間配分はちょっと短いので、少し長くしています。

旧試験の際は、MC問題で焦ってしまいさっさと解いてしまったため、不合格になってしまった人がいたため。

とはいえ、MC問題で時間をかけすぎて、TBS問題の時間が足りなくて、不合格になってしまった人もいます。

なので、自分なりの時間配分を決めて、それに沿って本番は解いていくタイムマネジメントが大事ですね。



新USCPA試験のテストレットごとの問題数は?


新USCPA試験の問題数は、MC問題数とTBS問題数はBlueprintsに記載されています。

ですが、テストレットごとの問題数は記載されていません。

そのせいか、何問出題されたのか、新USCPA試験を受験した方の情報が既にバラバラです。

AICPAに問い合わせて、テストレットごとの問題数を確認しました。


結論から言うと、FAR、AUD、BAR、TCPは全7問ですが、T3が2問、T4が3問、T5が2問だそうです。

新USCPA試験のテストレット問題数

アビタスの資料と異なっているので、アビタス受講生は注意。



新USCPA試験もリサーチ問題はある?


「新USCPA試験ではリサーチ問題が出なかった」と言っているUSCPA受験生が多い気がします。

ですが、全科目でリサーチ問題は出題されています。

全科目のBlueprintに出題されると書いてあるので。

おそらく、リサーチ問題が出題されていても気がつかないのでしょう。

今までの「純粋なリサーチスキルを試す問題」ではなくなっているので。

たくさんの資料がExhibitsにあった!と言っている場合、それはリサーチ問題の資料の可能性もありますね。



新USCPA試験では、BARはGASBのリサーチ問題が出る可能性があるようです。
また、ISCに関しては参照先が明確ではないです。

ISCはまだ不明な点が多いですね。。


USCPA試験のリサーチ問題については、こちらを参考にしてください(ただし、新試験の対策は情報が少ないためまだ保留中です)。



2024年1Qはどの選択科目を選んだ受験生が多かった?


選択科目はBAR(ビジネス分析と報告)、ISC(情報システムと統制)、TCP(税法遵守と税務計画)の3科目あります。

2024年1Qは、どの選択科目を受験した受験生が多かったのか。

選択科目3科目の割合を知りたかったので、選択科目受験最終日の今日、アンケートを取りました。


結果は、予想通りBARが多かったです。


ざっくり、10人中9人がBARを受験したと考えるとわかりやすいですね。

ISCを受験した方がいたのには驚きました!

どの選択科目にするか迷っている人が多いので、参考になれば。

今後は、毎回アンケートを取ろうと思います!


USCPA試験の選択科目の選び方は、こちらも参考にしてください。



選択科目の2024年1Qでの受験最終日前日は大雪!受験できない場合は?


本日、USCPA試験の選択科目の2024年1Qでの受験最終日でした。

あいにく、昨日から雪が降り始め、受験に影響が出るかと思いましたが、交通機関に大きな影響はなかったようです。

交通機関の遅延などで受験できない方がいるかもしれないと思い(新幹線や飛行機で受験地に向かう方もいるので)、プロメトリックには電話で確認しておきました。


今回は必要がなかったようですが、今後どなたかの参考になればいいなと思います。

時間までにプロメトリックテストセンターに着かなかった場合の対処方法↓


2024年1月のUSCPA情報


科目合格実績の30ヶ月への拡大延長は?


USCPA試験の科目合格実績については、以下の3パターンがあります。

  1. 延長(TP)

  2. 復活&延長(CRI)

  3. 拡大(UAA)


今のところ、拡大(UAA)は、出願州によってはルールを決めているところ。

引き続きNASBAに確認を続けていきます。



出願は1科目ずつしかできなくなっています!


出願は1科目ずつしかできなくなっています。

2024年第一四半期は、スコアリリースまで長いので2科目受験したいという人が多く、2科目分出願できるかという質問が増えています。


新試験になったタイミングではなく、2023年8月29日に変更となっています。

Feeの体系が変わったと考えてください。

以前は試験料は全部の州で同じだったのですが、今は異なります。



リリース問題(Released Questions)の分類表がアビタスにより作成されました


アビタスが旧試験でのリリース問題(AICPA Released Questions)の対応表を作成してくれました!

