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【短答式の勉強で意識した事_その1】

公認会計士試験の勉強を5年9か月続けました。

私は、短答式試験を6回受験しました。
当然5回落ちて6回目に合格しました。
5回落ちた時は当然悔しかったです。
今思えば、落ちて当然という様な勉強方法でした。
6回目に大きく勉強方法を変更し、見事合格できました。


受験の歴史です。
①08年(08年5月)……………..不合格
②09年(09年5月)……………..不合格
③10年1回目(09年12月)….不合格
④10年2回目(10年5月)……不合格
⑤11年1回目(10年12月)….受験せず
⑥11年2回目(11年5月)……不合格
⑦12年1回目(11年12月)….合格
⑤に関しては、「勉強しているのに合格出来ない」という事で、受験するメンタルにありませんでした。
そのため、試験を受けないという選択をしました。

これが、後々に⑦12年1回目(11年12月)の合格に結び付くきっかけになったと、個人的に認識してます。
それは、私と同様に短答式に苦労していた受験仲間が大量に合格したことにあります。
受験する気力があれば、「自分も受かっていたかもしれない」という思いでやり切れない気持ちになりました。
その後、⑥11年2回目(11年5月)に向けて勉強を開始しますが、合格率3.5%という驚異の低さに勝つことは出来ませんでした。

⑦12年1回目(11年12月)に向けて、全て気持ちを入れ替えるため、2010年に合格していたストイックな勉強仲間に相談しました。
この5年間の勉強方法が大きく誤っていることに気づかされました。
「専門学校の中でのみ優秀な成績を収めるための勉強」であり、「公認会計士試験に合格するための勉強」ではありませんでした。

私の11年度までの短答式試験へ向けての勉強は
【講義】
・講義を聞く⇒復習する⇒問題を解く
【短答答練】
・事前に過年度の短答答練で勉強する⇒答練を受ける
【日常の勉強】
・計算、理論共に今年と過年度の短答答練や問題集を中心に実施する
【過去問】
・試験前にザっと確認するために解く

この勉強方法では、専門学校の短答答練では優秀な成績を収めることが出来ました。しかし、本試験になると中々太刀打ちできませんでした。

勉強仲間からは「当然に厳しい」という言葉を貰いました。正直、自分でも認識していました。
計算科目も理論科目も、テキストが重要だという事は分かってました。

勉強する中で、テキストの読込はしんどいし、進んでいる感覚もなく、やっている感じが無いので逃げてました。
短答答練であれば「何問解いた」という達成感を味わう事が出来るし、テキストに比して分量が格段に少ない為「何回転した」という満足感も味わえました。

「何問解いた」という達成感や「何回転した」という「満足感を味わうための勉強」をしており、公認会計士試験の「短答式試験に合格するための勉強」が出来ておりませんでした。

ここで、勉強方法を大幅に変えることになりました。

「その2」に続きます。

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