USCPA受講生からのリクエストが多かったので、それに応えたものでしょう(どこにもリクエストが来ていましたが、ポリシーで対応はしていませんでした)。


対応表を含め、リリース問題(Released Questions)の詳細はこちらを参考にしてくださいね↓



新USCPA試験のCandidate Guideが更新されました


USCPA試験のCandidate Guideが更新されました。

2024年1月4日バージョンはこちら↓

https://nasba.org/wp-content/uploads/2024/01/CPA-Exam-Candidate-Guide_01042024_Updated.pdf



まだ読んだことがない方は、ぜひ新USCPA受験前に一読しておくことをおすすめします。


サンプルテスト(Sample Tests)の問題の科目区分


USCPA試験のサンプルテスト(Sample Tests)は、新試験に対応して科目別ではなく1つになってしまっています。

どの科目の問題かまとめているので参考にしてください。

USCPA試験のサンプルテスト(Sample Tests) 科目


リリース問題(Released Questions)についても、FARのリリ問をFARとBAR、REGのリリ問をREGとTCPに分けてほしいとリクエストをいただきます。

これはなかなか難しいですね。



新USCPA試験を受験した方たちの感想


2024年1月10日に新USCPA試験が開始して、ボチボチ受験した方たちの感想が出てきました。

まだアメリカ人USCPA受験生の感想は集められていませんが、前評判の通りとの感触。


テストレットごとの問題数が今まで不明でしたが、そろそろ情報が出てくるのでアップデートできそうです。



プロメトリックの予約ができない!


USCPA試験のプロメトリックの予約がなかなかできないようですね。

旧試験の駆け込み受験の時もそうでしたが、新試験でも予約に難航している受験生が多いです。

3月の予約について「空きが全くないが、まだ予約できないのか?」「まだ予約が始まっていないのか?」とお問い合わせをいただきます。

ただ空きがないだけです。


空き状況をちょこちょこ見ていると、空きが出るタイミングがあります。

キャンセルが出るのを待つしかないですね。


科目合格実績の延長がまだされない?


新USCPA試験への移行に関し、2024年1月1日時点で有効な科目合格実績は、2025年6月30日まで延長されます。

ですが、2024年1月9日時点でも延長されていないUSCPA受験生がいます(1月21日でもまだまだいます)。


NASBAに問い合わせたところ、手動で1つ1つ延長しているので、時間がかかっているとのこと。

なんと自動ではなく、手動!

NASBAのシステムは随分とアナログですね。。


新USCPA試験開始!


2024年1月10日から新USCPA試験が始まります。

東京お茶の水のプロメトリック試験会場の予約状況を見たところ、さすがに1月10日初日は予約が埋まっていませんでした。

選択専門科目は特に、準備が間に合わず、初日から受ける人は少ないかもしれません。


スコアリリースはこんな感じ。

2024年新USCPA試験スコアリリース


プロメトリックの方に1月でUSCPA受験ができない日を教えていただいていますので、参考にしてください。

ただし、1月24日など、受験できないと聞いたのに受験できる日になっていることもありますので、ご注意ください。


プロメトリック試験会場の空きを確認したい場合、予約を入れたい場合は「USCPAプロメトリックテストセンターの空席確認と予約方法」を参考にしてください。

NTSがまだ発行されていなくても、空きの確認だけは誰でもできますよ。



USCPAの需要増?プライム市場で英文開示義務化へ


プライム市場で英文開示義務化ということで、USCPA(米国公認会計士)の需要がますます高まると話題になっていました。


個人的には、以前から英文開示業務(英訳)をUSCPAとして任されていましたし、そのような業務でUSCPAが求められていることは感じていました。

ですので、いまさらなぜ話題に?とは思いますが、USCPAが注目されて、USCPAになりたいと思う方が増えるのは嬉しいことです。


USCPAとして本業で翻訳業務を任されるのはもちろんのこと、副業で翻訳をやるのもおすすめです。


自動生成AIで翻訳はできますが、まだまだなところがありますので、下翻訳はAIに任せて、内容チェックはUSCPAがやる。

そんな役割分担がこれからもしばらくは続くでしょうから、USCPAの需要もますます高まるでしょう。



2024年のUSCPA試験スコアリリーススケジュール


2024年のUSCPA試験のスコアリリーススケジュールは既に公表されています。


2024年は四半期ごとに一度のスコアリリース。

さらに、必須コア科目(FAR・AUD・REG)と専門選択科目(BAR・ISC・TCP)でスコアリリースの日が異なります。

「USCPAどこのブログ」スコアリリースの記事


コア必須科目の2024年Q1(1月10日から3月26日までの受験、6月4日スコアリリース)、選択専門科目の2024年Q1(1月10日~2月6日の受験、4月24日スコアリリース)について。

結果表示とスコアリリースの時間は、今のところ以下のように予想しています。


「USCPAどこのブログ」スコアリリースの記事


おそらく、2023年と同じく、2024年第1四半期もフライングスコアリリース(結果が先に表示され、スコアが後で表示される)になると予想します。

ただ、結果表示については受験生によってばらつきがあります。

頑張って夜更かしするのではなく、朝起きて一息入れてから確認するのがいいと個人的には思っています。


USCPA試験のスコアリリースの詳細は「【2024年】USCPAスコアリリース(結果発表)日本時間ではいつ?」を参考にしてください。



新USCPA試験のCandidate Guideが出ています!


2024年1月からの新USCPA試験に合わせて、Candidate Guideが更新されています。

https://nasba.org/wp-content/uploads/2023/12/CPA-Exam-Candidate-Guide_12142023.pdf


ぜひ新USCPA受験前に一読しておくことをおすすめします。


日本のUSCPA受験生の多くは、USCPA予備校から試験の情報を得ているので、必要ないかもしれません。

ですが、本来はこのCandidate Guideは受験前に全ての受験生が読むこととされています。



スコア・パフォーマンスレポート・NTSにアクセスできない場合


まだ2023年12月27日のスコアリリースの情報が出ていない人がいるよう。


ノースカロライナ州のBOAが、スコア・パフォーマンスレポート・NTSにアクセスできない場合、スマホではなくコンピュータならアクセスできる場合があるとポストしています。

違うデバイスやブラウザーを使ってみてから、BOAやNASBAに問い合わせるようにアドバイスしています。


2023年12月のUSCPA情報



12月27日のスコアリリース遅延


何人かスコアがでていないという問い合わせをいただきましたが、まだすべてのスコアが出たわけではないようです。

それほど多くはありませんが、10営業日ほどスコアリリースが遅くなってしまう受験生がいるよう。


駆け込み受験が多かったわけですね(ここ最近ずっと多かったですが)。

特にBECはWC問題の分析に時間がかかってしまい、スコアリリースが遅れてしまったということのようです(これまでも遅れることがありましたが)。

クリスマスに間に合わないどころか、年明けになってしまうのは、モヤモヤしますね。



新試験になってからの1回目のスコアリリースも大丈夫かなと少し心配にはなってしまいます。

必修コア科目のスコアリリースには時間がかかるのは、Additional Anlaysis が必要なのでと書いあります。

その説明が今回のBECのスコアリリース遅延と同じなのが気になるところ。



スコアリリース(11月27日~12月15日受験の結果発表)


12月27日が現行試験での最後のスコアリリース日。

アメリカの受験生は、NASBAのXのポストに「クリスマス前にスコアリリースしてほしい」「クリスマスプレゼントにしてくれ」などとリプライしていますね。

残念ながらクリスマス前にスコリリはされません。

フライング合格発表は継続される見込み。

つまり、結果(合否)だけ先に表示。


日本時間でのスコアリリースの予測は以下のようになります。

結果の表示:12月26日の夜中11時30分すぎ

スコアの表示:12月27日の午前10時近く


前回は、結果の表示は12時近かった人が多かったようです。

とはいえ、午前2時くらいに確認できた人もいて、幅がありました。


詳しくは「USCPAスコアリリース(合格発表)日本時間ではいつ?」をご覧ください。



現行USCPA試験終了


2023年12月15日が現行USCPA試験制度での試験最終日。

20年に及ぶ現行USCPA試験制度が終了しました。

2024年1月10日にCPA Evolutionと呼ばれる新試験制度が開始。


USCPA試験制度の変遷については、こちらを参考にしてください。

紙試験だった頃の情報も詳しくまとめています。



2024年1月のプロメトリックテストセンター予約情報


プロメトリックに2024年1月のテストセンターの予約について問い合わせました。

2024年1月は予約できない日が多いですね。

すべての試験が予約できないのではなく、年間契約の試験が入っているためUSCPA試験は予約できないということのようです。

2024年第1四半期はスコアリリースが遅いので、いつ受験するか迷いますよね。

好きな日に受験できるならまだしも、こんなに予約ができない日が多いとは。

受験スケジュールに支障が出る受験生が増えそうですね。

プロメトリックの空席確認は、NTS(受験票)がなくてもできます。

USCPAプロメトリックテストセンターの空席確認と予約方法」を参照してくださいね。


『USCPAになりたいと思ったら読む本』改訂版刊行


私事ですが、『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』の改訂版を中央経済社さんから刊行させていただきました。


他の記事に詳細を書いておりますので、お時間に余裕がございましたらお目通していただけると嬉しいです。



スコアリリース(11月1日~11月26日受験の結果発表)


12月5日がスコアリリース日ですが、フライング合格発表は継続されました。

つまり、結果(合否)だけ先に表示。


結果の表示:12月4日の夜中11時くらい

スコアの表示:12月5日の午前9時半くらい


夜中11時と予想しましたが、12時近かった人が多かったようです。

5日の午前2時くらいに確認できたり、幅がありました。

このフライングスコリリは、Eyball Trickと同じ一種のエラーで、バッチ処理的に表示されているから時差があるのでしょう(NASBAは最初エラーと言ってました)。

つまり、一気に表示できるわけではなく、科目ごとにまとめてデータをアップロードしていくわけですね(どの出願州なのかも影響すると思います)。


詳しくは「USCPAスコアリリース(合格発表)日本時間ではいつ?」をご覧ください。



ニューヨーク州の合格実績有効期間が30ヶ月に


ニューヨーク州が、USCPA試験の科目合格実績の有効期間を30ヶ月にすると発表!

2024年1月開始の新USCPA試験から適用とのこと。


ワシントン州は36ヶ月ですが、ニューヨーク州は30ヶ月にするようです。

今のところ、アラスカ州とグアムも30ヶ月にする方向のようです(モンタナ州だけ未公表)。


情報が入ってきましたら、また更新します。


2023年11月のUSCPA情報


ワシントン州の合格実績有効期間が36ヶ月に


ワシントン州は、USCPA試験の科目合格実績の有効期間を36ヶ月にすると発表!


現在18ヶ月の科目合格実績の有効期間を30ヶ月にするという話は以前から出ていました。

ですが、まさか30ヶ月ではなく36ヶ月に落ち着くとは!

ワシントン州だけ36ヶ月なのか、他の州も36ヶ月にするのか。

これは注目です。


新USCPA試験の選択科目の出願開始


とうとう、新USCPA試験の選択科目出願受付が開始。

日本のUSCPA受験生の多くが出願する、アラスカ、グアム、モンタナ、ニューヨーク、ワシントンは、2023年11月27日から受付。


少し前まで、BECで受けるか選択科目で受けるかで迷っている人が多く(たくさん相談もいただきました)。

今は、選択科目をBARにするかTCPにするかで迷っている人が多く(そこまで多くないですが、相談をいただきました)。

BARはボリュームがあるけれど、現行のFARとBECでカバーできるので無難。

アビタスもBAR対策は着々と整えられてきているし。


TCPはボリュームがないので魅かれるけれど、完全に新しい分野の出題があるのと、TAX関連の仕事をする予定がないのでやめておこう。

アビタスもTCP対策はまだ手薄な印象。


選択科目はそこまで予約が難しくなるか分からないのですが、四半期ごとに1ヶ月間しか受験期間がないので、早めに予約しておいた方がいいでしょうね。

USCPA新試験の選択科目については「新USCPA試験の選択科目の選びかた」を参考にしてください。


2023年3QのUSCPA試験合格率(Pass Rate)


USCPA試験の2023年第3四半期の合格率(Pass Rate)が公表されました。

毎四半期、3回くらいAICPAに問い合わせないと公表してくれないです(以前は何も言わなくても公表していたのになぜでしょうね)。


2023年3QのUSCPA合格率は、BECとAUDの合格率が大きく下がりました。

予想通り。

というのは、BECとAUDは駆け込み受験をしている人が多い印象だから。

新試験で選択科目を受けたくない人がBECを受けようとしているし、AUDは負担が増えるのでなんとか現行試験で合格してしまおうとしているし。

通常は3Qの合格率は上がるのですが、これだけ駆け込み受験が増えれば、準備不足の人が合格率を下げてしまいますね。


USCPA試験の合格率は「米国公認会計士(USCPA)の合格率は高い?合格率が高くてお得なのはいつ?」を参考にしてください。

2023年3Qの合格率も更新しました。



Wiley(ワイリー)Test Bankの単科購入はできず


昨日のスコアリリースで不合格となった「USCPAどこのブログ」の読者さんからWiley(ワイリー)Test Bankについてお問い合わせをいただきました。

WileyのTest Bankについてだったので、Wileyに代理で問い合わせていましたが、1科目ずつのTest Bank購入はできなくなったそうです。

2023年10月31日付で、Wiley Efficient Learningのプラットフォームは、買収したUWorldのプラットフォームに移行。

今までは1科目約150ドルでTest Bankの単科購入ができていたと思うのですが、UWorldが提供しているパッケージを選ぶしかないそうです(セットで高い、、、)。

「今まで1科目150ドルだったと思うのだけど」とUWorld の Customer Careの人に言ったところ「予算を超えているようでしたら申し訳ない」との回答のみ。


よって、現時点ではおすすめのUSCPAの洋書問題集は、Wileyではなく、BeckerGleimにしています。

また、Darius Clark の 2024 CPAシリーズも、Amazon の Kindle Unlimitedなら無料で使えるので、現時点ではUSCPAの洋書問題集としておすすめしてもいいと考えています。


詳しくは「USCPAの洋書問題集は必要?」を参考にしてください。



スコアリリース(10月20日~10月31日受験の結果発表)


2023年9月15日のスコアリリースから、フライング合格発表がされています。

11月8日のスコアリリースも、11月7日の夜中23時過ぎには結果(PassedかFailed)だけは表示されました。

また、11月8日の午前9時45分くらいにスコアが表示されていました。


夏時間が終わった
ので、日本との時差は14時間ではなく15時間になっています。



USCPA試験の科目合格実績の最新情報


USCPA試験の科目合格実績については、延長(TP)、復活&延長(CRI)、拡大(UAA)と複雑になってきたので、とりまとめました(Xでポストもしました)。

1.延長(TP):新試験への移行に関して、2024年1月1日時点で有効な科目合格実績は、2025年6月30日まで延長 →全部の州で適用、2024年1月以降に実施

2.復活&延長(CRI):コロナの影響に関して、2020年1月30日から2023年5月11日(12月31日にした州もある)までに失効した科目合格実績を復活し、2025年6月30日まで延長 →適用するかは州による

結局のところ、適用するのはワシントンとモンタナ、適用しないのはアラスカ・グアム・ニューヨーク。

  • ワシントン:適用する

  • アラスカ:適用しない

  • グアム:適用しない

  • モンタナ:適用する

  • ニューヨーク:適用しない


3.拡大(UAAモデル規則の改正):CPA増加を主な目的として、科目合格実績の有効期間を18ヶ月から30ヶ月に拡大 →多くの州が実施、2024年1月1日を実施目標、2025年7月1日までに遅くとも実施予定

科目合格実績の期限が30ヶ月になったと言っている人がいますが、まだですよ。


それぞれの施策の実施目的は、以下の3つがメインでしょう。

  • 新試験への移行での受験生の負担を減らしたい

  • コロナの影響があった受験生を救済したい

  • CPAになりたい学生を増やしたい


「米国ではCPAが職業として人気がない」という理由だけでこのような施策を行うわけではないでしょう。

また、USCPA試験が簡単になるわけではないので(たとえば合格ラインが75%から60%になるなど)資格の価値が下がるということもないでしょう。

特にUSCPA合格者が、施策を行う背景を理解せず、色々と言うのはあまり良くないと思っています。




スコアリリース(10月1日~10月19日受験の結果発表)


今回のスコアリリースもフライング発表となりました。

早い受験生は、日本時間の11月2日の22時過ぎには結果が確認できていたようです。

よって、次回11月8日のスコアリリースでも、結果だけは早く表示される可能性が高いです。

とはいえ、夏時間が11月5日に終わるので注意。


2023年11月8日のスコアリリースは、以下のようになると予測

結果の表示:11月7日の午後11時半くらい
スコアの表示:11月8日の午前10時くらい


詳しくは「USCPAスコアリリースはいつ?発表日と日本時間」を参考にしてください。



プロメトリックへの持ち物リスト更新


USCPA試験本番にプロメトリックに持っていくものは変更が多いです。

離月でプロメトリックに持ち物について問い合わせ、最新にするように努めています。

11月1日にプロメトリックに問い合わせ、「USCPA受験当日の持ち物リスト」を最新版にしました。


2023年10月のUSCPA情報


アビタスが新USCPA試験のTCPとISCの教材リリース



2024年1月からの新USCPA試験はコア科目3科目と選択科目1科目を受験することになります。

選択科目は、BAR・TCP・ISCの3科目の中から1科目選ぶわけですが、アビタスはBARだけ教材をリリースしていました。

2023年10月31日にTCPとISCも教材をリリース。

ただし、MC問題とTBS問題は後日のリリースとなるそうです。



新USCPA試験の選択科目については、こちらの記事を参考にしてくださいね。


新USCPA試験をしっかり理解したい時は、こちらの記事を参考にしてくださいね。



ワシントン州がUSCPA試験科目合格実績の復活・延長を決定



ワシントン州の公認会計士協会(Board of Accountancy:BoA)も公表しましたので、参考にしてください。
CPA Exam Score Credit Relief Initiative | Board of Accountancy (wa.gov)


自動的に復活・延長されるので、個別に申請する必要はないようです。

CPA Portal上で確認できるようになるまで時間がかかるようですので、すぐに更新されていなくても心配はいりません。

復活の対象となる科目のNTSを持っている場合は【cri@nasba.org】に連絡すれば、返金などしてもらえる可能性があります。


グアムについては、復活させない(Guam will not adopt the Credit Reliefe Initiative.)との回答を得ました。

ニューヨーク州については、復活はさせないようですが、新試験は科目合格実績の延長(18ヶ月より長くすること)の可能性はあるとのことです。

モンタナ州は、まだ決まっていないと回答が来ています。

アラスカ州は、まだ回答がないです。


ちなみに、以下の州は既にUSCPA試験の科目合格実勢の復活と延長を公表しています。

  • アイオワ州:2020年1月30日~2023年5月11日までに失効→2025年6月30日まで延長

  • アラバマ州:2020年1月30日~2023年5月11日までに失効→2023年6月30日

  • インディアナ州:2020年1月30日~2023年12月31日→2025年6月30日に延長

  • コロラド州:2020年1月30日~2023年5月11日までに失効→2023年6月30日まで延長

  • ワシントン州:2020年1月30日~2023年12月31日までに失効→2025年6月30日まで延長

全ての州で、延長は2025年6月30日までの延長ですが、対象期間は異なるので注意しましょう。



USCPA合格証明書が有料に



USCPAのCongratulatory Letterは、今までは無料で依頼できたのに、今後は25ドル払って注文する形になります。

Successful Candidate Letterという名称(とはいえ、中身はCongratulatory Letterと同じ)になっているので注意。

詳しくはこちらの記事も参考にしてくださいね。


合格証明書以外にUSCPA合格後にやることについては、こちらの記事も参考にしてください。



どこのメディア掲載情報


中央経済社書籍

2023年12月12日に改訂版を刊行!

2024年新USCPA試験制度に対応したものになりました。


会計人コース

『USCPAになりたいと思ったら読む本』に関連して、本書に書けなかったことをもう少し深堀してお話しています。


経済金融メディア ZUU online

『USCPAになりたいと思ったら読む本』のうち、ZUU online読者さん(主にビジネスマン)向けに、本書から抜粋して紹介していただいています。


週間ダイヤモンド

『USCPAになりたいと思ったら読む本』のうち、国際資格の比較を週間ダイヤモンドさんの雑誌・オンライン誌にて参考にしていただいています。

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